富士宮8合目から御殿場口にいくお中道があります。
ここは、昔のるるぶなどには普通に載っていたりしたのですが、
今ではあまりメジャーではないルートになっています。
それは、ここのルートが富士宮口から行くと、
通行禁止の看板があるからです。
富士宮口の言い分は、危険な箇所を通るからだと言うのがいいぶんです。
ここのルートを通った方はわかりますが、
ここ以上に危険な場所は多いし、
このまま富士宮口から登るよりも御殿場口に迂回したほうが
登山道的にも楽な場合が多いです。
とうか、このお中道箇所は、
御殿場口にいく横道みたいなものなので、
登りも下りもほぼなく、横に歩いていくので
昼間ならばかなり楽。
富士山の登山道は、登山道のある市が多くかかわっているのです。
富士宮口ならば、富士宮市、御殿場口ならば御殿場市などと。
で、問題は、このお中道のルートの管理者が明確ではいことも原因となっています。
その上に酷いのがここのルートの最初の道はブルドーザーの道になっている。
富士山は、ブルドーザーの道は登山者は通行禁止なのです。
私の勝手な憶測ですが、
この道を通させない言い訳として、
お中道にブルドーザーの道を重ねて、
通行禁止にしている以外思えないんでが。
逆に言えば、ここをそうでもして通行禁止にしたいのは、
ここを許可すると楽だから人が多く流れるってわかっているから
禁止にした以外感じられないのですよね。
まぁ、私が勝手に思うに、ここを通行禁止にしているのは、
大人の事情ってやつが一番の理由だと思います。
では、ぶっちゃけ、ここを通ったことがばれたら罰せられたりするのか?
といえば、無論ノーです。何度も通過しているがそんなことは一度もありませんし
昔の地図に載っていたルート。
繰り返しますがここのルートの管理者は明確ではないということは、
通行禁止にする権限もないということです。
山小屋の人が何かを言っても、私はお中道にいくので、問題ありません。
と言いそのまま行けばよいのです。
ただし登山道なので何かあっても自己責任でお願いします。
それでは、そのお中道について、写真を撮ってきたので置きます。
富士宮口8合目。ここには救護所があります。そのまま道なりに進みます。
まっすぐ歩いていき、角を左側に曲がります。方向的には赤い↑方向を目指します。なので目の前の小屋を迂回する感じになります。
先ほどの角を左に曲がり、すぐに右に曲がります。
→の様に小屋と小屋の間を抜けて↑方向に行きます。
ただし、毎年、この→あたりに通行止めの看板が置いてあります。
今回はまだ富士宮口の山小屋が開いていなかったため
通行止めの看板はありませんでした。去年の写真を張っておきます。
以下の写真では横になっていますが、通せんぼしていることが多いです。
が、もちろん、そんなの無視します。
小屋を通り抜けると、次に左奥にある木製階段を目指します。
拡大図
ここから5、6分は、ブルドーザーの道を道なりに歩きます。
すると先ほど奥に見えていた木で作られた階段があります。
ここで、ブルドーザーの道は、
上の山小屋ルートと下の山小屋ルート、
8合目のルートとが合わさる場所になります。
階段を登っていきます。赤岩八合→って看板が置いてあると思います。
ここからちょっと細い道ですが、迂回でするような道なので
よく道を見れば迷うことはないと思います。
歩いたようになっていること、また、ペンキで→が書いてあります。
ここを10分ぐらい歩いていくと、御殿場口の柵が見えてきます。
御殿場口より、お中道を撮った写真が以下になります。
昔は、富士宮はこっちって看板がありましたが、最近は見ていません。
一応道を赤で示しておきます。
このお中道は、15分ぐらいで御殿場口に行けると思います。
高低さもあまり無いので楽だと思います。
この御殿場口に入り、登って行くと、写真の赤岩8合館があり、
少し下っていくと、砂走館があります。
結論
ここの2つの山小屋ってなんと、泊まり客だと、荷物を預かってくれ、
山小屋から御来光も綺麗に見えます。
なので、ここで御来光を鑑賞してから、荷物を減らして頂上行って、
そして戻ってきてプリンスルートで富士宮帰るのが
かなーりお勧めだったりしたんです。
土日の宿泊の予約はほぼ一杯みたいですが
いかがでしょーか。
赤岩8合館の連絡先
0550-84-5061