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地名の謎

1週間って早いですね。

金曜日、石川です。


今日は地下鉄湯島駅のあたりを歩いていたのですが、

通り沿いの案内用地図に「湯島天神」の表示がありました。。鳥居 神社


あれ?「湯島聖堂」じゃなくて「天神」??

こ、これは、あれれ?


「湯島聖堂」と「湯島天神」は別物だったんですね!!

これまでずっと、湯島駅と「湯島聖堂」の間に

なんでこんなに距離があるのかなって

気になっていたんです。(←素人まるだし)
万世橋とわたし(神田)のブログ-湯島天神

というわけで、長年のわだかまりも解けて、

きちんと道真公に参拝してまいりました。


もう一つなぞがあります。なぞ

なぜ「お茶の水女子大学」が、「お茶の水駅」の

近所になくて、大塚のあたりにあるのかも、

最近の疑問です。茶



青森探訪(大鰐~弘前)&岩手県大船渡

大阪でのシンポジウムに参加した翌週には

青森県南津軽郡大鰐町への現地視察に行ってまいりました。

視察というと立派ですが、現実はそのようなものではなく、単に夏の講義で伺ったお話の検証程度のものですが。。。

これには、佐々木俊介先生に大変お世話になり、鰐カムのYさんをご紹介いただいて、地域の観光や楽しみ方、宿泊先の候補を挙げていただいたり、もちろんお食事のバリエーションもご教授いただきました。


金曜の晩に車で自宅を出発し、そして、朝 鰐カム到着時に、さっそくお土産コーナーで講義のときのお話や自分での情報収集した産品の実際を見て回り、宇宙からの使者みたいというか、古代の遺物的というか、大仏様の「螺髪(らほつ)」が成長したような形状の見たこともないカリフラワーに遭遇!!!

迷わず、ご近所へのお土産に買い占めました。ごめんなさい。土下座


Yさんにご挨拶した後、おもむろに鰐の湯でリフレッシュ!!

温泉に浸かりながら、周囲の方々とお話をして、地元の方々の自慢の施設であることがよくわかりました。

この中のお一人の方は、弘南鉄道と鰐カムがコラボした「さっパス」がお気に入りでした。

そして、総じて鰐カムでお仕事をされている方々の対応は、マニュアルではなく、心からお客様の立場を思いやる気持ちに基づいた配慮があることが印象的でした。


入浴後、10月5日にご紹介した、枝豆の相談に乗ってくださったSさんにもお目にかかることができ、改めて御礼を申し上げられてうれしかったです。

たまたま、鰐カムが地域活性の分科会の会場となっている日で、Sさんには、その取り組みのひとつとして焼いた出来立てのアップルパイと「ウェルカム」の休憩コーナーで提供しているコーヒーをご馳走になってしまいました。

なんてラッキ~ハート


そして、旅行で大きな決定事項の一つは、やはり宿泊先だと思います。

大鰐温泉に泊ってこの地域を堪能することも魅力的でしたし、地域らしさを醸し出している旅館がイメージにありましたが、

弘南鉄道と連携した「さっパス」つながりの弘前にも興味があり、

Yさんからの情報により、「地元資本で頑張っているというホテル」という一言で、弘前の市街地にあるビジネスホテル、弘前国際ホテル http://www.hirosaki-kokusai.co.jp/  に決定しました。

このホテル、ただものではありませんでした!!!

気遣いの行き届いた接客ももちろんのこと、

あらかじめモーニングが特徴的であるとの口コミを見ていましたが、半端じゃありません。

地域の特色あるお料理をふんだんに提供してくださり、目移りして朝からもう動けないほどたくさん美味しくいただいたのは申すまでもありません。


ただ、せっかく東北に行ったので、岩手の旧同級生に会おうということになり、

青森市はもちろん、弘前城さえも見ることなくこの地を去るに至りました。

でも、土曜の晩には弘前のホテル周辺をゆっくり散策し、商店街の頑張りや地域の方々の暮らしなどを垣間見ることができ、Yさんご紹介のお店でゆったりと美味しい日本酒と食事をとり、自分としてはとても満足な時間を過ごしました。


そして、朝からまた大船渡までの移動が始まりましたが、ただの移動では済ませません!

ところどころ地元の方々が利用するスーパーや産直のお店に立ち寄りながら、地域特性のある食材をGETしたり景観を楽しんだりする一方、改めて東京という都市の巨大さ、そしてさらに膨張していることへの危惧なども抱きながら、

昼頃に大船渡に到着しました。

その友人は、保育課を卒業した後すぐに教育学部に転入し、以来小学校教諭として子どもたちと接しながら「現場は大変!!」というクラス会返信の近況報告を見ていて、ずーーーっと気になる存在でした。

大船渡は、一団の土地がなく、古くからの家並みがそのまま維持できていることから、子どもたちの関係性がとても親密であり、友人は外の世界は怖いことがいっぱいあるのだと、教えなくてはならないとのこと。

クラス会であったのは○○年前だったか、何しろ学生時代から会話をほとんどしたことのなかった相手ですが、会えばそんなことは関係なく、昨今の子ども事情の話に没頭できるというのが学生時代をともに過ごした強みなんでしょうね~。

他、たわいのない話をしながら2時間ほど昼食を歓談し、再度東京で会おう!と約束をしながら、帰路に向かいました。

後日、手紙のやり取りで、青森からした私からの突然の連絡に、

「保険・宗教の勧誘か、はたまた、傷心で一人旅か、と思った」

との打ち明け話に大笑い笑い


そんなこんなで、金曜夜9時出発、日曜夜ほぼ9時到着の、48時間

千葉から青森、岩手経由の旅は無事終了したのでした。

新幹線が通る前の、華々しい青森ではない、

本来の地域の空気を楽しむことができる最後の機会を捉えることができて、本当によかった。

中野


忘年会シーズンの始まり始まり

先の日曜日、住まい地近隣の友人と半年振りぐらいに会いました。

つまり、前に会ったのが暑気払い、今回が忘年会といったところです。

皆、日々の生活が忙しく、近くにいながらも、そんな理由でもつけないとなかなかきっかけがつかめないというかんじですはぁ~

いつもは3人なのですが、そのうちの一人は介護問題のさなかであり、語らう気力が起きないということで、不参加でした。

そんな中でも、2人でお茶のみで過ごした時間が約7時間。

帰るまで時間を見ませんでしたので、われながらびっくりでした苦笑い

で、どんな話をしていたかといえば、やはり家族の問題についての話がはずせません。


また、友人は近い将来実家の家業に入り、経営に携わるとのこと。

その際には、収益はできるだけ分配して社員やその家族が幸せになるような経営がしたいといっていました。

そのためには、母体が揺らいではいけないことは基本として心得、

加えてパート職員など、働きたい人たちの融通の利く就業機会も設け、

そのような関係構築から会社が地域に大切にされることが理想であること、

そして、母体が地域に支えられるならば、サプライチェーンまでも安定をもたらすことができると。

このような構想は、10年以上も前から練っておりましたが、親族には完全に一蹴されてきたそうです。

CSRとか、コミュニティビジネスなどという言葉なんか知らなくても

個人の利得のみを追求すれば足りるというのではなく、

広く社会が心豊かに過ごせることの実現を理念としている人はまだまだいてくださると思っています。

これは、来年度、法政大学大学院の政策創造研究科に入学される「ノブ」さんが、ブログ内で紹介してくださっておりました、

坂本光司教授の「日本で一番大切にしたい会社」ですとか、

9月28日に当ブログにてご紹介しました、

院生、小林秀司さんの著書「元気な社員のいる会社のつくり方」、

院生、斉藤智文さんの著書「働きがいのある会社-日本におけるベスト25」

などにも著されている、今の時代に必要とされている、これからを支えてゆく理念なのではないでしょうか。


私は友人がそれほど多いほうだとは思っておりません。

しかし、私の友人は皆、役職類の肩書きのある人もない人もそれぞれの立場において

さまざま苦悩しながらも一生懸命にその解決に取り組み、

決して人を悪者にすることで自分を弁護しない潔さを持っています。

私自身はとりたてて秀でる能力を持ちませんが、

そのような地上の星である友人たちを持っていることだけは、私の誇りですsao☆

中野