日本ベビーサイン協会認定講師
森本祥子です。
ベビーサイン協会の公式ブログより、こんな記事を見つけました
この記事を読んでいて、ふと思ったこと、
「私、お教室に来てくださっているお母さんに、ベビーサインを教え込まなくちゃ!って雰囲気にしてなかったかなぁ?」
って
そもそも、私が娘にベビーサインをしていた頃、ベビーサインの知識もほとんどないままやっていたため、娘からサインがなかなか返ってこない時期に、
「早くサイン返してくれないかなぁ。」ってすごく娘に期待をしていて、娘からのサインを求めていたように思います
それはまるで、ベビーサインが“お勉強”のようで、娘に教え込んでいるようでした
そして、なかなか娘からの反応がないことが、なんだかしんどかったような
でも違うんですよね
ベビーサインって本来、教え込むものでもないし、お勉強でもない
本当に、“言葉”の1つなんです
例えば、
あなたが日々赤ちゃんに、話し言葉をかけていくことで、自然と赤ちゃんが話し言葉を覚えていって、やがてお話が出来るようになりますよね。
それとまったく同じで、
ベビーサインも普段の語りかけに手を添えていくことで、自然と赤ちゃんが覚えていって、やがてサインでお話をしてくれるようになります。
これは本当に自然なことです。
まだ上手にお話しできない赤ちゃんにとって、
大人に仕草を読み取ってもらったり、指さしなどの数少ないジェスチャーだけのコミュニケーションでは、
赤ちゃん自身が本当に伝えたいと思っていることが十分に大人に伝わりません。
だから、ベビーサインを知った赤ちゃんは、自分からベビーサインを使いたがるようになります
のどや口の筋肉が発達して、上手くおしゃべりができるようになるずっと前から、
ベビーサインを使ってお話しできるということは、赤ちゃんにとってとても便利なことなんです
だから、お母さんが一生懸命教え込まなくても、
普段の語りかけにサインを添えて見せているだけで、
ベビーサインを知った赤ちゃんはやがて、“自然と”自分からサインを使うようになって来ます
ベビーサイン育児をしたいあなたへ
(ベビーサイン教室とプレ・ベビーサイン教室があります)