戦争と平和/百田尚樹 18009
- 戦争と平和/百田尚樹
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本書の内容はそでにあるこの概略に尽きる。
日本は絶対に戦争をしてはいけない。
日本人ほど、戦争に向かない民族はいないのだから―。
「ゼロ戦」と「グラマン」の徹底比較から見えてきた、
私たちの致命的な欠点とは何か。
ベストセラー『永遠の0』に秘めた、
本当の想いとは。
作家が「何としても戦争を回避しなければならない」という
強い想いから真摯に綴った、圧倒的説得力の反戦論。
世の中には「永遠の0」を戦争や特攻隊賛歌の本、
と受け取る方がいらっしゃるらしい。
私にはさっぱり理解が出来ないものの、
無視できないほどの声の大きさらしく、
その反論、が本書のモチーフの様だ。
海外に出てみたり海外の方々と接してみれば
日本や日本人というのはいろいろな意味で何と特殊な!
とつくづく思うのだが、良し悪し抜きにしてその特殊性の一つとしては
自分たちの価値観や美意識が世界共通だと思っていること。
自分や敵を客観的にとらえて戦略的な観点から判断する、
ということが苦手なのだ。
それが日本人の良いところでもあると思うが、
やっぱり戦争などには向いていないよな、
と本書をを読むと改めてそう思う。
永遠の0/百田尚樹 17293
永遠の0 (ゼロ)/百田尚樹 15045
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