アラフィフ薬剤師の安美です。
「朝まで眠れた気がしない」
「夜中に何度も目が覚める」
そんな眠りのお悩み、ありませんか?
私もそういう夜が増えました![]()
体は疲れているのに、なぜか眠れない。
その不安、よくわかります。
「寝つきが悪い」
「眠りが浅い」
更年期女性に多い睡眠トラブル。
前回は、最近の睡眠薬事情についてお話ししました。
今回はもうひとつの選択肢として、
更年期の不眠に対して漢方薬がどのように使われるのかについて書いていきます![]()
薬剤師として強調したいことは、
漢方薬は「睡眠薬の代わり」ではなく役割が違うということです。
【この記事を書いた人】
アラフィフ薬剤師 安美(あみ)

🟡更年期真っただ中の50代薬剤師
🟡更年期に役立つ漢方やハーブ・サプリメントの専門家
自分の体験と薬剤師の専門知識をもとに
女性の体と心にやさしい健康情報を発信しています!
更年期の不眠に、漢方薬が選ばれる理由
更年期の不眠は、
女性ホルモンの低下による自律神経の乱れ、
疲れやすさ、気分の落ち込み、不安感などが関係しています。
漢方薬は、
眠らせることそのものを目的とするのではなく、
眠りにくくなっている心と体の状態(根本原因)を整えるという考え方です。
そのため、
「まだ睡眠薬は使いたくない」
「体質から整えたい」
「不眠以外にも気になる不調がある」
という更年期世代に注目されています![]()
漢方薬は「症状」ではなく「今の状態」で考える
西洋薬は、一般的に症状に対して処方されますが、
漢方薬は、今現在の心と体の状態や傾向を考えて用いられます。
「不眠」というひとつの言葉でも、
どんな状態で眠れないのかを大切にするというわけです。
更年期になると、
「眠れない理由」がひとつではなくなります。
だからこそ、
ただ「不眠だからこの薬」と選ぶ前に、
今の状態を知ることがとても大切です。
更年期の不眠でよく使われる漢方薬には、
次のようなタイプがあります。
心と体が疲れて、眠れないタイプ
仕事や家事、気遣いが続いて、
頭も体も休まらない状態が続いているタイプ。
疲れているのに寝つきが悪い、
眠りが浅い、夢が多いと感じることがあります。
このような場合には、
心身の消耗を補い精神を安定させる漢方薬が使われます。
不安感や緊張が強いタイプ
不安になりやすく、
ちょっとしたことで目が覚めてしまうタイプ。
更年期特有のメンタル不調が強く出やすい人です。
自律神経やホルモンのバランスを整える漢方薬を選びます。
イライラや神経の高ぶりが目立つタイプ
神経の高ぶりやストレスでなかなか寝付けない、
音や光に敏感になって眠れないタイプ。
イライラや緊張感が強く出やすい人に多いです。
高ぶった神経を鎮める漢方薬が用いられます。
薬剤師が伝えたい漢方薬との付き合い方
眠れない日が続くと、
「そろそろ睡眠薬を使った方がいいのかな…」
と悩む方も多いと思います。
でも一方で、
「できれば強い薬には頼りたくない」
「自然な眠りに近づけたい」
そう感じる方も少なくありません。
そういう方にとって漢方薬は選択肢のひとつ。
ただ、自然由来の漢方薬も「自然だから安全」というわけではありません。
体質に合わなかったり、
他の薬との飲み合わせに注意が必要なこともあります。
自己判断で選ぶのではなく、
医師や薬剤師に相談しながら選ぶことが大切です。
また、
漢方薬を使う・使わないは、正解・不正解ではありません。
睡眠薬を使う選択も、
漢方薬を使う選択も、
生活習慣から整える選択も、
どれもその人にとって必要なタイミングがあると思います![]()
更年期の不眠は「選択肢を知ること」から
更年期の眠りは、
若い頃と同じでなくて当たり前。
大切なのは、
我慢し続けることでも、
無理に元に戻そうとすることでもありません。
今の自分には、どんな選択肢があるのか。
更年期の不眠には、
睡眠薬だけではない、いくつもの選択肢があります。
睡眠薬も、漢方薬も、
その正しい情報を知ったうえで、
自分に合う方法を選ぶことが、安心につながりますよ。
自分の体と心の声を聞きながら、
睡眠の質を整えていきましょう![]()
更年期のゆらぎは、
すぐに薬が必要なケースばかりではありません。
女性ホルモンの変化にともなう不調は、 「気のせい」「年齢のせい」で片づけられがちですが、 体の仕組みを知ることで、 今の自分に合った対策を選ぶこともできます。
サプリメントでのケアを考えるなら、
最近注目されている成分、
プレエクオール配合の
ベルタ「エクリズム」も選択肢のひとつです。
薬剤師の視点から、 成分設計と「自分に合うかどうかのポイント」を わかりやすくまとめました



