最近、医学博士の真弓定夫先生の本を読んでおります。本日はこちらの「医者にいのちを預けるな①〜検査のムダと害〜」という本を読みました。
題名の通り病院の検査はムダであり害だという内容の本なのですが、その理由は…
日本は病院に行けば薬をたくさん出されるし、人間ドック、脳ドック、ガン検診、メタボ健診、定期健診などの検査がたくさんあるのですが…
実は検査を受けている人の方が短命で健診で寿命が延びることはないと言われております。その理由は…
きちんと調べてもらえていると思われている検査も実は有効性が薄いと言われているものも多く、そもそも病気の指針や数値は時代や基準によって頻繁に変わっているものであり実はそこまで当てになるものではない
また検査の際に使用するレントゲンやCTスキャンから出るX線は非常に有害で、これが原因で病気を発症することがある
現在は2人に1人がガンになると言われていますが、ガンの検査で使用するマンモグラフィーは放射線を使って調べるので身体にとって非常に有害で、そもそも検査そのものに対して有効性がないとされて海外では禁止になった国もあるのに日本では変わらずこの検査を続けてしまっている
ガンの治療で使用する抗がん剤も副作用で患者に多大な苦しみを与えるだけで治療としての効果はないとしてWHOが全世界に向け使用を禁止したのに日本では変わらずに抗がん剤治療を続けてしまっている
このように健診は新たな病人の発掘、製造をするためのものになってしまっていて、これは病院や製薬会社の利権のためにそうなってしまっている
そもそも大切なのは病気にならない生活習慣を送ることであり、昔にはなかった病気が増えているのは現在の食生活が日本人に合っていないことが原因のひとつとされています。日本人にはカタカタで書いてある洋食でなく日本語で書いてある和食がよいとされております
仮に健診で何らかの病気を発見し治療することができたとしても、なぜその病気になったのか原因を探り改善していかなくては、また何度も同じ病気を繰り返してしまうことになります。ですので社会の仕組み、病気の仕組みを自分でも調べたりして知っていくことが大切
という内容の本でした。ただこれは何がなんでも病院に行って検査を受けるなということではなく、よっぽど身体の調子が悪くて緊急性を要する場合には検査も必要で何かしらの治療を受けなくてはいけないと思います。薬だって必要な時もあると思います。
でもたいして身体の調子が悪いわけでもないのに病院に行き検査を受けることは本当に必要なのか？
自分の健康を気にして検査を受けるという行為そのものがそもそもの病気の始まりなのではないか？
皆さんはどのようにお考えですか？