透析病院での出来事。
去年の秋に私が通っている移植外科外来受診時に担当医が
「他の病院へ行くことになった。」と言った。
私はこの先生は苦手であったし、信頼感も薄かったこともあり、
(新しい先生になるのかー。今度はちゃんと納得行く説明してくれる丁寧な人がいいな)
等と心の中で思っていた。
その後、予期せぬびっくりすることが先生の口から発せられた。
「今度○○(私の通っている透析病院)へいくことになったんだよ。」
がーーーん!!!
何で寄りによって私の透析病院へ・・・小さなクリニックだし分院だし・・・。
さよなら出来るどころか顔合わせる回数がぐんと増えちゃうじゃん!
私も運がいいと言うのか悪いというのか・・・。悪いんだろうけれど。
その先生が新しい院長として透析病院にきてから昨日まで特になんとも嫌な思いもしたことがなかった。
(それほど長い会話もしたことがないからだろうが。)
その先生に透析中「最近はどうかね?」と聞かれた。
「移植の事を色々考えたり、他の事でも考えることが多くて精神的にかなりきつい」と答えた。
その後、今の私にある可能性のあるいくつかの移植方法のことも話すことになった。
どれにも長所と短所があって、答えをなかなか簡単には出せない。
こっちがいいかなーと傾いても・・・また新たな情報を聞いたりすると・・・違うほうに傾いてしまう。
だから、本当にどれが自分にとって一番最善なのかがわからなくて悩んでいる。
と、正直に自分の気持ちを話した。
そしたら・・・
「そんな文句ばかりいっとらんでスパッと決めな」
といわれた・・・まじめに話した私は本当に驚いた。
私の言っていることは文句なんだろうか・・・。
移植ってといても大きなことだし、とても大事なこだと思う。
その事とをスパッと決めれる人はどれほどいるのだろうか?
移植の選択法の方法がいくつかあって、
これはここが長所だけれど、ここがこっちの方が・・・とか
真剣に考えたりするのは移植を目の前にしている人なら当然ではないのか。
誰でも自分にとって最善な方法を見つけたい。
どんな事にも長所短所がある。
単に決めれることならそう言われてもなんとも思わない。
しかし・・・移植に関して・・・決めれないから悩んでいるのだ。
命の事を真剣に考えないで簡単に考えろと言うのか。
命を真剣に考えず・・・他の何を真剣に考えることがあるんだろう。
最後は自分自身で決めなければいけないのは勿論わかっている。
でも、それまでは家族や何人もの先生の意見を出来るだけ聞いて
多くを考え一事を為すというようにしたい。
この先生にはもう二度と相談するものかと思った。
ものには言い方があると思う。
、悩んでいる患者に対しての医師の言葉とは思えない。
しかも、元移植外来をしていた医師・・・・顔も見たくないかも。
わかってくれている医師や医療スタッフは少ない。
少ないけれど、その中で良い人に出会うしかないんだ。
同時移植の体験者の方が言っていた。
やっぱり移植は先生を信頼してたからこそ決断できた。
上手くいって、今の幸せがあるんだと。
私もそう言える様になりたい。