こんにちは
初めまして方はこちらから。
京都でペットさんの意見を聞きながら遺骨ジュエリーという名でアクセサリーを製作しています。
亡くなったペットさんと飼い主さんを繋ぐ人・マリーmaryです。
愛犬の指示でかんざし作り① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ (完結)
愛犬の指示でイヤリング作り① ② ③ 3.5 ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
そういえば、相棒の制作で一度だけ試してみたことがありました。
私の相棒はとっても赤い服が似合ってたんです。
ヨークシャーテリアとシーズーのMIX犬
ヨークシャーテリアの毛並みで元々黒っぽい子だったという事もあって、私ははっきりした色や赤系を好んで着せてました。
制作時に、赤なんて一言も言わないので何度も
『赤は?』
と聞いていました。
『要らなーい』
という返事ばかり。
あれだけ似合ってたのにな…
【どこかに赤を入れたい】
↑飼い主の願望
という思いがありました。
という事で。
言われてないけどやってみよう
本番じゃないから。サンプルだからできるかも。
そんな思いで赤の着色剤を手に取ろうとした時、手が止まりました。
正確には止められました。
ついでに、制作中の集中力も突然切られました。
強制終了です。
『あー、なんかごめん』
『赤は要らないよー』
『了解です』
そんな会話とやりとりをした事があります。
本人が言った事以外をやると、突然の強制終了でした。
前回の続きで、本日最終回
『今回の制作は終了なんだよね』
『うん、作らないよ』
『まだ何かあるんだよね?』
『あるよー』
『値段?』
『それ、初めに言った』
『他…何だろ?やってほしい事がある』
『違う』
『聞いてほしい事がある』
『うん』
『聞きましょう』
『最近寝てる?』
『寝てるよ?』
『どれ位?』
『ちゃんと寝てると思うんだけど…』
『質問を変えるね、良質な睡眠を取ってる?』
『そういう聞き方をされると自信はない』
『ちゃんと寝てね』
『難しい問題だね』
『出来る限りね。貴方が体調壊すと待ってる子に迷惑だから』
『そこは飼い主さんじゃないんだ?』
『違うよ、待ってるのはペットの子達。貴方の元に運んでくれるのが飼い主の人達。貴方の元に来たい子が子達が飼い主さんを動かしてるの』
『そうだった』
『やる、やらないはペットの子達が決めて飼い主だった人を動かしてるんだよ。もちろん、飼い主さんの意見もあるんだけど、その辺の意思の疎通はちゃんと出来てるよ』
『ほぅ…』
『やろうとしてるのに動けない、やろうと思ってやったらサクサク進む、とかあるでしょ?』
『うん、やりたくてどんなに頑張っても動けない時ある』
『そんな感じ。まぁ、意思の疎通が出来てるから飼い主さんを待たすのも結局はペットの子達が迷惑なんだよね』
『おおぅ』
『だから、貴方は体調を崩さない為にちゃんと寝てね』
『なるほど…了解です。他に言いたい事はある?』
『ないかな』
『んじゃ、今回のイヤリング制作は終了でいい?』
『うん!』
『了解、ありがとう』
そんなこんなで、イヤリング編の終了です。
連載形式で、長々とお付き合い戴きましてありがとうございました。
今後、こんなに細かく制作の会話を載せる事があるかどうかは今の所わかりません。
ここから先は、個人情報となりますので飼い主様の許可が出れば掲載という形になります。
また折を見て相棒の物を作る予定ですので、愛犬の指示で○○制作というタイトルになりましたら連載が始まるかもです。
全然動かしていませんが、Instagram、Twitterもあります。
お仕事の依頼は、LINE公式まで。
繋ぐ人 マリー宛
@627skpbb
Twitterにも書きましたが、最近のキーワードは『猫』みたいです。
よくわかりませんが、兵庫県の友達と連絡を取った方がいい、という事らしく。
急ぎではないらしいので、折を見て連絡しようかと…。