るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は和月伸宏 による漫画

漫画
作者 和月伸宏
出版社 集英社

レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 1994年 19号 - 1999年 43号

週刊少年ジャンプ 』(集英社 )誌上において1994年 19号から1999年 43号まで連載。単行本はジャンプ・コミックス より全28巻。また後に完全版が全23巻で刊行された。タイトルの「るろうに」とは流れ者や放浪者を意味する作者の造語であり、漢字表記は「流浪人」。各話数はそれぞれ「第○○幕」という通し番号になっている。


全28巻の売り上げは4700万部 - 5000万部を記録しているヒット作で、海外でも高い支持を受けている。

「『ジャンプ』で歴史物は受けない」、「明治時代は漫画にするには難しすぎる」と連載前は編集者に言われたが、その前評判を跳ね返し、人気を博した。



感想

キャラがしっかりしていたし、軸がぶれていなかったです。
剣心の人斬りに対する贖罪としてやらなければならない事もしっかり描いていたと思います。
だから単に強いだけのヒーローものとは趣が異なっていましたね。

ヒット漫画の条件をそろえている漫画だったと思います。
非常にキャラがかっこよく、バトルシーンもうまい。

評価は100点中79点



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シャーマンキング




シャーマンキング』は、武井宏之 による日本の漫画 及びそれを原作としたアニメ 。『週刊少年ジャンプ 』(集英社 )において1998年 31号から2004年 40号まで連載された。




霊能力者(シャーマン )の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。




連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末に打ち切りという形で終わりを迎えた。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかん が描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである


ジャンプコミックス版でも執筆できなかったストーリーの続きの描き下ろし約380ページが追加され完結を迎えた(マンタリテによると最初はリミックスで発売という話だったのが、この描き下ろしなど追加のため完全版で出すこととなった)。完全版は全27巻。


本作では、作中に登場する霊能力者のことを総称して「シャーマン 」と呼び、ほとんどのシャーマンは持霊(もちれい)という自分専用の霊または精霊、肉体を持っている(ただ霊が見えるだけの人間はシャーマンと呼ばない)。シャーマンは各々の方法で霊の力を借りて戦う事ができる。


あらすじ

森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流が出来る者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加する為に上京してきていた。「シャーマンファイト」、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦い。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。




感想

キャラクターがそれぞれの信念を持っており、面白い作品。
完全版での終わり方も嫌いではない。
迷走を極めた作品かもしれないが初期は最高!だった。





100点中75点です。


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これまでの話






26話 会場の予感






2ndクォーター。

神奈川のメンバーチェンジに観客が気づく。

「おお!!10番! 神だ!海南の神だ!!」

「神だ!ついに出てきた!!待ってたぞーー!!」


深津と河田が話している。

「海南の神だピョン。夏の県予選得点王」

「ああ、そうだったな。3点には要注意だぞ」



山王ボールでスタート。

深津がボールを運ぶ。

インサイドの河田にパスを出した。


高頭がつぶやく。
「インサイドだ。花形、抑えられるか?」


河田の高速スピンムーブ。

「は、速い!」 花形抜かれる。

河田、フリーで楽々シュートを決める。


「おおおーーーーー!!!河田ー―!!」

「速ええええ!!センターの動きじゃねええよ!!」


花形、呆然。
「速い…。それに上手い。これが高校最強センター河田か」



観客席で赤木が腕組。
「河田…。 結局オレはアイツに勝てなかった」

魚住がつぶやく。
「あいつは鯛(タイ)だからな」

赤木が聞く。
「フッ。オレは鰈(カレイ)だったな…。花形は何なんだ?」

魚住、答える。
「知らん」


後ろに座っている池上が、首をかしげる。
「なに言ってんだ…。コイツら」



秋田、ゾーンプレス。

神奈川、プレスを突破。

「おお!神奈川は完全にプレス破りをマスターしてるぜ」



牧がボールを持っている。

仙道がスクリーン。牧が深津を抜く。

ディフェンスをスイッチし、河田が牧のマークについた。

その瞬間、牧は仙道に渡す。

「ナイスパス!!」


仙道についているのはチェンジした深津。身長差10センチ。

「ミスマッチだ!!行けー仙道!!」



仙道、ジャンプショット。



バシィ!!



後ろから河田のブロックだ。

「よーーーっし!!ナイス河田!!」


仙道、ビックリ。
「ウソぉ?」



「速攻!!」

ボールを拾った深津から、松本へ。そして沢北へ渡る。


流川と1対1。


「おお!!また沢北とルカワの対決だ!!」


沢北、強引なドライブ。

流川は必至についていく。「抜かせねえ!!」


沢北、急ストップからジャンプショット。

流川、懸命に手を伸ばしてブロックへ。


沢北はシュートを打たず、真後ろにパスを出した。


「ナイスパス!!」

そこには深津。 スリーポイント。



ザシュ!!


「おおおーーーーーー!!3点!!」

「深津だー!! 山王、追い上げてきたぞ!」

「一気に3点縮めたぞ!!」



そして、畳み掛けるようにゾーンプレス!!

「当たれーーーーーーー!!!!」



会場全体にひとつの予感が走る。


――イケイケ状態の山王。このプレスは決まるのでは?――



牧からカウンターに入った花形にパス。


そのボールを河田がはたいた。

こぼれ球は松本へ。




――――予感は当たった。




「ああああ!!!神奈川、ついにプレスにかかった!!」

「ゾーンプレス、ついに成功!!!」



松本はすかさず沢北へボールを回す。


沢北が神奈川ゴールへ突っ込む。


「ここは取らせん!!」 牧が飛んだ。


沢北、パス。 その先には深津。



「ああああーー!!!また深津だああ!!!」

「スリー、連続かああ!?」


ココには神がつく。

しかし、深津が選択したプレーもパス。

「なに?」




パスの先は松本。スリーポイントラインの外だ。

「おお!松本、スリーかああ!?」


松本、シュートを放つ。



ザシュ!!



「うわーーーーー!!!今度は松本のスリーだああ!!」

「同点!!!!!!」

「来たぞ来たぞ!!波が来たぞーーーーー!!」


ついに秋田が追いついた。


そして、さらにゾーンプレス!!!!


「よーーーーし!!!当たれ、当たれ!!!」

「潰せええええ!!深津ーー!沢北ーー!!!!」

「行け行け山王!!!」 「押せ押せ山王!!!」

「行け行け山王!!!」 「押せ押せ山王!!!」



深津、怒涛のプレス。しかし勢い余って牧の手を叩いてしまう。

「あ、当たっちゃったピョン…」

しかし、レフェリーからは死角だった。気づかれない!


「なんだと!?」 牧が一瞬慌てた。

その隙に沢北がスティール。


ボールは松本へ。

松本、誰もマークに来ないうちに、すかさずジャンプショット。


ザシュ!!


「うわあああーーーー!!!!連続得点!!!」

「山王、一気に逆転だあああ!!」

「ついにゾーンプレスが牙をむき始めたぞ!!」



ビビーーーーー!!!

『タイムアウト!!! 神奈川』






続く





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鏡と通り魔





ある姉妹が山のペンションに泊まることになった。

ペンションに行く途中、警察の人間に呼び止められ
「このあたりは通り魔というか、変質者が出没するから注意してほしい」
との注意を受けた。

姉妹がペンションにつくと、二人ともベッドに腰を下ろして一休みをした。
道中のことや、今日の夕食について話していると鏡を見ていた姉が急に、
「ねえねえ、部屋の外の窓って閉まってたっけ?」
と妹に話した。


「たぶん閉まっていると思うよ。」
と妹は答えた。


「じゃあさ、閉めてきてよ。それからペンションの中を一回りしましょうよ。」
「えー、めんどうくさいなぁ。きたばっかりじゃん。」


妹はぐずりますが、姉は
「いいじゃんいいじゃん、早く行こうよ!」
とうとう姉は妹の袖をつかんで強引に部屋の外に出た。

「やっぱり窓は閉まってるじゃん…」
まどを指して文句をたれる妹を引くずるようにして姉はペンションを出ようとします。


「いいかげんにしてよ!お姉ちゃんさっきから何やってるの?!」


たまりかねた妹が、姉に向かって声を荒げた。
それを制するように姉はこう言いました。


「私がさっき見ていた鏡に、おまえのベットの下でニヤニヤ笑っているへんなやつが写ってたんだよ!あれが警察の言っていた通り魔だよ!」


ベットの下の男




女子大生ののA子がある日、先輩のB子の家に遊びに行った。
A子とB子はとっても仲がよく、その日も夜遅くまで先輩のB子の家でたわいもない話をしていた。


時間を見ると終電ギリギリの時間なので、B子の家から自分のアパートへA子は帰ることにした。


しかし途中でA子は自分のアパートの鍵をB子の家に忘れているのを思い出し、B子の家に引き返した。

真夜中ということもあり、B子の部屋には明かりがついていなかった。幸運なことに鍵もかかっていなかったので、B子の部屋の構造を良く知っていたA子は電灯をつけるまでもなくB子の部屋に忘れてしまった自分の部屋の鍵を手に入れてぎりぎりの時間で家に帰った。

そして次の日。
A子は昨日の非礼をわびると同時に、どこかへ食事にでもB子を誘おうと思い、B子の部屋に行った。


しかしそこには警察車両と大勢のやじうまでがいた。
A子は人ごみをかきわけて入っていくと警察にB子の友人だと名乗り出た。
警察はB子が殺されたことと、ちょっとわからないことがあるのでとショックを受けているA子をB子の部屋に入れた。B子の血で染まったベッドの横に血文字でこう書かれていた。


「あかりをつけなくてよかったな」
そう、A子が鍵を取りに戻ったとき、すでにB子は殺されており、まだ部屋にはその犯人も潜んでいたのだ。もしそのとき電気をつけていたらA子も殺されていただろう・・・ベッドの下に潜んでいた殺人犯に。

対峙


週刊ヤングジャンプ「GANTZ」を更新します。

想像を絶するとは正にこの事か!?
ついに始まったカタストロフィの正体は、謎の星人軍団による大量虐殺劇だった。
対抗する術のない人間たちはただ死を待つのみ。
だが、そんな人類の中にも颯爽と戦う者の姿があったのです!

GANTZの武器を手にした玄野!
クラスメイトが驚く中、玄野はそのトリガーを引いた!!
効果は十分!
倒したかに見えたのだが、何と中から巨人が現れたのです!!

言葉が通じないから何を言っているのかは分からない。
だが、コイツは今まで戦ってきた星人の一種だ!
ならば戦いようは…ある!!

ついに始まった戦士たちの逆襲!
今週は玄野に続いて加藤たちも戦い始めたのです!!


もう一人


武器は準備しているものの、決断出来ないでいた加藤。
しかし、目の前で母を殺されて泣いている子供の姿が彼の背中を押すのです!
敵は絶望的に巨大!
でも…行くしかない!!

そして街中には桜井たちの姿も…。
「師匠ッ」
「師匠ッ守ッて下さいッ」

彼はトンコツを守れるのか?

そして…この絶望的な風景を眺めている二人がいました。
レイカともう一人の玄野です。
絶望的な気持ちになっているレイカに対して、玄野は生き残ろうと力強く言う!
これはタエちゃんのところにいる一方の玄野と考え方が一緒ですね。
そういう意味でも二人は全くの同一人物なのでしょう。

ライダー


加藤の攻撃により、相手を完全に拘束する事に成功!
だが…次の瞬間、伝送が始まった!?
これはGANTZと同じシステムなのか!?

その一方では、我らがキン肉ライダー・風による大パフォーマンスが展開!
何と、相手の体から何かの骨の様なものを引きずり出してしまったらしい。
これには見ていた者も拍手喝采でしょう。
人類にはまだ希望がある。
そう感じた人もいたでしょう。

情報


一方、学校でタエちゃんを守って戦っていた玄野は、結局相手を逃がしてしまったらしい。
相手が生身の人間だと分かったから?
しかし、これが彼にとって凶となる可能性が出てきました。
どうやら玄野に襲われた星人が腕時計の様な装置で、玄野の情報を送ったようです。
空を飛んでいる者、地上で戦闘している者たちにも玄野の情報は届けられた様子。
これは…今後彼はターゲットにされてしまうのでしょうか!?

果たして彼らによる報復はあるのか?
そして玄野の運命は!?




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これまでの話








25話 奇襲の終了




熱戦が続くメイン会場。

一方、とあるパチンコ店では、「熱戦」が終わっていた。


水戸が笑顔で歩いている。
「さすがだな、高宮」

高宮が大騒ぎしている。
「はっはっは!大漁、大漁!神奈川メンバーにジュースでも買ってやるか」

野間が笑う。
「こんなところで勝ち運使ったら、神奈川負けちまうんじゃんねえか?」

大楠は真顔。
「おいおいヘンなこというなよ、チュウ」


ちょっと静かになった4人が会場に向かって歩いている。


「マジで買ってってやるか」
途中、コンビニに立ち寄り、ドリンクを買い込む。



メイン会場、洋平たちがコンビニ袋を両手にぶら下げて客席に向かう。

高宮が桜木を見つけて声をかける。
「おおーい!花道ぃ!ジュース買ってきたぞお、お前のはないけどな」

桜木は返事をしない。じっとコートを見ている。


「お~い、怒るなよお。冗談だよ。お前にもやるよ」


桜木はコートを見ている。


水戸が桜木の隣に立つ。
「おい、ジュース買ってきたぞ。飲めよ、俺達のおごりだ。
俺達っていうか、高宮だけどな」

桜木はやっと気づいた。
「おお、洋平か。サンキュー」


水戸は、やれやれといった感じ。
「全然気づかねんだもんな。さすがに、のめり込んじまったか。」

桜木が返す。
「ああ? 気づかなかっただけだよ。誰がこんな試合にのめり込むか。
俺がいねえ神奈川に用はねえんだよ」


「かわいくねえヤツだな」 水戸たちは自分の席に戻った。



安西が桜木に話しかける。
「流川君のプレーをずっと目で追っているようですね。感心、感心」

桜木、反発。
「おい、バカなこと言うなよオヤジ。この天才・桜木がなんで
キツネを気にしなきゃいけないんだ」

安西が笑う。
「ほっほっほ。まあ、いいでしょう。

おや、第1クォーターが終わりましたよ」



1stクォーター終了。

神奈川 26
秋田   20


かろうじて神奈川がリードを保っている。



神奈川ベンチ。

牧が流川に話しかける。
「絶好調だな、流川。あのダンク以降、お前しか点とってないぜ」

流川、うなづく。
「もっと点取れるとみた」

仙道、ニコリ。
「こりゃ頼もしいな。第2クォーターも頼むよ」


花形が秋田ベンチを見てつぶやく。
「まあ、あっちのエースも絶好調みたいだがな。流川のスティールが
火をつけちまったか。要注意だぞ」


清田が三井と宮城の前に立つ。
「ちょっと、どいてよ。オレ、“試合に出たから”疲れてんだよ。
ベンチに座らせてくれよ」

三井&宮城、憤慨。
「グッ、この1年坊主…」


そこに高頭の指令が出る。
「神、交代だ。清田と代われ」


清田が食いつく。
「な! なんでですか、監督! 第1クォーターの影のMVPと言われる
オレを外すなんて…」

三井&宮城、突っ込む。
「誰も言ってねえよ」


高頭、扇子。
「疲れてるんだろ? 清田」

清田、ガックシ。確かに先ほど三井たちに「疲れた」と言っていたが…。

「そ、そんな…」


高頭、大笑い。
「はっはっは! いちいち真に受けるな!
お前はよくやった。これは作戦上の交代だ。神、アップだ」



1stクォーターは、流川のダンク以降は点の取り合いとなった。
流川、沢北によるスーパープレイ集に、観客は酔いしれたのだった。

「すげえよ、この試合。山王は当然だが、神奈川もすげえ…」

「ここからどうなるんだ? 流川と沢北の打ち合いか?」

「終了間際までもつれるぜ、こりゃ」



神を入れてベストの布陣に戻った神奈川。

奇策は当たった。神奈川のリードで1stクォーターを終えた。

ここからはスタメンでがっぷり四つの戦いだ。地力を問われることになる。




まもなく試合再開。





つづく


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PLUTO』(プルートウ



PLUTO』(プルートウ)は、浦沢直樹 作、手塚治虫 原作の日本 SF サスペンス 漫画 。全8巻。




原作は手塚治虫の『鉄腕アトム 』に含まれる「地上最大のロボット」の回。監修・手塚眞 、プロデューサー・長崎尚志 、協力手塚プロダクション

作者の浦沢直樹が生まれて初めて漫画で感動した作品が、手塚治虫の『鉄腕アトム 』のエピソードのひとつである「地上最大のロボット 」であった。熱烈な手塚ファンである浦沢はこのリメイクを切望。2002年 冬、手塚治虫の息子である手塚眞にその許諾を求める。手塚は一度はこれを断るものの、その後の浦沢の熱心なラブコールに心を動かされ、2003年 3月28日 に「地上最大のロボット」のリメイクを了承。同年9月よりビッグコミックオリジナル にて連載がスタートした。



ストーリー

人間とロボットが共生するようになった時代。スイス最強のロボット、モンブランが殺された。同じ頃、ドイツのロボット法擁護団体の幹部が殺害された。

二人の遺体の頭部には“角”の様な物がほどこされていることからユーロポールが誇る高性能刑事ロボット、ゲジヒトは同一人物による犯行と考え捜査を進める。ゲジヒトは犯人の標的が自分を含めた7体の、大量破壊兵器になりうるロボットたちだと考えるが…。




感想

ロボットを中心とする世界観には、とても興味深いものがありました。
人間とロボットのあり方、
人間とロボットの違いなど、
かなり哲学的な境地に入り込める作品だと思います。

巻ごとに深みを増す重厚なストーリーに加え、ところどころに人とのつながり、ロボット倫理、単なるサスペンスではないのは言うまでもありません。





評価は100点中82点です。



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ギャグマンガ日和






ギャグマンガ日和』(ギャグマンガびより)は、増田こうすけ による日本 ギャグ漫

である。


月刊少年ジャンプ 』(集英社 )にて2000年 1月号から休刊号となる2007年 7月号まで連載され、その後は後継誌『ジャンプスクエア 』にて2007年12月創刊号から連載



非常にシュールなギャグやブラックユーモアを盛り込み、全体的にダウナーな印象を与える一話完結型のギャグ漫画 である。正式名称には増田こうすけ劇場というサブタイトルがついている。

歴史的有名人をキャラクターとして起用したり、名作のパロディ や(主にツッコミにおいて)語彙の豊富な台詞を用いたりする一方、安直なネーミングを用いる、登場人物の多くは友達がいない、卑屈な性格である、奇妙な青春を過ごしている、他の漫画では絶対に主人公になれないようなキャラクターを主人公に持ってくる、(恐らくは辛辣なパロディとして)ステレオタイプな設定を臆面もなく多用する。


月刊 連載であることに加え、元々掲載ページ数が少ないため1年に1冊ペースで発行されている。なおサブタイトルは本編の内容とは全く無関係である。

巻の1 ロサンゼルスのあばれ馬の巻
巻の2 最後の投げキッスの巻
巻の3 もう誰も信じないの巻
巻の4 やきいも大作戦の巻
巻の5 渚のハイソックスの巻
巻の6 よろしく! もつ鍋先生の巻
巻の7 屋根裏部屋のフランス人形の巻
巻の8 土俵際の無い物ねだりの巻
巻の9 パーマ忍法帳の巻
巻の10 潜入! あわてんぼ渓谷の巻



感想

ギャグ短編集といった所でしょうか?
好みはわかれそうですが、なんというか、ものすごいギャグセンスを感じます。

絵柄もこの作品にマッチしていて良い感じです。ですがたまに訳の分からないシュールすぎるギャグがあります。
ですがそれを補って余りあるほどの面白さがこの作品にはあります。





評価は100点中78点



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これまでの話 ←から前話にいけます。







24話 流川の逆襲






沢北の連続得点。

秋田は3点差に詰め寄った。そして、オールコートプレス。

「おお!!山王はあくまでもゾーンプレスだ!!!」

「最後までやるつもりか!?」


神奈川は、一度突破されたことでオールコートプレスを止めた。
体力の消耗が激しいことや、即興のプレスでは限界があることが理由だった。

秋田は止めない。最後までプレスをかけ続ける体力がある。
自分達のプレスに絶対の自信があるため、一度攻略されたぐらいでは動じない。


しかし、牧も動じない。

再び山王の包囲網を突破する。


ボールは牧から清田へ。清田1ON1の構え。

「神奈川№1ルーキーの実力を見よ!!!!」


清田、鋭いカットインで松本を抜いた。


「おおお!!!抜いたあああ!!」

「速い!やるぜ、あの14番!!」


バシィ!!

松本に後ろからはたかれた。


「うわああ!さすが松本だ!!」

「もしかして、わざと抜かせたんじゃないのか!!??」


松本は深津にボールを渡した。そして少し考えた。

「わざとなわけねえだろ…。スティールがうまくいったからいいものの、
あの14番、メチャクチャ速いぞ。完全に抜かれてしまった。
神奈川選抜。あいつらどういう集団なんだ…」



秋田の攻撃。

ボールは沢北。流川との勝負だ。


「さああ、また沢北だ!!3連続ゴールか?」

「どうした流川!!やられっぱなしだぞ!?」


流川、つぶやく。
「もう抜かせねえ」

沢北、ニヤリ。
「その強気な姿勢はあいかわらずだな」

沢北、日本一のドライブ。



バシィ!!


流川後ろからはたいた! 先ほどの松本と同じプレイだ。



沢北、カチンと来る。
「こ、こいつ…!!」

松本はビックリ。
「あの1年…。今のはわざとだ」


そう、今の流川のカットは明らかに故意。後ろからはたくために、
わざと沢北に抜かせたのだ。



ボールを奪った流川、自ら山王ゴールへ向かう。

「行けえええ!流川ーー!!」


深津が戻っている。

「止めろーーー!!!!深津!!」



流川は構わず突っ込んだ!!



ドガ!! ダンク炸裂!!!!



ビビーーーーー!!!!! 審判のホイッスル。



「うわああああああ!!!流川ダンク来たああ!!!」

「さああ!!神奈川のエースもノってきたかあ!?」

「笛はどっちだ!?深津か!?流川か!?」



『黒、4番!!! バスケットカウントワンスロー―!!!』



「わあああ!流川やったーーー!!!」

「深津2度目だぞ! どうするんだ!!!??」


1stクォーターにして、深津に2度目のファウルが告げられた。


河田が深津に声をかける。
「気にするな、深津。今のは微妙なラインだった。オフェンスチャージになっても
おかしくないプレイだ。お前のミスじゃない。ジャッジの判断だ」

深津、一度深呼吸。
「わかってるピョン」


松本は沢北に声をかける。
「沢北、冷静さを失うなよ。興奮したらお前の負けだぞ」

沢北、うなずく。
「大丈夫です。ここで自分を見失ってちゃ、しょうがない。
もう、こんくらいじゃ焦りませんよ。一度“負けたことがある”んですから」


流川がフリースローレーンに立った。


そして、リバウンドレーンの沢北に宣戦布告。
「おい、チャンピオン。こんなもんで終わると思うなよ」




続く






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