Mamoruwa

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防災・減災について書いてます!

Amebaでブログを始めよう!

ちょと・・・仰々しいタイトルですが・・・

やはり、黙っていられないので書いておこう!!

 

前の記事の、登校時の豪雨の判断についてに引き続き・・・

7月3日の台風接近時の学校の対応・・・

これについてはhttps://www.facebook.com/mamoruwa/photos/a.309575616105558.1073741828.306458356417284/557521444644306/?type=3&theaterを参照

 

そして、大阪北部地震のブロック塀、最近の熱中症・・・・

 

学校という安全でなければならない所が危険な所になっている。

なぜか?と言うと・・

「基本的な事が出来ていない」からである・・・

 

まず、ブロック塀の話し

私はず~と前から危険だと発信し続けている。

塀問題なのではなく・・・

危険と分かっていて設置している事に問題がある。

 

そして、今回の熱中症での男児が亡くなった事。

なんと悔しい話しだ!!

だって、高温注意報が出ていたのだ。

 

「これまでは大丈夫だった・・・」

それはもう通用しない気象になっていることを知らなければいけないのだ。

 

今の学校の危機管理体勢には問題がある。

 

まず、校長先生自体が危機管理のノウハウがないこと。これは仕方が無い・・・

何故かというと、勉強していないから・・・タダそれだけ

 

教育委員会はしていると言うが、私達が言う危機管理とは次元がちがう。

 

そして子ども達といつも一緒にいる先生たちも同じである。

 

先日、とある学校の避難訓練を見学した。

感想は・・・

いつの時代の訓練をしているだろう?昭和?

 

先生は、防災危機管理の専門家ではない・・・

先生が避難訓練を教えるのには限界がある。

 

なので、限界を超えたとき判断が出来ないのだ。

 

現に、あったこと。

とある日・・・登校時に線上降水帯(いわゆるゲリラ豪雨ね)が出来ており、

①激しい雨により視界不良

②道路が冠水し歩道まで水が上がってきている

③近くで落雷があった

 

あわてて、子ども達を車庫に避難させて学校へ連絡・・・

状況を説明するが、学校は通常登校させるよう指示される。

その後、学校へ説明を求め回答は、「判断が・・・難しい・・」

 

いやいや、だから報告しましたよね~

現に、スネまで浸かって登校した子どもがいました。

 

側溝のふたが無くて落ちたら?

 

今回の、熱中症もしかり、誰かのクレームを気にするのではなく、

こどもの命を気にして欲しい・・

 

教育委員会をはじめ、校長先生、先生方への防災教教育、こどもへの防災教育の整備。

これは今この一瞬からでも始めないと・・・

 

子どもが死ぬのが先か?環境整備が先か?

 

これは競走だ!!

 

 

 

本日、数件のお問い合わせを頂いたのでこちらで書いておきます。


今朝、ちょうど小学生、中学生の登校時間に、大雨と雷が発生しました。


たくさん保護者が、「危ないのではないか?」と思われたでしょう。


そのせいか、宮崎市内の保護者から数件どのようにしたら良いかの問い合わせがありました。


Mamoruwaでの回答は、基本的には登校中止です。


理由は、雷の位置が近い事と、道路が冠水し始めていた事。

この、2つの危険要素がありました。


まずは、学校に連絡をしてこのまま登校させるのか?車での登校を許可してもらえるのか?

を聞いてもらいました。


しかし、ほとんどの宮崎市内の学校は通常登校であった様ですが、車での登校は許可されたみたいです。


ここで、生じた問題は2つ!

 保護者同士の情報が共有されてない事!

これは、登校班の所は如実に出ましたね〜

直ぐに車を手配したり、保護者が付いて行ったり、それぞれ対応されていました。

とは、逆に待ち合わせ場所に、子どもだけで集まり、いつも通りに登校した班。

何度もいいますが、あの気象条件下での登校はNGです。


ただ、学校としては通常登校と言われば、時間通りに登校しなければならないのです。


ここは、学校の問題!

「今日は、遅刻しても遅刻扱いにしないので、安全を確保して登校してくだい」

この対応だけでよかったのです。


現に、この対応をとっている学校はたくさんあります。

ただ、学校は一片だけを見て判断するとは出来ません…様々な事を、色んな角度から見て総合的に判断しなければいけません。


という事で、今回は、突発的な事に対しての、保護者と学校の判断の下し方や、情報のやり取りの仕方に一定のルールは決めておいた方がいいと言う事が分かりましたね〜


ただ、忘れてはいけないのが、こんな日でもカッパを着て、横断歩道に立って下さっている地域の方!


本当に感謝です。


保護者と地域と学校

この、トライアングルの在り方とそれぞれの役割や責任を再度確認する時に来ているのではないでしょうか?

Mamoruwaでは定期的に、様々な分野の専門家に入ってもらい事業の見直しと経過を見てもらっています。

この、専門家の皆様は、ある意味いい事は言わない…いや表現が違うか?
「酸いも甘いも」の「酸い」の部分を教えて下さるのだ!

実は、この「酸い」の部分を話すのってほんと勇気がいる事。
人は、うまい話はいくらでも言える!責任が無いからね…
でも、ネガティブな部分って…嫌われるかもしれいし、怒らせるかもしれないし、なかなか言える事では無い。
なので、この「酸い」の部分が話せる関係って、人間関係や信頼関係が出来ていないと出来ない。

有難いことに、Mamoruwaにはこの「酸い」を教えて下さる方がいる事!
これは、強みである。

Mamoruwaの仕事は多様性が求められ、様々な分野からのアプローチがある。

もっと視点の、点を増やし様々な角度からの安心・安全を考えたいと思います。
私も、これまでに色々な「長」と言う名の役職をさせて頂きました。

会長
委員長
代表
などなど…

でも、「長」って本当は孤独なのよね〜
だって「長」は1人しかいないから…

その孤独感ったら…たまらなく孤独…

きっと総理大臣も国連総長も大統領も同じようだろうなぁ〜〜

だって「長」にしか見えない景色があるから…

それでも、ついてきてきてくれる仲間がいるから頑張れる!


久しぶりの投稿…
今年はブログも頑張ります!

さて、毎日毎日防災の事をやっていると…
災害に遭遇する夢をよく見ます。

地震
火災
噴火
津波
洪水
テロ
航空機事故
色々見ましたよ…

真冬でも、汗だくで飛び起きます…

ある意味、
夢の中で防災訓練しているのです!

昨夜は、噴火の夢!
噴石が目の前に飛んできてどこに逃げるか?
アタフタしてました…

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そりゃそうでしょう!
昨日は、鹿児島に行き桜島通りましたからね…

通り抜けるまで噴火するなよぉ〜〜
なんて思いながら通過してました…

しかし、1月に起きた草津白根山の噴火…
この様な状況であったんだと考えました!

火山列島日本に住むの者として必要な事は何か?
考える機会となりました!


「島原大変肥後迷惑」ってご存知ですか?


1792年5月21日夕刻、島原市の西にそびえる眉山は大地震によって大崩壊しました。
その土砂は有明海に流れ込み、大津波を起こしました。
その被害は、島原半島ばかりではなく、対岸の熊本側まで及び、有史以降日本の火山災害史上最大の被害となった災害です!

それで、島原大変肥後迷惑と付いたそうな。

さて、「島原大変」のなか


左が雲仙普賢岳、右が眉山⛰

この、右側の山が山体崩壊して、津波をひきおこしたんです!
津波って、地震の時だけではないんですね…
映画では、隕石が海に落ちて大津波になる映画もありましたね〜〜
あとは、桜島なんかも、大爆発を起こして、錦江湾に大きな噴石とか落ちたら…
と考えると、津波の発生源は多様にあると言う事が分かりました!


さて、次は海を渡って「肥後迷惑」の熊本側へ…


神戸訪問Day1 Pert1 はこちらから

 

神戸に拠点を置き海外でも活動されている

NPO法人プラス・アーツさんへ

 

アートの視点から防災活動に取り組まれている団体です。

事務所のあるビルも、神戸の三ノ宮にあるのですが、

オシャレなビルで・・・

昔紡績工場だったところをリノベーションした、その名も

デザイン クリエイティブセンター神戸

 

 

すべてがオシャレすぎ

↑ここは会議室ですよ!!

そして・・・

事務局長の室崎さんと・・・・

色々なお話を伺いました。

 

ここでは、イザカエルキャラバンと言って楽しみながら防災の知恵や

技を学ぶことができる新しいカタチの防災訓練を実施されています。

今回は、私もこのイベントに参加してきました。

これからの、防災訓練のあり方を考えさせられる良い機会になった

神戸の訪問でした!

まずは、上空からみた神戸!

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そして、三ノ宮駅前!
本当に変わりましたよ!
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やはり、私が気になるのはこの看板!
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先月行った高松市もそうでしたが、ここが何の避難場所なのかがしっかり記されてます!
しかも、○や✖️といった記号の表記までしています。
しかし、気になるのが…大火!
この辺りは、古い建物も多く密集しているからでしょうか?
あとは、あの震災の時の火災の教訓でしょうか?
ここは、後日調べたいと思います。
 
そして、ここの避難所が使えない時の為に、周辺の避難場所まで記してます。
これには、ビックリでした。
 
 
 
神戸市役所の横には、震災の時に倒れて時間が止まったままの碑がありました。
 
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この時間に止まったままの時計が、たくさん保存されています。
 
以前、神戸の方にお話しを伺った時に、
「時間は刻々と進んでいるが、心の中はあの時間のまま。5時46分から1秒も動いていません」
というお話しを伺いました。
 
災害というのは、一瞬にして心も奪うのだと感じました。
 
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そして、もう1つ
 
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災害に関する時は、海抜表示にする事が主流です!
標高は山の高さなどに使われることが多いですね〜
 
Pert2につづく…
 

 

本日は、「宮崎県防災の日」


そんな日に、うちの娘が、

「ねぇお母さん、火山が噴火したら津波が来ると?ポンペイの人は何で避難しなかったのかな?」


え〜〜Σ('◉⌓◉’)

凄い事知ってるなぁ〜〜

どうやら、学校の図書室で世界の災害の本を借りて来たそうな…


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やるな!娘!


では、なぜ噴火で津波が起こるのか、ポンペイの悲劇の話をとくと話しました。


聞きたい方は、是非ご連絡を…(๑˃̵ᴗ˂̵)



娘…最近、何処かに出掛けると…


ここは標高何メートル?津波来る?

ココで地震きたらどうする?

この山は噴火するの?

何で噴火する山としない山があるの?


質問攻めです。


こちらが勉強になります!

もう、私の右腕ですわ(๑˃̵ᴗ˂̵)


さて、我が家では、2次避難用の準備でアウトドア用品を準備しています!


なんせ家が古いので…台風、地震の時は…

危ない…


そこで、今まで調理器具にカセットコンロを使用していたのですが、阪神淡路大震災の時に2バーナーが役にたったと聞いたので、思い切って購入!


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使い勝手は抜群です!

阪神淡路大震災の時に、キャンプ用品があるお家では、光が灯り温かい物が食べれたそうです。

「それまで、家族に邪魔扱いされてたキャンプ用品が震災以降、扱いが変わった」と話してくれたのは、日本オートキャンプ協会の講師。震災当日は神戸市内で被災。

改めて、アウトドアの必要性を感じました!

香川から大阪に向かう途中、
神戸にある「人と防災未来センター」へ…

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1995年1月17日
グッスリ眠っていた明け方…
ドン!と家が揺れる…揺れるというよりも…
家にトラックがぶつかったと思った。
長い揺れ、部屋の中の物が落ちてきてパニック。
私は両親に「どうしたらいいの?どうしたらいいの?」と駆け寄った…
すぐに余震、窓を開けて、服を着たのを覚えている。
高速道路が閉鎖してるので、渋滞になると思い早い目に出勤するため、車で家を出る。
出勤途中、何度も余震が来る。
ラジオからは、興奮した声で色々な情報が流れてくる…
会社についたら、蛍光灯が落ちて割れていた。
電話は繋がらず、神戸港にあるうちの商品がどうなっているのか連絡が取れない。
社長が「大変な事になってる!」とテレビを見て叫ぶ。神戸が燃えている。
そんな中余震が続く。段々地震酔いになってくる。普段、4,50分で着く通勤路を3時間かけて帰宅した。

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20年も経てばやっぱり忘れていた事があり、色々な記憶や感情が蘇ってきました。

私の活動の原点を再確認出来た、貴重な時間となりました。