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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。

アルゴクラブ・ものまね積み木

 子ども達が「ものまね積み木」をやっています。コーチが持っている平面に描かれた積み木の図と同じ形を、手元のパズルで作る課題です。


 初級コースは、クラス開始から半年が経過しました。このような毎週の積み重ねが、子ども達を確実に成長させています。


 後ろの席の子にも見易いように課題を手に持っている時、コーチからは、こんな風に見えます。課題ができた子は「できた!」を宣言します。課題が分からなくて、ソワソワ、キョロキョロする子が出てきたら、手に持っている課題をグラグラ動かしたりします。「コラ!コーチ動くなぁ!」と声がかかると、再び、視線が課題に集中します。


 集中力には個人差があります。複数人で課題に取り組むと、やや長く持続することができます。それでも、アルゴクラブの楽しさはテンポの良い授業運びにあるので、3分経ったら、課題ができていなくても終了します。「あともうちょとでできた。次こそは!」と未消化の部分を残すことが、次回の集中力を生む原動力になります。


アートクラフト縁日2016

 毎年、お盆に木更津市かずさアカデミアホール で開催されるクラフトイベント に、今年も出店しました。手を使って考える講座「Hands-on(ハンズオン)」として、ビー玉はこび 、ぶんぶんゴマ、偏光板の万華鏡などをワークショップ形式で提供しました。


 子ども達の生活技能が低下していることを指摘されている昨今、Hands-onのワークショップの内容(特にビー玉はこび )は、やや難易度が高いです。釘など打ったこともない我子を知る保護者が「あなたには無理よ」と言っても、子どもは「でも(ビー玉はこびを)作ってみたい!」と言います。


 ボンドをつけ過ぎたり、釘が曲がったり、決して簡単には完成できません。しかし、興味を持って「作ってみたい!」と強く思うと、子ども達は、保護者の想像以上の集中力と力を発揮します。その証拠に、完成できな子はいません。


 子ども達の生活技能を学ぶ機会を少しでも増やすことを願って、マナビオでは「Hands-on」を実施しています。


夏の夕暮れ

 夏休みの間、マナビオでは、日中に手を使って考える講座「Hands-on」を開催しながら、夕方以降は、通常通り、小中学生の個別進度学習教室があります。


 夕方、教室から見た空がとても美しく、授業を終えた子ども達と一緒に外へ出てきました。


 この日、気温は高いものの、太平洋上にある台風のせいで風が吹いており、夕方は、比較的、過ごしやすかったです。夏休みはちょうど折り返しです。そして、来週、マナビオはお休みです。


 美しい夕暮れの空のもと、迎えにいらした保護者に向かってかけていく子ども達に

「バイバイ、またね!」

と声をかけました。その時、つい、自分の子ども時代を思い出してしまいました。


 子ども達と接する時間が長いと、頭の中が子ども化することはよくあります。その調子のまま、保護者の前で「"バイバイ"はないかな?」と考える大人の自分がいました。そこで、

「夏休みの宿題、頑張れよ!」

などと大人を装う言葉を足したりしてみました。美しい夏の夕暮れの別れの挨拶には「余計な一言」のように感じました。


小学生プログラミング教室

 夏休み限定の全3回の講座です。当初、6名の定員で募集をしましたが、沢山のお申込みをいただきましたので、2クラスで対応しています。


 1回目の講座でパソコンとScratchの操作に慣れた子ども達は、2回目のこの日、もうゲームのプログラムを書いて(組み立てて?)動かしています。キーボードをほとんど使わないScratchの強みが発揮されています。


 どうやって処理されているのか考えるのは後回しです。まず、テキストにそってプログラムを作って、実行してみます。作ったプログラムが、何の問題もなく動くことは、まずありません。そこで、プログラムを正しく動かそうと、子ども達は自然とプログラムの処理内容を理解しようとします。そこが、マナビオのプログラミング教室の狙いです。


 8/22(月), 25(木), 27(土)(それぞれ9:30-11:00)の講座に限り、あと3席だけ残席があります。希望者は受付ページ よりお申込み下さい!