薬剤師の安美です。
「7月になってもくしゃみや鼻水がひどい、もしかして風邪?」
「春じゃないのに花粉症みたい」
そんな悩みはありませんか?
実はその症状、
夏の花粉症=イネ科植物によるアレルギー性鼻炎の可能性があります。
花粉症=春だけ、ではありません
花粉症というと、
スギやヒノキによる春の季節性アレルギーをイメージされる方が多いと思います。 > ですが、実際には通年・多季節性の花粉症もあります。 その代表が、イネ科植物による花粉症です。
イネ科花粉症って?
イネ科の植物は、
日本中の公園、河川敷、道ばたなどいろいろなところにはえています。
代表的な原因植物はこちら。
✅カモガヤ(オーチャードグラス)

✅ハルガヤ

✅オオアワガエリ

これらの植物は、5月〜7月にかけて花粉を飛ばすため、 春じゃないのに花粉症症状が出てしまうということにつながります。 とくに、 ・雨上がりや風の強い日 ・草地、公園、河川敷に行った日
イネ科花粉によるアレルギー性鼻炎の症状は、スギ花粉とほぼ同じです。
✔くしゃみ
✔鼻水(透明でさらさら)
✔鼻づまり
✔目のかゆみ、涙目
✔喉のイガイガ感
重症になると、咳や喘息症状が悪化してしまうことも…。
放置しないで!市販薬でのセルフケアも可能
「この時期だけだから」と我慢していると、
✔ 慢性鼻炎
✔ 副鼻腔炎
✔ 睡眠障害・集中力の低下
などにつながるリスクもあります。
市販薬でも対処は可能です。
処方薬と同じ有効成分を同量含む、眠たくなりにくい
第2世代抗ヒスタミン薬も市販されています。
「どの薬が眠くなりにくいの?」 「即効性があるのは?」 「子どもでも使える薬は?」 そんな疑問にお答えするために、 こちらの記事で詳しく解説しています 👉 【市販薬の薬剤師解説】アレルギー性鼻炎・花粉症の薬の種類と選び方 薬剤師として、タイプ別にわかりやすくまとめていますのでぜひご覧ください!
もちろん、市販薬で対応が難しい場合は、
専門医の受診もご検討くださいね。
夏だからといって油断せず、
季節に応じたアレルギー対策で快適に過ごしていきましょう!
補完的なセルフケアとして「じゃばら」も注目
和歌山県北山村の柑橘「じゃばら」をご存じですか?
じゃばらに含まれるナリルチンというポリフェノール成分は、
花粉症の症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える可能性がある
として研究報告も出ており、アレルギー対策の一つとして人気です。
薬が苦手な方、できるだけ自然なものでケアしたい
という方には、補助的な対策として取り入れてみるのもおすすめです。
薬剤師目線で厳選!健康のプロがチェックしました✨










