こんにちは😃
仙台市で唇アートメイクをしています歯科医師の髙橋です!
今日はアレルギーについて🤧
ちょうど今、季節は春🌸
花粉症の季節ですね🤧
アレルギー体質の方は、
アートメイクをしても大丈夫なの??
って心配になりますよね💦
アートメイクの色素でアレルギー反応が起こる
アートメイクの色素に含まれる顔料が原因で、アレルギーを起こしてしまうことがあります。
顔料には微量な金属が入っているので、金属アレルギーの方はリスクがあります💦
金属以外にも、顔料に含まれる有機物に対してアレルギーを起こしているケースも考えられます。
アートメイクの針の金属でアレルギー反応が起こる
アートメイクを入れる時は、専用の細い針を使います🪡
(一人一人使い捨てなので安心してください)
針の成分が、体内に残りというわけではありませんが、皮膚(唇の場合には粘膜)を擦っているので、
接触性のアレルギーを起こしてしまう可能性はゼロではありません。
麻酔薬でアレルギー反応が起こる
麻酔の塗り薬では、アレルギー反応として
赤みが出ることがあります。
この場合には、軽度で一時的なものなので、時間が経てば落ち着きます。
注射で麻酔をしている場合だと、直接体内に注入しているので、アレルギーが出た場合には結構大変です💦
可能性としては、
アナフィラキシーショックという形で現れるので、もし出てしまった場合は重篤です。
即時型アレルギーの一種で、すぐに起こり、重篤です。
私は歯科医師として15年、
一般歯科治療に関わってきて、ほぼ毎日、ルーティンのように、患者さんに口腔内に麻酔をしてきましたが、一度も遭遇したことはありません。
これは運が良かったとしか言いようがなく、
たまたまなことなので、絶対に大丈夫ってことはないです💦
アートメイクをした後に、アレルギーかな?と思ったら
アレルギー反応が起きてしまった場合、
症状としては、湿疹、かぶれ、痒み、赤み、が継続的に起こります。
遅延型アレルギーの一種で、
アートメイクをして早くて数日後から起こります。
結構辛い症状ですよね💦
この場合には、原因となっているものを除去するしかありません。
アートメイクを除去する方法
色素に対するアレルギーなので、
アートメイク除去
アートメイクリムーバル
という施術を受けることになります。
(一般的にアートメイクの除去って、失敗した時にするイメージですよね😅)
眉やアイラインの場合には、レーザーでの除去が一般的です。
唇のアートメイク除去には薬剤を使う
唇の場合には、レーザーを使うことができないんです。
正しくいうと、使えるけれど、レーザーと色素が反応して真っ黒に変色するんです💦
だんだんと薄くはなりますが、唇が真っ黒に焦げた状態が数週間続くようです💦
そのため、薬剤を使用して色素を浮き上がらせるという方法で除去を試みます。
薬剤の種類はいくつかありますがここでは割愛しますね。
薬剤で除去した時にも、ダウンタイムというものが発生し、1週間くらい不便な状態が続きます。
皮がむけたり、
場合によっては少しグジュグジュする感じ(滲出液が出る)になることもあります。
欲張って、一度に多くの色素を浮き上がらせようとすると、ダウンタイムが過酷になるので、少しずつ回数を分けて除去していくのがコツになります。
完全に全部除去できるわけではない
せっかく入れたアートメイクですが、
除去を試みても完全に消すことは難しいです。
私は眉のアートメイクをレーザーで除去したことがあります。
完全に消えてくれるところと、薄くなったけど消えずに残ったところがありました。
唇の場合も、薄くはなるけど、完全に取れる感じではないです。
私自身は、
アレルギーが原因で唇のアートメイクを除去するという症例に出会ったことがありません。
他のアーティストさんの症例報告を拝見しました。
まとめ
今日は、アートメイクによるアレルギーについて書きました。
アレルギー体質じゃないから大丈夫!!っていう方も、100%大丈夫かというと、確証はできません💦
逆に、金属アレルギーだけど、アートメイクは大丈夫でした!という方も意外と多いものです。
アレルギーが心配な方は、術前のアレルギースクラッチテストを受けてみてくださいね☺️
最後までお読みいただきありがとうございました✨
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