幸せのありか
今度は何だかいい匂いがして、目が覚めた。
食べ物の匂いで今度は目覚めがいい。
でも頭だけは重かった。
「何を作ってるんですか?」
私は起き上がって言うと山崎さんは
「朝食。」
と言った。
「俺、朝は味噌汁飲みたい人なんだよね。」
と言いながらあつあつの味噌汁を並べていた。
テーブルには、昨日の唐揚げがあんかけに絡まって別の一品として並んでいる。ハムエッグは絶妙な半熟で皿にのっている。
女の私が引いてしまうくらい美味しそう。
「料理、上手なんですね。」
と私が言うと、
「独身が長いからね。」と言った。
この人、女なんていらないな。
と思った。
「さぁ、できたから食べて。食べて。」
と、山崎さんが促すので私は黙って席に着いた。
きっと彼は毎朝、こんな調子で朝ご飯を食べていたのだろう。母親は息子に食べてもらいのを素直に喜んで作ったに違いない。「さあ食べて食べて。」と喜んで促したに違いない。
彼の母親の優しさが目に浮かぶ。
食べ物の匂いで今度は目覚めがいい。
でも頭だけは重かった。
「何を作ってるんですか?」
私は起き上がって言うと山崎さんは
「朝食。」
と言った。
「俺、朝は味噌汁飲みたい人なんだよね。」
と言いながらあつあつの味噌汁を並べていた。
テーブルには、昨日の唐揚げがあんかけに絡まって別の一品として並んでいる。ハムエッグは絶妙な半熟で皿にのっている。
女の私が引いてしまうくらい美味しそう。
「料理、上手なんですね。」
と私が言うと、
「独身が長いからね。」と言った。
この人、女なんていらないな。
と思った。
「さぁ、できたから食べて。食べて。」
と、山崎さんが促すので私は黙って席に着いた。
きっと彼は毎朝、こんな調子で朝ご飯を食べていたのだろう。母親は息子に食べてもらいのを素直に喜んで作ったに違いない。「さあ食べて食べて。」と喜んで促したに違いない。
彼の母親の優しさが目に浮かぶ。
幸せのありか
朝、テレビの音で目が覚めた。
起き上がろにもだるくて起き上がれない。
「おはよう。」
山崎さんが言った。すっかりくつろいでいる。
「山崎さん、全然二日酔いしてないですね?」
私は話すのもしんどい。
「薫ちゃんは重症だね。」
と、山崎さんは笑って言った。
「薫ちゃん、なんか小腹すかない?」
「あ゛ーっ、そうでもない。ちょっと寝ててもいいですか?」
「いいよ。俺、勝手に台所、使ってもいい?」
「どうぞ。好きなように使って下さい。」
あ゛ーしんど。
私はそう思ってまた寝た。
起き上がろにもだるくて起き上がれない。
「おはよう。」
山崎さんが言った。すっかりくつろいでいる。
「山崎さん、全然二日酔いしてないですね?」
私は話すのもしんどい。
「薫ちゃんは重症だね。」
と、山崎さんは笑って言った。
「薫ちゃん、なんか小腹すかない?」
「あ゛ーっ、そうでもない。ちょっと寝ててもいいですか?」
「いいよ。俺、勝手に台所、使ってもいい?」
「どうぞ。好きなように使って下さい。」
あ゛ーしんど。
私はそう思ってまた寝た。
幸せのありか
「悪いんだけどさ、終電の時間すぎたし、泊めてくんない?」
いいだけ酔っ払った山崎さんが調子良く言った。
「えっ!!」
「大丈夫。変なことしないから。」
「…はい。」
山崎さんはごろっとその場で横になって、
「俺、ここでいいから。」
と言った。
「えっ、そこでいいの?床じゃあ痛くない?」
「うんうん、いいの。」
と、山崎さんはめんどくさそうに言う。
私は毛布を取って来ると、もう山崎さんは寝ていた。
この人、ほんとに手を出さないんだ。
ウブなのか、紳士なのか。
いい人なのに、奥手すぎるから33歳になっても独身なんだ。
私は半ばあきれながら思った。
仕方がないので、私もシャワーを浴びて寝ることにした。
いいだけ酔っ払った山崎さんが調子良く言った。
「えっ!!」
「大丈夫。変なことしないから。」
「…はい。」
山崎さんはごろっとその場で横になって、
「俺、ここでいいから。」
と言った。
「えっ、そこでいいの?床じゃあ痛くない?」
「うんうん、いいの。」
と、山崎さんはめんどくさそうに言う。
私は毛布を取って来ると、もう山崎さんは寝ていた。
この人、ほんとに手を出さないんだ。
ウブなのか、紳士なのか。
いい人なのに、奥手すぎるから33歳になっても独身なんだ。
私は半ばあきれながら思った。
仕方がないので、私もシャワーを浴びて寝ることにした。