しぃです!
ご覧くださってありがとうございます!
タロットのざっくりとらえるための3つのポイントをまとめていこうと思います!
・数字(1~10)
・四大元素(火・地・風・水)
・図像(象徴・色)
まずは数字からまとめていきます!
1)すべての物事の始まり
始まり・スタート・行動力・意志力・好奇心・独立心など
1は一歩踏み出す「スタート」を表します。すべての物事の始まり・原点を象徴する数字です。
1のカードが出たときは、意欲的に突き進むイメージで、情熱や旺盛な好奇心のもと、自ら行動を起こしていくのが目的で、やる気に満ちた状態といえます。
2)調和・バランスと二元性
調和・二元性・選択肢・バランス・協力・結合・陰陽など
2は光と影、陰と陽などの「二元性」や、そんな相反するものの間でバランスをとる「調和」を表し、選択や結合も象徴します。
2のカードが出たときは、方向性を見定める、調和や結合を目指すといったイメージが湧いてきそうで、対立原理を知ることで、2つの選択肢に揺れ、迷いが生まれますが、受け取り、与えるという選択をしていくのが目的です。
3)創造・誕生と発展
創造・生産・誕生・豊かさ・上昇・発展など
3は自分と他者がそろって、初めて新しい何かが生まれ、発展していくことを表します。そこから、創造のエネルギーや、生産、誕生も象徴します。
3が出たときは何か新しいものを発展させていく、生み出していくといったイメージが湧いてきそうで出産で考えるとわかりやすいですが男女がそろって、新たな命が生まれてくるイメージです。
4)安定・安全と堅実さ
安定・安全・秩序・保守的・堅実さ・管理・物質世界・定着など
4は東西南北や四大元素など、基本的な物質を構成する数として、「安定性」を表します。物事の基礎となり、安全や保守性、堅実さを象徴します。
4のカードが出たときは、安定や安全を目指し、守りの姿勢で物事を定着させるイメージが湧いてきそうで、秩序を守り、自制心を働かせて、物事を管理したり制御したりするのが目的です。
5)変化と冒険・自由
変化・冒険・五感・外交的・衝動的・自由・遊びなど
5は、4の安定性の先にある不安定さ、「変化」を表します。自由を求めて変化していく、物事が入り乱れて転換期を迎えるなどのイメージがあります。
5のカードが出たときは、人が変化や自由を求めて冒険や探索へと進むイメージが湧いてきそうで、外に向かうパワーに満ち溢れているので、規制から解放されて変革を目指すのが目的です。
6)完全な美と調和・共生
完全な美と調和・共存・養育・融合・協力など
6は調和を表す2と創造を表す3を掛け合わせた数。そこからより完成された「調和」を表します。
また、外見と内面それぞれの美しさや輝きが調和・融合することで生まれる完璧な美も象徴します。
6のカードが出たときは、愛や母性をもって物事を育て、協力して与え合うといったイメージが湧いてきそうで、周囲と共に生きる共生・共存の精神や、思いやりに満ちた養育など、穏やかな平和を目指していくことが目的です。
7)1つの周期が完結・内省と自立へ
1つの周期・完結・スピリチュアル・内省・自立など
7は物事が「1つの周期」を巡って完結したことを表します。
1週間や音階(7音)で構成されており、「機が熟した数字」と解釈できます。機が熟したことで節目としてそれまでを振り返るため、内省的になることも目的としています。
7のカードが出たときは、そんな周期を振り返り、次の次元へ向かうといったイメージが湧いてきそうで、さらに高次元へ向かうため、自立心が高まったり、思索にふけったりして精神世界への探究心も高まります。
8)物質界と霊界のバランス・拡大
見えるもの(物質界)と見えないもの(霊界)のバランス・力・支配・栄光・拡大・野心・大志・統率など
8はこの世の理を超えた霊界と、私達が生きる物質的な世界のバランスを表す神秘的な数です。
7で機が熟して節目を迎えた後は、見えない世界のエネルギーが動き始めるのかもしれません。
また、8を横向きにすると無限大(∞)になるため、「拡大」という意味があることも特徴的。
8のカードが出たときは、物質的な世界と霊的な世界のバランスをとって、さらに広がり発展していくといったイメージが湧いてきそうで、これまでの積み重ねてきた力を受け入れ、みえるものとみえないもののバランスをとって発展していくことが目的です。
9)物事の完結・完成と不安定さ
物事の完結・到達・完成・寛大・慈悲深さ・多彩・不安定など
9は物事が一つの到達点に達して、完結を迎える数です。
一方で「1~8」までの数字をすべて内包するため、多彩で多様な分、数が多いからこそ、複雑に不安定さも持ち合わせているのです。
9のカードが出たときは、物事が完成したり、完結を迎えたりして、次なるステージへ向かっていく最終段階といったイメージが湧いてきそうで、これまで得てきた知識や力を使って広い視野を持ち、動き出そうとします。完結に至って思考が深まり、さらに高次元を目指していくことが目的です。
10)物事の統合・進化とレベル1にアップ
物事の統合と進化・レベルアップ・全体的・終わり・未来の到来など
10は9で物事が完結・完成に至ったあと、さらに高次元へと進化した数です。つまりここまでで達成され、終わりを迎えたあとのさらなる進化や上昇に向かって、物事が全体的に統合されていくというイメージです。
10は1と0の組み合わせとしてもとらえられるため、次なる段階は、新たな1へと戻るとも考えられます。ただし、元のレベルに戻るのではなく、これまでの1~9を踏まえ、レベルアップした状態で高次元の新たな未来の1に進むということ。
10のカードが出たときは自分だけでなく他の人からさらには広く宇宙まで、自分以外の広い視点を持って次のステージへと上がるといったイメージが湧いてきそうですね。