木と木を刻み加工して接合する様々な継手

その一つの

三枚組接ぎ

 

3等分にして欠き込み嵌め(はめ)合わせる

とってもシンプルな継手です

 

どちらもとがってたら凸接点はあっても衝突ばかり

どちらもへこんでたら凹衝突もなけりゃ接点もなし

色んな凸と凹が居て、合う凸凹と出逢い

いい塩梅に嵌る

人間関係みたいなものです

 

 

…え?違う…?

 

 

合う凸凹と出逢う♡

とかじゃなくて!

いい塩梅に合うように

削るのです!

鋸と鑿でガンガン!ゴリゴリと!

 

♡はいらんっ!

まぁ…いらんこともないけど…

最も要るのは鋸と鑿と技術ー!

 

 

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹

 

 

怒られました…

誰か知らんけど…。

 

 

ということで鑿(のみ)が出てきました

 

 

 

 

 

ゴリゴリゴリ!

 

 

 


ガンガンガン!

 

 

 

 

ガンガンシャリシャリ!

 

 

 

 

ぴた♡

 

 

 

 

 

本当はぴたっ!とはできず

隙間ができました

まぁ人間関係みたいなものです…

(まだ言ってる)

 

 

 

 

後でカットするので

はみ出す様に設計されています

 

 

 

 

引出し蓋の溝はトリマーで

 

 

 

 

オイルを塗って完成です!

 

 

 

 

ビス(ネジ)を使わない継手組み

手道具での作業はまだまだ

練習ある鑿(のみ)!です

 

 

 

隙間ができましたが、宝箱です〜

 

 

 

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自分の使っている板はどうやって自分の手元まで来るのだろう?

 

そんな興味から

 

2020年6月23日奈良県吉野郡にある

上吉野木材協同組合さん

上吉野木材協同組合連合会さん

で行われている

吉野杉・吉野桧の原木丸太木材市にお邪魔し

セリの様子を見学させて頂きました

 

 

 

「セリ」と聞くと

長靴を履いたガラガラ声のおじさんと横たわる魚

が頭に浮かぶ…という方も多いと思いますが

木にも競り市があるんですね〜

 

今回お邪魔したところは

日本有数の木材産地として有名な奈良県吉野

その中でも規模の大きい2つの市場です

 

広大な敷地にその日セリに出される吉野の山で育てられた木が

丸太となって並んでいます

 

 

 

 

1本や数本のセットで売られていて

木の切口にはチョークで1番狭い部分の直径が書かれています

(下の写真は競り終了後で値が書かれているのでモザイクを)

 

 

 

 

木の上に"振り子さん"と呼ばれる市場の職員さんが立ち

「さぁ〜これはナンボ〜 〇〇円〜」

と軽快なリズムで掛け声をかけると

瞬時に購入希望の買い方さんが手を挙げます

手を挙げるというか

顔に止まった蚊を払うかの様な素早く小さな動き

ライバルがいたら値が上がり

誰も手が挙がらないと振り子さんが値を下げていき

ものの数十秒で

カランコロ〜ン

落札者決定で手持ちの鐘が鳴らされます

 

 

 

 

そして次の木、次の木、と流れるように横の木に乗り移り

どんどん競り落とされていく

つ…ついて行けない

ナンボで誰が競り落としたのかわからない…

 

 

 

 

買い方さんは事前に丸太の姿形や切口などを見て回り

購入希望の木の目星をつけています

 

それにしても、むっちゃ早いー

もう終わっちゃったー

 

競りが終わり、ちょこっと立ち話をしていると

この近くで工房やってる人いてるから案内したろか?

と声をかけてくれた方がいて

親切に車で先導して連れて行ってくれました

 

工房の方も見知らぬ突然の訪問者を快く受け入れてくれて

小一時間ほど木工のお話を聴いたり

作られた作品を見せて貰ったり

缶コーヒーまでいただいて帰ってきました

 

初めて木材市を見学して印象に残ったのは…

振り子さんがかっこよかったこと(^^)

そこか!?

あ、顔じゃなくて…

顔まであんまり見てなかったし…

競りの様子が、なんかとてもかっこよかった!

です!

 

もちろん木のことも

途中タイミングを見て側にいた人に

木の見方などを尋ねてみたのですが

みんな親切丁寧に教えて下さる!

ありがたい!

 

あとで行った柿の葉寿司屋さんのおばちゃんもとても親切で

吉野の人々、みんなあたたかく

とっても素敵でした。

 

 

 

この木材市に限らず、その前、その後も

いろんな人の手を経て板を手にできるのですね。

 

 

 

工房のおじさんの作品

 

 

 

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電動工具でビス組みして作ることが主流の現代の家具作り

そんな中、手鋸(てのこ)・鉋(かんな)・鑿(のみ)

など、手道具の使い方や技術を教えてくれる木工教室を知りました

 

電動工具やビス組みでの家具作りをする上でも

昔ながらの基本の手道具の技術を身につければ

様々なことに対応できるようになり

作品の幅も広がる

 

そう思い、木工の基礎を1から教わり約4ヶ月になります

ずっと、ただ木工が好きで独学の自己流でやってきたので

基礎を習うと知らないことがいっぱいあることに初めて気づき

ちょこっとあった小さな自信は一瞬で吹き飛びました

 

あのまま突き進まなくてよかった…

目の前のことだけを考えると確かに遠回りにはなりますが

よかった!

今、強くそう思います

 

 

そんな木工勉強の様子などなど

ずっと書いていなかったので

振り返りで書いていこうと思います

 

 

 

 

ながい前説はこの辺にして

 

まずは鋸から〜

鋸って縦引きと横引きがあるって知ってますか!?

まぁ…それは…

木工やっててそれ知らんかったら…

かなりの強者(^^)

 

ということで

10mmから、1mmずつ減らし鋸で切る練習

まっすぐ90度に切るって慣れるまでは結構むずかしい

最終はペラペラの1mm

これを自分が納得いくまで繰り返し

最初の課題【道具箱】の本番へ

 

 

 

 

材に墨付けし切断

写真はありませんが墨付けのやり方も1から教わりました

 

そして鉋がけ

新しい鉋(日本式鉋)は

まず最初に仕込みをしないと使えないのです

知らなかったー!

なのでホームセンターなど誰もが買える場所で

売りっぱなしで売っている状況、買える状況って

ちょっと…あかんのちゃう???

な感じだということも初めて知りました

 

仕込みは知識がないとできません

仕込みをしないといけないことも知らない人が

購入しても使えない削れない

なんじゃこりゃ!?

不良品か!?

になります

はい、過去のわたしです…

 

 

木口(木の繊維を断ち切った切り口)の鉋がけ

慣れるまでは四苦八苦です!

 

 

 

 

木端(木の繊維方向の切り口)の鉋がけ

 

今回の仕上げはペーパー掛けなので

引っかからないように

専用の道具で釘の頭を沈めます

 

電気焼きゴテで好きな絵や模様・文字を焼きます

紙に印刷したものをトレーシングペーパーで写すので

絵や文字が上手く描けなくても大丈夫!

 

 

 

 

最終仕上げにオイルを塗って完成しました!

 

 

 

 

この道具箱製作では

・スコヤの使い方

・墨付けの方法

・鋸の使い方

・鉋の使い方

など基本の「き」を身につけられました

 

 

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米麹や味噌つくりなどを教えられている

発酵アドバイザーの友人からご依頼頂きました

 

【米麹作り用のもろぶた】

 

わたしも生徒の1人でして

蒸した米を適温になるよう冷ましながら麹菌と混ぜるのですが

もろぶたは、その作業で使う容器になります。

 

ご要望などをお聞きして

こんな感じはどうでしょうか?

とOK頂き製作開始です!

 

ビスを使わない構造の手道具での製作はまだまだ修行中の身

勉強も兼ねてと言うことでご了承頂き

作らせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

材は米松無垢材の板目板です

 

 

 

底板の剥合わせと側板のほぞ穴空けは

ビスケットと角のみ機

側板の溝加工はトリマーを使いました

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぞ凸部分は手鋸で切り

鑿で削り調整して仕上げます

 

 

 

 

取手の接合

 

 

 

水を使うものなので

サンダーではなく鉋で仕上げます

 

 

 

 

面取りも面取鉋で

 

 

 

最後、ほぞに打ち込む楔(くさび)

 

 

 

いよいよ組み上げです

こちらも水を使うものと言うことで米のりは使えず

有害な有機溶剤を含まない防水ボンドを使わせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人のご自宅へ納品に伺い喜んで頂けました

後日、

調湿してくれるし、やっぱ木はいいわ〜

との嬉しいご感想も!

 

オーダーご依頼に感謝です

ありがとうございました!

 

 

米松 無垢材

材厚   18

W(全幅)   710

H(高さ) 120

D(奥行)   400

:mm

 

 

 

ご参考に写真の道具はこちら

 

 

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お久しぶりです!

 

 

 

 

 

縄文時代から昭和までの木造建築に使った道具の

実物や複製を年代順に紹介する展示を行っている

兵庫県神戸市中央区

公益財団法人「竹中大工道具館

※Wikipediaより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらで

「第十回一脚展」が今月22日(火)まで開催中とのことで

初めて竹中大工道具館へ行ってきました

公式HPはこちら

 

兵庫県内で活動する家具作家さん達の作品

「木」が「椅子」として生まれ変わるまでの工程や

組立後は見ることができない仕口等も映像などで見られ

木工に携わる者としてとても興味深いイベント

 

 

 

 

 

一つ一つに物語がある椅子達

作り手の想いに刺激を受けると共に

木工の技術やデザインなどもとても勉強になりました

(撮影許可頂きました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木"そのまま"を生かし楽しむって

素敵だなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この加工、何気にすごい!

 

 

 

 

 

手で削ったものにしか出ない表情

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれもほんとうに素敵でしたが

こちらに心奪われました

木から板、そしてこの曲線に辿り着くまで

どれほどの技術と時間を要したのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗で精巧で素敵な品はその分野の方々がされるので

誰か1人にでも喜んで貰えるような

自分にしかできないものを作ろう

改めてそう思いました

 

一脚展

明日9月22日迄です

 

 

 

 

 

 

 

 

………木工勉強の様子などなど………

 
 
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家具を作るときの工程

 

まずは頭の中で

妄想・想像・構想、します

 

それが固まれば次に製作するための設計図を書きます

いつも、ここにすごく時間をかけます

かかります

 

家具作り、ミリ単位で正確に

ここを間違えたりすると

あとでえらい目をします

 

慎重にやっていますが

未だしょっちゅう製作中に( ・ᴗ・ lll )こんな顔になります

なぜか口元だけは無理に笑ってます

 

幅・高さ・奥行き、組み方、デザイン、材の厚みを計算して+ー

苦手な計算は計算機がやってくれる

原因はこれでしょうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

r

 

 

※現物はこちらです(一部)

https://ameblo.jp/marumaru-bn/theme-10111813045.html

 

 

 

 

簡単な手書きの設計図

設計図というか完成図+数字

決して走り書きのメモではありません‪

 

頭の中のものを紙に書き出し

書きながら詳細なサイズを決定していきます

 

材を家で切断できない為、今迄はほぼサイズカットオーダー

お願いした材が届くとビスや接合の位置などを記して

頭の中の映像とメモ… もとい! 設計図を頼りに製作

 

書いている時はわかっていても

どこのサイズのことか?どっちをどうやって組む設定だったのか?

あとで見たとき自分でも理解でないことがしばしば

 

感覚で書く手書きが好みで

ずっとこのスタイルで行こうと思っていますが

 

これからは、いろんなことが今までとは変わるので

もう少し精密に詳細に製作時にわかる様に

書こうと思う次第であります𓂃𓂂🍃

 

 

 

 

開業した際
あなた方の材を使わせて頂きたい
この人から買いたい

そう希望を抱いている会社があります

 

お付き合いさせて頂きたい

と心から思う

その思いの根源は

一言で言うと「人」です

 

木への想い、経営理念、など

すべてに通じる

人に惚れて心が動かされます

 

商売の場合、

品物の品質、値、安定性、取引の形態、

様々シビアな判断基準もあるのだろうな、と

商売のいろはも知らないド素人ながらに想像をしていますが

 

決定打

自分の場合は「人」です

 

 

 

 

 

 

 

 

このたび素晴らしいご縁に恵まれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

訳あって立てた自分の能力を超えた無謀な計画を改め

遠回りになりますが

基礎の基礎からしっかり学ぶ選択をしました

長い目で、そちらが良いと

自分でよく考え判断しました

 

昔の家具作りを実際には知らず

自身の狭く限られた認識ですが

今の家具作りは機械の有無によって

できることに大きな違いが出ますし

家具作りには多くの機械が必要

それが一般的な現状だと思うのですが

 

機械を使う前に、手ノコ・カンナ・ノミ

昔からある手作業での技術

技術の前に道具の使い方

使い方の前に刃物研ぎ

から教わります

 

こちらの先生へもご縁を広げて頂きました

 

"刃物を研ぐところから"

木工教室と言う名称ですが

ガチの職人さんに弟子入りする

そのように受け止めています

 

 

 

 

そういった理由で開業は一旦保留にすることにしました

その歳で今から修行…!?

はい今からです!

急がば回れ

いろんな商売の仕方があるとは思いますが

心を込めて作り

心から喜んでご購入して頂き

心が通い合うような

自分自身が納得できて生きがいにもなるような

そちらを選びたいと思います

頂き生かされた命を精一杯生きたいと思います

 

"刃物を研ぐところから"

そのお話を聞き

とてもワクワクしました

覚えたい、と強く思いました

やっぱり大好きなんです木と木工が

好きなことができる

とても幸せです

 

 

これまで独学でとても孤独でした

教わったり質問できたり情報交換?吸収?したり

木工のいろんな話ができる

お人と環境に出会えたこと、とても嬉しくありがたいです

そして

今までそれっぽく書いていた記事が恥ずかしいです

お店のブログですので

自分なりに、安心していただけるように•••なんて

どこか力んでいました

 

 

あせらず等身大が良さそうです

 

 

 

 

これからは

木工家具職人を目指す様子なども

背伸びせずありのまま書ければと思います

お楽しみに( ・ᴗ・ )!

 

 

目標屋号「ひととき ー人と木ー」

 

 

 

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初のオーダー依頼

 

【シンク横引出し棚】

 

まだオープン前ですが

お友達が「第1号のお客さんになる!」

とオーダーのご依頼をしてくれました

今年、2020年2月のお話です

 

 

キッチンシンク横の引き出し式隙間棚

食洗機を乗せたいけど

シンクとぴったり高さの合うものがなく

やむを得ずシンク洗い場の上に食洗機を乗せて使用している

とのことで

せっかくの広い洗い場のすべてを使えず

長年不便な思いをされているご様子でした

 

 

写真掲載許可頂きました

 

 

オーダーのご内容は

  • シンクとぴったり同じ高さ
  • 引出し箱部分は今のものを使いたい
  • 余る最下部はそのままでいい
  • 丈夫で頑丈に
  • 端材でもいいのでできる限り底コストで(※)
  • 色は汚れの目立たない濃い目の色
  • デザインなどはおまかせ

※ は友人との個人的なやりとりなので

 

 

どの家具もそうですが

重量のある食洗機を乗せるので特に頑丈さは必須

使っているうちに歪んできた

引き出しがスムーズに開閉できなくなってきた…など

無垢材の個性でももある 0.〜数ミリの収縮は避けられませんが

お客様に不快な思いをさせる訳にはいきません

長期の使用でもそういう不具合が可能な限り起きないように

まだまだ家具作りは初心者マークですが

材の厚さや構造を考え設計させて頂きました

 

単純に材を減らせば当然コストも減ります

頑丈さとの兼ね合い、どこまで減らすか

初めてのオーダーでとても貴重な勉強をさせて頂きました

 

 

ー塗装前の写真からー

興味がおありの方が居られましたら、と

一応詳しい仕様も書かせて頂きます

 

・天板は厚21/幅100、の材3枚を幅つなぎで1枚に

・四方の脚兼枠は厚15/幅96

・引出し箱は軽く、重たいものも入れないとのことで

棚板(引き出しの台)は板を使わず枠を作りしっかり固定

厚15 /幅36

・天板のそり防止土台は厚15/幅96

(すべてmm)

見える部分はビスの頭を隠しました

 

ー後ろ側ー

棚板枠の後方は引出し底面の接する必要な所までにして

横方向の材はなしにしました

本体の上部と下部は固定し

すべて長目のビスを打っていますので大丈夫です

色の付いている材は個人的に所持していた端材

(同じ杉無垢材)

引出しストッパー兼本体の補強と

棚板枠の前側にも補強として使わせて頂きました

 

 

ー塗装後ー

水性ステインの濃い目ブラウンで落ち着いた雰囲気です

水の掛かるシンク横ですので保護と防水のため

着色後、蜜蝋ワックスで仕上げました

 

天板のカット部分は

食洗機の給水ホースをスッキリ這わせられる様にカット

給水ホースの太さ分だけ天板左側を広げ

前面は目隠しをつけました

必要だったかな…?

配線をすっきりさせたい個人的なおせっかいだったかもしれませんが

 

ー納品時の写真ー

引出しもぴったり収まり一安心

やはり実際に収めてみるまでは緊張しました

よかった!ほんとに一安心!

 

 

 

 

最下部、既存引き出しが入らない余った空間は

そのままで良いとのご依頼でしたが

所持していた端材で引き出し化粧板だけを作り

差し出がましく、よかったらどうぞ〜とお渡ししました

引き出し作りは旦那様へ

 

食洗機の設置は旦那様のご帰宅後にされるとのこと

 

 

後日、設置した写真を送って来てくれました

 

ぴったりや〜♪

やっとシンクを広々全面使える〜♪

頑丈で自然素材の着色と保護もありがとう

猫や小さな孫にも安全だね

と大変喜んでくれました

 

喜んでもらえる

こんなに嬉しいことはないです

生計を立てるための仕事ですが

生きがいでもあります

人の笑顔

なによりです!

自分自身の喜びです!

 

ご注文ありがとうございました

 

 

 

 

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ありがたい道具のご紹介です


【竹用ドリルビット】

 

木材にビスを打つ際

よっぽど細いビス以外では木が割れない様に下穴を開けます

ビスの頭を材と綺麗にフラットに出来るように

「皿取り錐」と言うビスの皿の部分をあらかじめ削れる道具なども使います

 

 

 

下穴なしでそのままビスを打つと

ビスの周りの木が割れたり凹んだり盛り上がったりします

例えば、こちら↓は下穴処理したもの

 

ビスの頭を隠す場合はもっと深く掘り

ダボ(木の棒状材)で埋めます

 

上:下穴と皿取りを同時にできる「皿取り錐」

下:穴を埋めるダボを作る埋木錐

 

 

そんな穴を削る道具ですが

柔らかい杉の木などでは削った周りにバリができることが多くあります

バリとは簡単に言うとささくれです

見た目や仕上がりに大きな差が出るのでなんとかしたかった

 

 

 

 

 

 

すると

また来てくれた

 

 

 

 

 

 

 

じゃじゃじゃーん

 

 

 

 

 

 

 

竹コプターーー!

 

じゃなくて

 

竹用ドリルーーー!

 

 

硬く繊維が強い竹でもきれいに穴を開けられるように

切れ味が抜群の竹用のドリルビット(ドリルに取り付ける道具)です

本来、穴空けの道具ですが

先に説明したビスの頭隠し用の穴掘りとしても使えます

 

 

杉の木で試してみると…

 

綺麗!!!

早くてスムーズ!!!

ドリルがスッと入っていく!!!

気持ちいー!!!

 

 

 

ドリルビットの素材は竹用も木工用も同じ普通鋼です

刃の形状で切れ味が違ってくるのですね

 

 

ほんまに誰が考えたん

ありがとう!!!

使わせて貰います!

 

 

竹だけじゃないよ!

このセリフになんかほっこり

 

 

ちなみに写真のものはこちら

 

応援ありがとうございます

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今までに製作した自宅家具のご紹介です

 

こんなのあったらいいな!!

サイズや用途など

自分のスタイルに合わせた手作り家具で

日々の動作が快適になります

 

 

 

 

今回は〜

 

 

 

 

 

 

じゃじゃーん

ありがとう!省スペースに両方置ける!

【車イス収納シューズBOXー!】

2019 '11製作

 

説明は…

その名の通りです

限りあるスペースに収納できるように

縦方向を有効活用しました

扉は開き戸より引き戸を選択して

コストや手間を考えて簡易な布扉にしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あったらいいなを実現できる

木はほんとうに

ありがたいです

 

材はいつもの杉の無垢材

水性ステイン塗装

アルミCチャンネル

マグネットキャッチ

キャンパス地の布

桟木(取手)

 

W(幅)   1000

H(高さ) 1860

D(奥行)   360

:mm

 

応援ありがとうございます