「死からの目覚め」('24) | Marc のぷーたろー日記

「死からの目覚め」('24)

 

事故による脳死状態から奇跡的に生き返った娘が邪悪な何かによって別人のように変わってしまったことに恐怖する母親を描いたオカルトホラードラマ映画です。主演はコニー・ブリットン、共演はフレイヤ・ハンナン・ミルズ、ジョヴァンニ・チルフィエラ、トンマーゾ・バジリ、アレッサンドロ・リチェチ、アンドレア・ブルスキ、バベティダ・サジオ他。

 

母親の贖罪の物語としては陳腐だけれど、それをオカルトホラーのテイストで描くのは悪くない。特に主人公の終盤の行動も(かなり無理があるけれど)アイデアとしては面白い。

 

が、テンポがとにかく悪く、オカルトホラー的スリリングさが全くないのは致命的。そのせいでドラマ部分の陳腐さが際立っちゃってダウン

 

主人公の精神的な支えとなるはずのイケメンの医師が活躍しそうで何もしないとか、プール仲間の友人も物語上ほとんど必要性がないなど、登場人物が無駄に多いのものテンポを悪くしている原因。

 

もうちょっと工夫すれば、面白くなったんじゃないかなぁと思えて仕方ありませんでした。