こんにちは
まーにゃです
鎮火安心図鑑より
昨日、江戸の火消しについて書きましたが、
その続きです。
町火消しの「いろは48組」は
8代将軍・徳川吉宗が行った
「享保の改革」の一つとして制度化され
1720年(享保5年)
隅田川(別名、大川)から西を担当する組織として作られました。
この時に幕府側で設置にあたったのは
南町奉行の大岡忠相(越前守)でした。
あの、時代劇でも有名な名奉行ですね
龍吐水、梯子など(歌川広重/江戸の華より)
いざ!出動!の時は
- 屋根に登る梯子(木より燃えにくい竹で 21尺(6.9m)もありました)
- 纏まとい( 組の印として持つ)
- 家を壊すための鳶口とびくち
- 頭を覆う頭巾
- 刺子長袢纏(非常に丈夫)
- 大団扇(降りかかる火の粉を払う)
- 龍吐水りゅうどすい(消火水)
- 玄蕃桶げんばおけ
- 刺股さすまた
- 大伐鋸だいぎりのこぎり
- 掛矢かけや
- 水で濡らして火にかぶせる水莚みずむしろ
などなど、様々な道具たちも活躍しました。
現代の装備と比べると
なんとも心許ないようにも思いますが
浮世絵などで当時の様子を見たり
資料館などで見ると
実用的で細部にこだわった様式美を感じます✨
この装備で火事場に向かった火消したち
その勇ましい姿に
憧れる人も多かったようです
正真正銘、
町を守るヒーローですよね✨✨
marnya41のmy Pick
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