Marc のぷーたろー日記 -9ページ目

「東京暗黒街・竹の家」('55)

 

日本を舞台にしたサミュエル・フラー監督によるフィルムノワールです。主演はロバート・スタック、共演はロバート・ライアン、キャメロン・ミッチェル、ブラッド・デクスター、デフォレスト・ケリー他。日本人キャストとして山口淑子さん、早川雪洲さんが出演しています。

 

Wikipedia「東京暗黒街・竹の家」

 

この時代の日本を舞台にしたハリウッド映画はことごとく酷い出来なので全く期待しないで観たのですが、その期待値をさらに大きく下回る酷い出来ダウン

 

単に日本を舞台に日本の景色を映したかっただけで、その点では確かに日本を美しく色鮮やかに映していますが、本当にそれだけ。

 

特に、日本人の描き方は本当に酷い。

 

出演している日本人役の役者でまともに演技をしているのは山口淑子さんと早川雪洲さんくらい。他の役者の演技の不自然さは日本人をアンドロイドか不気味な人形のように描きたいとしか思えないほど。

 

そして極め付けは、悪玉のボスの終盤の言動。もはや笑わせようとしているとしか思えないバカバカしさ。

 

とにかく、何故この出来で一般劇場公開できると思ったのか、当時の20世紀フォックスの関係者を正座させて説教したくなるほどでした。

「教皇選挙」('24)

 

次期ローマ教皇を選ぶ選挙戦「コンクラーベ」の舞台裏を描いたサスペンス映画です。主演はレイフ・ファインズ、共演はスタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、セルジオ・カステリット、イザベラ・ロッセリーニ他。

 

Wikipedia「教皇選挙 (映画)」

 

面白かった (^O^)

 

かねてより「コンクラーベ」が実際にどのように行なわれるのか興味がありましたし、予想外の結末にビックリ (@o@)

 

実際にはここまで殺伐としたものではなく、もっと穏やかだそうなので、ストーリー自体は完全に「フィクション」と思って観るべきだとは思いますが、とにかく、映像も美しく印象的で記録映画としての価値もあり、一見の価値は間違いなくあるでしょう。

 

お勧め (^^)v

 

「スタートアップ・ラブ」('19)

 

叔父の遺したロッジを売却したい都会のキャリアウーマンと、そのロッジでB&Bを経営したい共同所有者の男性を描いたロマンティックコメディです。 主演はアンナ・ハッチソン、ロッキー・マイヤーズ、共演はコディ・ロンゴ、シャーリーン・ティルトン、スティーヴ・コールター他。

 

最初から最後まで予想通りにしか展開しない「王道のロマコメ」で、休日の暇つぶしにはちょうどいい軽さですが、本当に軽くて中身がスカスカなので、観終わった直後の今ですら、内容を忘れちゃいそうなほど (^^;;;

 

主演の2人にもうちょっと華があれば良かったんでしょうけど、とにかく地味。

「マルプラクティス~罪深き病棟~」('25)

 

ある患者の死に揺れる大学病院の精神科と産科を舞台に、医師たちが病院の政治的圧力と使命感の間で苦悩する姿を描いた英国の社会派医療サスペンスシリーズ全5話です。主演はトム・ヒューズ、共演はヘレン・ビーハン、ジョーダン・クアメ、セリーン・ヒズリー、ゾーイ・テルフォード他。

 

前作の「マルプラクティス~陰謀の処方箋~」('23) が、物語としては一応完結しつつも、事件の全貌が明らかになったわけではなく、続きがあることを匂わせる終わり方だったので、てっきり「続編」かと思っていたら、事件を調査するMIU(医療調査ユニット)のコンビ、ノーマとジョージが続投するだけで、別の病院を舞台にした完全に別の話でちょっとビックリ。

 

でも、こちらの方が面白かったです (^^)v

 

決着のつけ方は前作と同様に安易な気もしますが、それでも前作よりは説得力がありますし、登場人物に感情移入しやすかったのは大きいです。

 

「陰謀」的な部分は大仰で、ちょっとフィクション感が強すぎましたが、医師という仕事の心身ともに過酷な部分を「医療過誤」の観点からリアルに描いているのはグッド!

 

むしろリアルすぎて、医師を志す人が減ってしまうんじゃないかと心配になってしまうほどでした (^^;;;

 

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「アンティル・ドーン[R15+指定版]」('25)

 

世界的人気ホラーゲームを原作とし、人里離れた山荘に来た若者5人のグループが、謎の殺人鬼に殺されてはすぐに生き返って殺されるという地獄のループに陥るさまを描いたホラー映画です。主演はエラ・ルービン、共演はマイケル・チミノ、オデッサ・アザイオン、ユ・ジヨン、ベルモント・カメリ、マイア・ミッチェル、ピーター・ストーメア他。

 

Wikipedia「アンティル・ドーン 惨劇の山荘」

 

期待値ほぼゼロで観たおかげか、意外に楽しめました (^^)v

 

ただ、「何度も殺され続ける」というタイムループの設定が充分に活かされているとは思えず、決着のつけ方も安易。もっと面白くできたんじゃないかなぁとは思います。

「ミッドナイト・エスケープ」('23)

 

警察から麻薬密売組織への潜入を迫られたシングルマザーを描いた犯罪サスペンスアクションです。主演はマイキー・マディソン、共演はジー=イージー、サミュエル・ルーキン、ミア・ラヴ・ディズナード他。

 

観ている間は細かいところで「それはちょっと無理があるだろ…」などと突っ込みたくなることが多々ありましたが、エンドクレジットを入れても80分程度と短く、結末はそれなりにすっきりするので、娯楽映画としては充分な出来だと思います。

 

主演のマイキー・マディソンの個性や魅力も活かされていますし。

 

でも、ストーリー自体はあまりに平凡なので、たぶん明日にも忘れちゃうと思います (^^;;;

「ジュラシック・ワールド/復活の大地」('25)

 

バイオテクノロジーを駆使して蘇らせた恐竜による騒動を描いたマイケル・クライトンのSF小説を原作とした人気パニックサスペンス映画シリーズの7作目で、4作目から6作目である「ジュラシック・ワールド」3部作の5年後の世界を舞台とした続編です。主演はスカーレット・ヨハンソン、共演はジョナサン・ベイリー、マハーシャラ・アリ、ルパート・フレンド、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、エド・スクレイン他。

 

Wikipedia「ジュラシック・ワールド/復活の大地」

 

冒険アクションとしては充分な出来だし、実際に「ちゃんと」楽しめたけれど新鮮味に欠ける上にストーリーも凡庸で明日にも内容を忘れちゃいそうなほど薄い。

 

それでも、映画館の大スクリーンで観るにはピッタリで、こういう映画は作られ続けないと映画館の意味がなるなくよなぁと思いながら観ていました。

 

そして、いつもながらマハーシャラ・アリは美味しい役。

 

でも、一番印象的だったのはマヌエル・ガルシア=ルルフォの「普通のお父さん」役でした (^^)v

 

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「REVENGE リベンジ」('17)

 

フランスの女性監督コラリー・ファルジャの長編第1作で、自分を凌辱した男たちへの復讐に挑む女性の戦いを描いたアクション映画です。主演はマチルダ・ルッツ、共演はケヴィン・ヤンセンス、ヴァンサン・コロンブ、ギヨーム・ブシェード他。

 

Wikipedia「REVENGE リベンジ」

 

めっちゃ面白かった (^O^)

 

題材はありきたりだし、ストーリーもあってないようなものだけれど、とにかく痛快。

 

あれだけの大怪我をしていながら、死ななかっただけでなく、動けちゃうとか、いくらなんでも現実離れしているけれど、それも含めて一種の「ファンタジー」として作り手側の「こうあって欲しい、こうあるべき」との想いが感じられます。

 

とにかく、スプラッタホラー並みのグロテスクで残酷な血みどろシーンが多いので、観る人を選びますが、耐性があり、且つアクション映画が好きな人にはお勧め (^^)v

「サブスタンス」('24)

 

最新の再生医療「サブスタンス」によって美しく若返った50歳の元人気女優が辿る残酷な運命を描いたSFスリラーです。主演はデミ・ムーア、共演はマーガレット・クアリー、デニス・クエイド、エドワード・ハミルトン=クラーク、ゴア・エイブラムズ他。

 

Wikipedia「サブスタンス (映画)」

 

若さや美しさへの執着という普遍的なテーマであり、ストーリー展開自体は予測可能で「そりゃ、そうなるよね」としか言いようがないのですが、とにかく見せ方が見事。

 

鮮やかな色彩による華やかな美しさとグロテスクで悪趣味な醜さのコントラストが素晴らしく、終盤の無茶苦茶な展開の勢いにはただただ圧倒されるばかり。

 

とにかく、フランスの女性監督コラリー・ファルジャの演出力に感服するしかない映画でした。

「アイリス:嘆きの暗号」('25)

 

イタリアを舞台に、謎解きの天才アイリスが人類の運命を握る暗号の解読を依頼されたことから次々と危機に巻き込まれていくさまを描いた英国のアクションスリラーシリーズ全8話です。主演はニアフ・アルガー、共演はトム・ホランダー、メレアナ・トムリンソン、サッシャ・ダーワン、マヤ・サンサ、クリストファー・ヒヴュ、アンジェラ・ブルース他。

 

キャラクター造形が「興味深い」。

 

主人公を含めたメインの登場人物たちが必ずしも共感しやすいキャラクターではなく、むしろ嫌悪感を抱かせる部分が多々あるにもかかわらず、その複雑なキャラクターがあまりに「興味深い」ので、その言動を追ってしまう…。

 

ストーリーそのものの面白さよりも、登場人物たちの「魅力」で最後まで飽きずに観ることができるドラマでした。

 

一応、物語としては完結していますが、あきらかに続編を意図した終わり方をしており、もし続編が作られるようであれば、是非とも観たいです (^^)v