理由は、愛しい人。。。
これに尽きます。
今年、愛しい生徒さんを亡くしてから、私の時間は悲しみでいっぱいなのです。他にもきっと、大変なことや苦しいこともあったと思うけど…この悲しさと寂しさ以上のものは思い当たりません。ずっとずっと泣いていましたし、今もこれを書きながらも涙が出てきます。
お線香をあげにお家に伺ったときに、ご主人が「これから、たくさんのイベントをキャンセルしなくちゃいけない」と苦笑いしていました。そう、生前の彼女がね。自分が楽しむためのコンサート、ディズニー、アイスショーなどなど…めいっぱいに申し込んでいたものがありました。
私はそれを聞いて思い知ったのです。余命を宣告されてから、彼女はその悲しみに臥せるんじゃなくて、時間を持て余すことなく全力で生きる時間を楽しもうとしていたことを。私の四柱推命の授業もそうでした。全力で勉強をしてくれていたし、楽しんでくれていた。
最後、偶然にも彼女が亡くなってから届いたお手紙。【縁結びの天使】は虹の橋を渡れたかな。
その中にあった出雲大社の縁結びのお守り。形見として肌身離さず今も持っています。
そうだ!私も楽しもう!しんどいしんどいって臥せってたらダメだ。せっかく「いいご縁に恵まれますように」とくれた彼女の形見が泣いてしまう。そう思って今年は出来るだけ、積極的に出かけるようにしました。
結果、楽しかったし、発見ができたし、自分を一皮剥けられた気がしています。
彼女のおかげ。
出会ってくれた皆さんのおかげ。
一緒に居てくれた人たちのおかげ。
だけど年末に
辛い訃報をまた知ってから
あの人も逝ってしまった…
でも
私は生きているんだよな…
今日も、、、生きている。
なんであの人が逝ってしまったのだろう?なんで私は生きているのだろうか?そんな思いに足をとられて…何度も立ち止まってしまう…でもね…考えても仕方がない。
死と生の狭間で苦しみながらも、いつも通りに、ご飯を食べて、出かけて、仕事をして、日常を生きる準備に追われている。それは当たり前のことではないのに。。言葉にならない思いがうわぁ~っと湧き出ては、それをまた呑み込んで、今日を生きることに勤しむ。その繰り返し。
まぁそれが…生きるってことなんだなぁ…なんて思いながら。
苦しくなったら、
彼女の形見をぎゅっと握りしめて…
「先生にいいご縁がありますように」
という彼女の声を思い出して、
前に進むようにしています。
彼女の生きられなかった今日が
楽しめなかった今が、私にある。
その命がある限り、生きるだけ。
頑張れ、わたし。
楽しめ、わたし。
そして、そこそこ
今年も頑張っだぞ(笑)
◆◇◆◇◆
皆様、今年も
貴重な時間を
このブログに目を留めて
いただいたことを心より感謝します。
本当にありがとうございました。
2024年0時は
甲子の月。
甲子の日。
甲子の時。
そんな貴重な始まりになります。
甲も十干の始まり。
子も十二支の始まり。
運勢的には色々ありますが
せっかくの偶然にあやかって
「素敵な始まり」を
ご自分や大切な人に
与えてあげて下さい♡
どうかよいお年を
お迎えくださいませ。
2023年12月31日
檜原有輝