忘年会シーズンの始まり始まり
先の日曜日、住まい地近隣の友人と半年振りぐらいに会いました。
つまり、前に会ったのが暑気払い、今回が忘年会といったところです。
皆、日々の生活が忙しく、近くにいながらも、そんな理由でもつけないとなかなかきっかけがつかめないというかんじです
いつもは3人なのですが、そのうちの一人は介護問題のさなかであり、語らう気力が起きないということで、不参加でした。
そんな中でも、2人でお茶のみで過ごした時間が約時間。
帰るまで時間を見ませんでしたので、われながらびっくりでした
で、どんな話をしていたかといえば、やはり家族の問題についての話がはずせません。
また、友人は近い将来実家の家業に入り、経営に携わるとのこと。
その際には、収益はできるだけ分配して社員やその家族が幸せになるような経営がしたいといっていました。
そのためには、母体が揺らいではいけないことは基本として心得、
加えてパート職員など、働きたい人たちの融通の利く就業機会も設け、
そのような関係構築から会社が地域に大切にされることが理想であること、
そして、母体が地域に支えられるならば、サプライチェーンまでも安定をもたらすことができると。
このような構想は、10年以上も前から練っておりましたが、親族には完全に一蹴されてきたそうです。
CSRとか、コミュニティビジネスなどという言葉なんか知らなくても
個人の利得のみを追求すれば足りるというのではなく、
広く社会が心豊かに過ごせることの実現を理念としている人はまだまだいてくださると思っています。
これは、来年度、法政大学大学院の政策創造研究科に入学される「ノブ」さんが、ブログ内で紹介してくださっておりました、
坂本光司教授の「日本で一番大切にしたい会社」ですとか、
9月28日に当ブログにてご紹介しました、
院生、小林秀司さんの著書「元気な社員のいる会社のつくり方」、
院生、斉藤智文さんの著書「働きがいのある会社-日本におけるベスト25」
などにも著されている、今の時代に必要とされている、これからを支えてゆく理念なのではないでしょうか。
私は友人がそれほど多いほうだとは思っておりません。
しかし、私の友人は皆、役職類の肩書きのある人もない人もそれぞれの立場において
さまざま苦悩しながらも一生懸命にその解決に取り組み、
決して人を悪者にすることで自分を弁護しない潔さを持っています。
私自身はとりたてて秀でる能力を持ちませんが、
そのような地上の星である友人たちを持っていることだけは、私の誇りです
中野