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11月末から年末にかけて、韓国では大企業の役員人事が発表
2014年は業績の悪化で役員の退任が増え、昇格者数は絞り込まれるとの予測が多く…
特にベビーブーマー世代にとっては、憂鬱な季節に…
韓国メディアが11月になって報じている2014年末の主要企業役員人事見通しはどれも暗い内容
11月11日付の毎日経済新聞に載った10大グループ年末人事・役員退任幅大きくという記事では、サムスングループが年末人事で社長など高位職役員の数を減らす方向、他のグループは、今年の電子、自動車、造船、化学といった主要業種の業績が不振だったため、刷新色の強い退任人事がどこまで広がるかが焦点という内容
過去何年か、韓国の主要グループは競い合うように役員昇格○○人、若手、女性を積極抜擢、役員増で業績に報いるなどの内容の大盤振る舞い人事を続けてきたけど、2014年は、がらりと景色が変わりそうな感じに?
韓国では、朝鮮戦争が休戦になった1955年から1963年の間に生まれた世代がベビーブーマー世代で、食べるのにさえ困った幼少時代
午前と午後の2部制まであった小学校時代、猛烈な進学競争などの世代で、高度経済成長時代を駆け抜け、主役にもなった世代
政治的には民主化の主役でもあり、国際化やファッション、趣味生活では先駆者世代に?
そして未曾有の経済危機も経験した、まさに激動の世代
そして50代の今が働き盛りだけど、重大な危機に?
特に瀬戸際にあるのが、1958年、1959年、1960年あたりに生まれた世代で、韓国の大企業の若返りはすさまじく
この世代が役員に新たに昇格する可能性はどんどん低下
韓国CXO研究所の分析によると、今の大企業の役員の中心世代は1962-1965年生だけど、1966-1969年生に徐々にシフト
そしてベビーブーマー世代にとって、役員昇格以上に気になるのが、定年問題
2013年に定年延長法が通過して、従業員数が300人以上の企業では2016年から、300人未満の企業では2017年から定年を満60歳とすることが義務付けられることに
多くの企業で今は定年が55-58歳だが、これが引き上げに
韓国は日本以上の速度で高齢化が進み、65歳以上の人口の構成比は、1990年には5.1%だったけど、2014年には12.7%、2020年15.7%、2026年20.8%と急激に高まる見通し
これまでの超高度成長の中で、年金制度の整備などは大幅に遅れている状況
多くの引退者は、退職金を自分で何とかやりくりして生活
経済活動が旺盛なら、不動産価格もどんどん上昇し、退職者は退職金で不動産を購入すれば何とか生活ができたけど、ベビーブーマー世代の引退が近づき、人口負担時代が本格的に開始?
企業もこれまでのように、若返り一辺倒の人事を続けるわけにはいかず…
高齢化はいずれ労働人口の減少を招く事に
さらに、高齢化問題は企業が年金制度などを充実させながら、税負担を重くすることで対応せざるを得なくなる事に?
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