どんなことばで気持ちを伝えるか
石川です。
そろそろ「肉の万世」のハンバーグが恋しくなってきました
繰り返しの台風でたいへんでしたね。
3月の震災ほどのダメージインパクトではないにしても
人的な犠牲については数の大小の問題ではないと感じ、
悲惨な報道に緊張感が走り続けました。
前回記事で中野さんがおっしゃった
「心が折れる」という言葉は、
現代にまったく新しい用法として出現した
別個の慣用句なのかもしれないと思いました
私がこの言葉を見かけるようになったのは、
漫画の中でのセリフだったように記憶しています。
古来からの用法とは意味合いは異なっているのですが、
二重の意味を持つこういった言葉は
相手やTPOを選んで使わないと
まさに危険ワードになってしまいますよね。
私はおしゃべりに夢中になって
口が滑ってしまうことがよくあるので、
こういった言葉については、
特に気をつけていきたいと思いました
心が折れる
皆様は「心が折れる」という言葉をどのようにご理解されていますでしょうか。
一般的に耳にするのは、
大勢の中で、自分の意向が理解されず、望まない方向に物事が動いたり、
スポーツ選手のように、懸命に努めたのに結果が残せなかったり、
人間不信の状況だったり、
というように
くじけて立ち直れない状態に使われる言葉のように思います。
しかし 2010年12月6日 NHKラジオの「言葉おじさん」というコーナーで聞いた話、
江戸後期の読本『春雨物語』に
「大変なおもてなしを受け、『心が折れて』飲食した」
という件があるとのこと。
ここでは、「心が折れる」とは「気持ちを相手側に曲げる」
ことから、
「自分の主張・気持ちを曲げて相手に寄り添わす」
という、ある意味 前向きに使われています。
また、昭和初期の小説『抒情歌』では「妥協する=気弱になる」
との使い方がされています。
つまり、譲歩するといったところでしょうか。
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/66935.html
このようなお話を聞くと
本来意味を尊重したいと思うのですが、
相手がそのような理解が無い場合に話がややこしくなりそうで、使うに使えない私です
以上、気になっていた言葉のご披露でした。
(台風に足を奪われ、神田で時間をすごしながら)
中野
わが家の暴君
石川です。
よく一緒に遊びに行く友人夫婦の娘はもうすぐ3歳。
かわいさを盾にあらゆる命令を全方位に下し、
わがまま放題の小さな暴君です
一方、うちの猫のチロ(15歳)は、年老いてもやりたい放題。
叶わない望みなどなく、わが家の白い暴君です
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★ 食事
★ 外出
★ マッサージ
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チロはわが家においてこれらの権利をことごとく確立し、
各サービスをオンデマンドで受けられる生活環境を
手にしています。
そんなチロにいま、
「実はうちが別宅疑惑」が浮上しているのです
丸一日どこかへ行方をくらましたと思ったら、
帰ってきてもエサを食べずに爆睡していることがあります。
どうやらよそで食べ物をいただいているようなんです。
わが家でこれだけの待遇を受けながら
まだ別荘があるとは、自由すぎるにもほどがある!!
願わくばわが家が本宅であらんことを。。