日、

たまたまテレビで放映されていた

映画「東京物語」を観ました。

 

みてビックリ。

 

 

何これ、めっちゃ面白…!びっくり

 

無知で恥ずかしいのですが

今回初めて

小津 安二郎監督作を拝見しました。

 

戦後間もない、1953年公開の本作は

今でも国内外問わず

非常に評価の高い映画なのだそう。

 

そもそも

この作品の監督である

小津安二郎氏が凄い名監督である

というのも今回知りました。

 

これはシナリオ勉強中の身としては

監督作品は全て観ておかねば!

 

という事で

小津安二郎監督作を

サブスクで一気に拝見しました。

 

感想としては、、

 

いやぁ、、

本当に面白い!

 

今から

70年以上前の映画作品群ですが

全部面白い!

名作と云われる所以が分かります。

 

どれも素晴らしかったのですが

今回、

個人的なベスト5作品を紹介!

 

 

 

 

小津 安二郎 監督作品
個人的好きなランキングベスト5!
 

 

どれも大好きなのですが

ランキングで感想評価を書いてみます!!

 

 

  第1位

東京物語

公開日:1953年

 

 

 

あらすじ

広島の尾道に住む老夫婦は、

20年ぶりに東京へ行き、

自立した子供達の家庭を訪れる。

大人になった子供たちは

自分たちの仕事に精いっぱいで、

両親にあまりおもてなしが出来ません。

 

せっかく長旅を経て

東京に来たのに暇を持て余してしまう老夫婦。

見兼ねた子供たちは

両親を熱海の宿に招待するも

そこは若者向けの宿で

老夫婦は心地よく過ごせず。

 

そこに、

戦死した次男の妻の紀子だけが親切に接し、

老夫婦に東京案内を買って出て楽しませます。

 

次男の妻で未亡人である紀子は

老夫婦と血は繋がっていなくとも

一番親切にしてくれたのです。

 

楽しい思い出が出来た老夫婦でしたが

その後、母親の方が体調を悪くしてしまい…。

 

 

好きなポイントと感想

 

やっぱりこの作品素晴らしいです。

 

令和の今でも、

こういうシチュエーションって

結構あるよね?という不変性に

驚きと感動と、共感。

 

「他人のために、おもてなしをしなくちゃ」

という日本人の、

時に温かく、時に過剰なまでの

心遣い/気遣いが

描かれているのがめちゃくちゃ好き。

 

日本人の気質って

70年経った今でも変わらんのだなぁ…笑

 

戦後間もない

当時の東京の風景が映っているのも

大変に貴重です。

 

これは

風景ショットを多用された

小津安二郎監督作ならではの特長で、

資料映像並みの

当時の貴重な風景や

人々の習慣を見ることができます。

 

ちなみに

現在では広島―東京間ってそんな

めちゃくちゃ遠い!という印象は無いですが

 

この「東京物語」の劇中では

「21時に東京発で、

尾道に着くのは明日の1時35分かぁ」

って会話があるんですよ。

 

え、明日の1時って午後イチのこと!?

っていう。

まるで海外旅行並みの遠さ。

 

今じゃ新幹線があるので、

もし尾道行こうと思えば

福山経由で

朝9時に出発すれば

その日の午後イチには着くんですよね。

 

つまり当時とは

丸一日乗車時間が違う。

 

こう考えると

今は

会いに行こうと思えば

日本国内どこでも行きやすいのです。

 

便利な世の中になったなと。

 

俳優陣の演技も

東京物語の魅力です。

 

伝説の女優と云われた

「原 節子」さんが主演されてます。

 

初めて拝見しましたが

確かに凄い個性と気品。

 

一度見たら記憶に残る特徴的なお顔と

超超上品な立ち居振る舞い。

 

何だろう。。お顔の分類的には

めちゃくちゃ美人!

というワケではないのだろうけど

 

可愛らしさと美しさが同居しつつ、

優しく温かみがあって

親しみやすいお顔と人柄が凄く魅力的です。

 

そして本作には

名優「杉村春子」さんも

ご出演されています。

 

現在、読売演劇大賞には

優秀な新人さんを顕彰する

「杉村春子賞」というのがあります。

 

どんな方だったんだろう、

とずっと思っていたのですが

今回「東京物語」で初めて拝見。

 

はぁああ、なるほど。

 

賞にお名前が付くのも納得の

物凄い個性と

演技力を持った方でした。

 

実は拝見するまでは

何となく

“人が良いおば様役”が多いのかな、

と思っていたのですが

 

小津安二郎監督作品に出演する

杉村春子氏は

意外や意外、

 

ある時は世話好きおば様

ある時は嫌味なおば様

 

どちらかと云うと

嫌味な役が多い印象ですが

でも愛嬌や人間味のある演技で

決して憎めない愛すべきキャラクターを

演じておられて

このギャップも

演技力が為せる業なのだなぁと。

 

演じるというより、

その役のまま生きているような演技。

会話の独特なリズム感は、

名人芸の域だと云われていたそう。

 

杉村春子氏は

東京物語では老夫婦の長女役で

前半はずっと

飄々としたキャラクターなのですが

母が亡くなった際の

豹変かと思う程の泣き演技、凄かった…。

 

名演技とはこういうコトを云うのだなぁ。

 

 

ちなみに全編を通して

地味に好きなシーンがあって。

 

老夫婦の末娘が

兄弟や姉から命じられて

皆のご飯をよそうのですが、

 

そのときふと末娘と

目を合わせる義理の姉役の

原節子さんの

労いがこもった視線がとっても優しくて好き

 

僅か一瞬のシーンだけど、

でも二人の信頼関係が透けてみえる、

めちゃくちゃ印象に残る素敵な演技だなと。

こういう細かい演技が本当に素晴らしい作品。

 

あとは老夫婦役のお二人

(笠智衆さんと東山千栄子さん)の

演技も秀逸。

 

実際にこんな

おじい様とおばあ様いそうだわ…。

リアルを超えたリアルさ(?)

 

この「東京物語」はきっと

大人になってから観ないと

良さは分からないだろうなぁと思います。

子供が観ても、なんのこっちゃだと思う笑

 

この映画を観ると

親孝行の大切さをすっごく感じますね…。

 

ちなみに余談で。

先日、私の母に

「祖父と祖母が亡くなった時に

後悔したことってある?」

と聞いてみたら

「やっぱりもっと頻繁に帰って

 顔をみせてあげられたら良かったかな」

と語ってました。

当時は忙しくて里帰りしようという

優先順位が低くなってしまったけど、

帰ろうと思えば帰れたんだよなぁという。

 

まぁつまり、

出来るときに、

思い立った時に、

親孝行はすべきだという事ですね。

 

永遠なんてこの世にはない。

人間とは無情にもいつか終わりが来てしまう。

というね。

 

そして。

親と子の絆だけではなく、

血は繋がっていなくとも、

気持ち一つで、他人とも繋がれる

温かい世界が

この世にはあるのだと思わされます。

 

海外でも評価されている「東京物語」

納得の、この世における不朽のテーマ性でした。


 

 

  第2位

 

お早よう

公開日:1959年

 

あらすじ

東京郊外の集合住宅の一角に住んでいる林一家は

父親と母親、兄弟の四人家族。

時代はちょうどテレビが普及し始めたころ。

 

テレビのない林一家の子供たちは

隣の家へテレビを観に行く毎日。

母親は婦人会の会費が無くなっただの、

あることないこと、噂話に尾ひれがついて

ご近所さん達がたてる小さな波風に

振り回される毎日。

 

そんな普通の毎日に

ちょっとした事件が起こって…。

 

 

好きなポイントと感想

 

洗濯機、冷蔵庫、テレビという

高度経済成長期の三種の神器

“通称3C”

教科書の中でしか体感したことないですが

 

この「お早よう」はその3Cが

これから普及し始めようとする頃です。

 

メインはご近所さん達との交流や

子供たちの反抗期がテーマ。

 

ご近所付き合いの難しさって

この映画の時代と今も

変わらないなぁと

思わず笑ってしまいました。

 

人の言動一つで勘違いしたり、

すれ違ったりと

小さなことで心が振り回される日本人の繊細さと

噂話と悪口が好きで群れる日本人の陰湿さ、

日本人の良いところと悪いところって、

今も変わらないと思わされましたね。

 

そして。

映画のタイトルである

「お早よう」に込められたのは

人と人のつながりの大切さ

 

劇中の台詞で

「無駄があるからいいんじゃないかな、世の中」

っていう名セリフがあります。

 

すっごい良い台詞。

 

この時代だからこそ

云えたセリフですよね。

 

その通りだと思う。

 

いま私たちが生きる時代は

本当に便利になりました。

各店舗のレジはセルフ化され、

レストランでは無人ロボットが働く時代。

今後さらにいろいろな仕事で

人間を介さず自動化が進んでいくことでしょう。

 

しかしそれによって

「お早よう」にも描かれている

人と人の交流は明らかに失われたなぁと。

 

まぁそれが幸せ!!

という人も居ると思うけども

 

いま、人によっては

終日在宅仕事で

一日誰とも喋らないっていう人も居る。

 

この「お早よう」では

本当にみんながお喋りで笑

そして温かい。

 

近所の人が

電機会社の

外交販売員(セールスマン)に

就職したということで

就職祝いとして

隣人が家電を

買ってあげるシーンがあるんですね。

 

何というか

人との距離感が近すぎて

煩わしさもあっただろうけど

現代にはない温かい

義理人情があった時代だなぁと。

 

いま一度、

他人に優しく、愛想良くしたら

周りの方々もそれに触発されて

笑顔になってくれて

 

そして自らの人生が

もっと楽しく豊かになるんじゃないかな、と

そう思わされた作品でした。

 

それにしても。

 

隣人原田家の

お婆さん(三好栄子)のキャラが凄いな

明治の樹木希林さんなんだわ、、

 

そしてこの映画、

一番何が凄いって

パンツ締めで終わるところ。

語り継がれる伝説の演出です(笑)

 

テレビはもちろん

ナショナルだよ―!!


 

 

  第3位

 

秋刀魚の味

公開日:1962年

 

 

あらすじ

大手企業の重役、平山周平は妻に先立たれ、

長女の路子と次男の和夫と

3人で暮らしている。

ある日、周平の旧友で路子の上司の河合が

路子の縁談を持ちかけるが、周平は当初拒否する。

 

しかし、独身の娘と

寂しく二人で暮らす元恩師の姿を見て、

路子の幸せのためには

結婚させるべきだと考え直す。

 

しかし、路子は

すでに想い人がいることが判明し、

その人がすでに婚約者がいることを知り、落胆。

 

最終的に、路子は河合の話を受け入れて

見合いをし、結婚する。

婚礼後、酔った周平は

一人で寂しく台所に座るのだった。

 

 

好きなポイントと感想

 

岩下志麻さんの美しさに

まずビックリ。

 

恥ずかしながら、

岩下志麻さんは

私の中で極道の妻のイメージしかなかったので

この20代の時の岩下さん、

なんとお美しい…!


そして

バーのマダム役の

岸田今日子さんの艶やかさよ。

キャラが強い。

 

この映画に描かれている時代の

何が凄いって

「女は早く結婚しなさい」という

周りの圧力がもんのスゴイ。。!

 

この時代では当然だったのだろうけど

今との結婚観の違いが物凄いです。

 

劇中、

婚期を逃した独身中年女性の

寂しそうなシーンを描いて、

それを反面教師に

若い娘を早く結婚させなければと焦る父親、

という。

 

結婚=幸せ、独身=そうではない

という対比が鮮明な作品です。

 

そりゃこんだけ周りから

結婚しなさい圧力があって、

さらにお見合い話も

父親の方から

ガンガン持ってこられたら

当時の結婚率も高いワケですよ。。

 

現在は結婚率もだいぶ下がって

その理由が「給料の低さ」や

「子供の育てにくい環境」など

色々あげられていますが

 

実は一番下がった要因は

この強制力が

なくなったからではないかなと

思いました。

 

この映画を観ていると、

世間に於いて

女性は結婚以外の選択肢が許されていなかった

というか、

 

これぐらい周りが

強引にアシストしないと

今後も結婚率って

上がらないんじゃないかなと

思わされました。

 

我々人間は

基本怠惰な生き物なので

劇的な環境の変化を好まず

いまの環境を維持しようと

無意識に流れていくものです。

 

だから、自分の意志に関係なく

外側から強制力がないと

なかなか動かないというのも事実。

 

ただ印象的なのは、本作

お見合い相手と結婚した路子は

果たして心の底から幸せだったのか?

結婚を決断した本人側の

心情描写は結局ないまま終わるんですね。

 

人間の幸せとはなんだろう…。

 

ふぅむ。色々考えさせられますな。

 

 

 

多様な生き方が赦される令和の今なら、

杉村春子さん演じる

独身中年女性側にフォーカスして

濃厚なドラマが作れそうですな。

 

この観点で云うと

現代は

生き方の選択肢も多くて

良いなとは思いますね。

 

 

 

  第4位

 

大人の見る繪本 生れてはみたけれど

公開日:1932年

 

 

あらすじ

音無しサイレント映画なので

チャップリンみを感じる映画。

 

東京郊外の新興住宅地に

新しく引っ越してきたサラリーマンの一家

 

引っ越してきた目的は、

勤めている会社の重役が

そこの近くに住んでおり、

目を掛けてもらうため、

という出世目的もある。

 

引っ越し当初から、

重役さんの家に挨拶に行ったりと

要領よくやる父親。

一方、二人の息子たちは

近所の子供たちと喧嘩したり、

学校をサボったりと

子供なりにコミュニティで色々やらかします。

 

ある日、子供たちの中で

誰の父親が一番偉いのかで言い争いをします。

二人の息子は

自分の父が偉いと信じて疑いません。

 

ところが、ある日。

重役の専務宅で

子供たちや父親も集まって

16ミリフィルムの上映会が行われることに。

そこで投影されたのは

重役の前で、

媚びへつらい笑い者になっている父の姿。

 

他の子どもたちに笑い者にされた息子たちは

情けない父の姿に憤ります。

 

一生懸命勉強して

「偉くなれ」と言っておきながら

自分は偉くないじゃないか、と言われた父は…。

 

 

 

好きなポイントと感想

 

「お金を稼ぐためには、時に辛酸を嘗める」

1932年制作にして

このテーマはめちゃくちゃ深い!

 

 

仕事場で働いている姿って

確かに子供に見られたくないですよね。

 

ここまで酷くないにしても

今も大なり小なり

上司のご機嫌取りって全然ありますしな。

 

ちなみに

会社での振る舞いを

子供たちに軽蔑された父は

「こんな父親にならぬよう お前たちは偉くなれ」

というんですね。

 

その時の

父親役の斎藤達雄氏の

寂しそうな表情が泣ける…。

 

そしてチャップリンばりの

顔芸も見事。

 

今も変わらぬサラリーマンの悲哀を

1932年という時期に描いていたという

テーマの選定が本当に凄い作品です。

 

 

 

  第5位

 

お茶漬の味

公開日:1952年

 

 

あらすじ

質素な生活を好む

田舎出身の

エリートサラリーマン佐竹茂吉と、

裕福な家庭で育った

妻の妙子の間には溝があった。

 

妙子は夫に不満を抱き、

友人たちと遊び歩いていた。

ある日、見合いから逃げ出した姪が

茂吉の元を訪れ、彼は連れ帰るどころか

姪を擁護します。

 

見合いをすっぽかして

恥をかかされた妙子は怒り、

神戸の友人の元へ出かけてしまう。

 

その後、茂吉は海外勤務が決まり、

妙子に連絡するが返事はない。

やがて出国の日が来てしまい…。

 

育ちの違う中年夫婦が、

いざこざありつつも、最終的には

和解するという話です。

 

 

 

好きなポイントと感想

 

本作「お茶漬の味」の何が好きって

当時の東京の風景や娯楽、食べ物など

当時の人々の生活習慣が

たくさん映っているのが好き。

 

冒頭、

72年前の銀座の和光の時計塔が映るし

 

立ち食いそば形式のパチンコやら、

競輪場やら野球場やら、

さらに姪との会話では

「ジャン・マレーの映画をピカデリーに観に行く」

という

当時の時代がアリアリと分かる台詞もたくさん。

 

とにかく映像が面白くて

観ているだけで飽きない作品でした。

 

ちなみに当時は

お見合い結婚が主流だったので

二人の趣味や価値観が

全く合わないってのは

めちゃくちゃあったんでしょうねぇ。

 

こういう場合は

どちらかが黙って従うしかない、

という事もあったんだろうなぁ。

 

取り敢えず奥さん旦那さんのキャラも強くて

ストーリー展開にもスピード感あって

面白い作品でした。

 

 

 

小津安二郎監督作の魅力をまとめてみる 

 

 

 

というワケで

一気見した感想の最後に、

小津安二郎監督作の魅力を語ってみます。

 

 

 

  1.普遍的なテーマが秀逸

 

小津監督作は、時代や国境を超えて共感できる、

普遍的なテーマ

(家族の絆、人間の孤独、生と死等々)

があります。

誰もが経験する人生のテーマを描いているので

70年以上経った今も

共感を呼び、面白い!と魅了するストーリーばかり。

 

 

  2.名優オールスター図鑑状態

 

家族や人間関係の微細な揺れ動きを

テーマに物語展開しているので

人間の心情を繊細に表現できる俳優陣がいないと

物語が成り立ちません。

その点、小津監督作には、

原節子さん、笠智衆さん、杉村春子さん等々

日本映画界を代表する名優たちが出演。

 

演技が上手いとはこういう人たちを云うのだよ、

というのを教えてくれます。

 

 

 

  3.魅力的な映像と演出

 

小津監督作は本当に風景ショットが多いです。

当時の日本の風景や生活、

文化を細かく映してくれているので

資料映像並みの貴重映像が残されています。

本当に当時の日本人たちの息遣いが

聞こえてくるかのようなリアルさ。

 

実は海外の方にも人気がある理由は

これも大きいのではないかと。

日本人がいま見ても

「面白い」と思う描写なのだから

そりゃ海外の人から見たら

めっちゃ面白いだろうなぁと。

 

演技の演出面も、

登場人物たちの何気ない所作が多くて、

良い意味で目立って記憶に残ります。

本当に"普通の日常"を演じている。

 

無駄な演出のように見えて、

実は凄く大事な動作というね、、。

食卓シーンも多いのですが、

俳優陣の皆さん、

本当に美味しそうに白米食べてるんですよね。

マジでお米が美味しそうに映っているの

素敵すぎる。THE日本の食卓ですよ。

 

というワケで例によって

長々と小津監督作品の感想を

述べてしまいましたが

 

取り敢えずこの作品群を見て

一番に思ったのは

「人との出会いを大事にしながら生きよう」

ということ。

 

 

小津安二郎監督作に多数出演されていた

三宅邦子氏も晩年

「人生は出会いだと、歳を重ねるごとに思います」

と語っていたそう。

料亭 ふな又HP(三宅邦子さんの生家)より

 

 

きっとその通りなんだと思う。

 

人との交流が

狭く、希薄になりつつある現代

 

「おはようございます!」という

元気な挨拶ひとつで

自分のいま生きている世界が

少しは明るくなるかも。

 

そう思わせるチカラが

この映画たちにはありました。

 

是非ご覧になってみてください。

Bye!

 関連記事





小津安二郎作品感想まとめ考察評価評判おずやすじろう

おづやすじろうクチコミ口コミ面白いおススメレビュー