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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


クリスマス会2015

 今年のクリスマス会は、手作りしたパラシュートで目標地点へのランディング競技をしました。目標点に最も近い人が勝ちです。


 2階からパラシュートを落として、1階の床に書かれている×印を目指します。密閉された建物の中でも、パラシュートはふわりふわりと右左に揺れながら落ちていくので、なかなか狙ったところへ落ちません。前半での最高記録は20cmでした。


 休憩しながらおやつを食べている生徒達に降下精度を上げる、ある工夫について説明しました。すると、後半の記録はぐっと上がり、最も目標点に近い生徒は、なんと5cmでした!「ちょっとの工夫が大きな効果を生む」ことを皆で体験できました。


 パラシュートの行方を追いながら、階段を登ったり降りたりして楽しかったですね。メリークリスマス!


キットパス・アートワークonクリスマス2015

 ともこ先生が子どもたちと共同制作したカラフルなクリスマスツリーです。





 マスキング作業をしている最中に子ども達が背の届くところからキットパスで色を塗り始めたので、なんとも窮屈な作業状況でした(笑)。





 明るいうちに部屋の内側から見ると、光が通ってとても綺麗です。日没後に外側から見ても室内灯に照らされて綺麗です。ガラスに描かれたキットパスの絵は、時間帯によって楽しみ方が変わります。





 今年もマナビオでクリスマス会を行います。やって来る生徒達が仕上がりを見たら、ビックリするでしょうね!


フィラメント

 エジソンの作った電球が光る原理を体験しています。電気を通すと発光する部材(フィラメント)として、複数の形状や素材を試します。


 生徒達は別の実験で全く同じ構造の実験具を作ったことがあります。

2015/05/08

【理科実験教室(上級):電気のパワーで】


 前回の実験では、発生した熱で発泡スチロールを切断することができましたが、発光することはありませんでした。ところが今回の実験では、光が出ます。違いは何でしょうか?


 インターネットを検索すれば簡単に結果を得ることがきる現代において、"知っている"こと自体に特別な価値はありません。しかし、2つの異なる実験結果から、類似性と独自性をそれぞれ考察するマナビオでの体験は、理科実験教室ならではの特別な"学び"です。


 また、白熱電球の生産はすでに中止されています。近い将来、生徒に白熱電球を見せると"博物館にあるような古い照明器具"に見える日が来るでしょう。そういう意味でも、白熱電球の実験は特別な体験です。


■無料体験会■

市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験会です。

ロボット教室はコチラ 、理科実験教室はコチラ (別窓で開きます)で開催日を確認いただけます。


押せ!ロボフィッシュ!!

 今月は「ロボフィッシュでエサ運び」です。


 尻尾を振って進む珍しいロボットです。とてもゆっくり進むロボットなので、タイムを競うには適さないロボットです。そこで、重さを競います。60cm先にエサを置き、ロボフィッシュが押しながら20cm運ぶことができたら有効とします。


 ロボフィッシュはまっすぐ進むのが苦手な上、押す力は、とても弱いです。したがって、少ない力で確実に押すことができる工夫が、エサとロボフィッシュ両方に求められます。単純な競争ですが、なかなか思い通りにはいかず、記録は伸びていません。暫定で165gが最高です。みんな、頑張れ!


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単位量あたりの大きさ(小5算数)

 「どうせ、サンタなんかいないんでしょ?」


 算数で「単位量あたりの大きさの問題」に悩む小5女子に尋ねられました。私の答えはいつも同じです。

「サンタさんはいます。」


 小学校上級学年の算数では、目で見て分かる量だけでなく、把握の難しい概念的数量も学んでいます。


「『どちらの花だんに多くのチューリップが咲いているといえますか?』意味分かんない!」


 答えの出し方が分からない彼女は、魔法の経験則「分からない時は"最初に出てきた数字を後から出てきた数字で割る"」を使って式を書きましたが、それでは正しい答えは得られません。そろそろ、小さな頃にかかっていた魔法が解ける頃なのかもしれません。


 面積で割ることを説明すると、今度は

「何故?こんな面倒な計算、誰が考えたの?」

と質問されました。苦し紛れに

「サンタ...かな?」

と白いお髭のおじいさんのせいにしてみました。すると、

「小4の頃からおかしいと思ってたもん!だって、『Aが欲しい!』って言ってから、クリスマス直前に『やっぱり、Bが欲しい!』って言うと、Aが届くんだもん!」


 なかなか分かり易いすばらしい説明です!しかし、「サンタがいない」ことの論証には十分ではありません。

「サンタさんはいます!『"面積"で割れば幸せになれる。』って、きっとサンタも言うよ。」