先日旺文社の過去問2020年度版が発売になりました。

 

1年前に英検準1級を受験してからずっとやりたかったのが、2次試験の答え合わせです。

 

面接カードはA、B各日程複数枚ありますが、私が引いたカードは幸い過去問に掲載されていました。

2018年度第3回のB日程のカードです。

 

過去問、当日の私のブログ、成績表を基に考察してみます。

 

 

当日のブログはこれ↓

 

そして成績表はこれ↓

 

 

ナレーション(14点/15点満点中)

 

ナレーションはリブログ記事通りです。満点15点の内訳は発音5点、ナレーションの内容5点、文法・語彙5点です。

減点1点は何なのか。

ナレーションの内容はほぼ必要な事を言えているので満点だったと思われます。

では発音か語彙か。

私の発音はネイティブとはほど遠く、でも英会話の先生に聞き返されることはまずない、といったところです。

文法・語彙は、当日はほぼ2級レベルの単語しか使わず、「間取り図」が言えず「a paper about new condominium」なんて言っちゃったレベルです。

どちらもどう考えても満点とは思えないのですが、どちらかが満点だったということで結構甘めの採点だと思われます。

ただし、本番では「間取り図」の所以外ではほとんど詰まる事なく話せたと記憶しています。

時間に関しては絶対に短かったと断言できます。恐らく1分~1分半ぐらいではなかったかと。

なので2分という時間はあまり気にしすぎなくてもよさそうです。時間切れになって最終コマまで行けないよりは短すぎても最後まで行った方がよさそう。

 

2020.8.24 追記

スピーチ2分について感じたこと

 

私の場合、上記の通りスピーチ時間が短かったのですが、内容については不足なくしっかり述べられていたと思います。130〜150words位。

このぐらいのボリュームでスピーチが早く終わってしまった場合は問題ないようです。

けれども情報量が不足している状態でスピーチ時間が短かった場合は減点の対象になると思われます。

必要な情報を過不足なく盛り込むとだいたい130〜150words位になると思うので、2分という時間制限は、2分に限りなく近い時間でスピーチすると高得点になる、という目安ではなく60〜70wpm以上でスピーチすれば及第点ですよという目安なのではないかと感じました。

 

 

Q&A(11点/20点満点中)

 

こちらが私の感触に反して酷い結果だったのですが、設問ごとの得点がわからないので、過去問と照らし合わせて考察してみます。

 

Q1 あなたが4コマ目の男性ならどう思うか

A1 私だったらこう考えます。「都会の賃料が高いのは仕方がない。でも給料があがるのでそれでカバーできるだろう」

 

これは旺文社の模範解答と私の解答が全く同じだったので、満点を取れていると思います。

 

 

Q2 昔より今の方が子育ては大変か

A2 記憶なし

 

この問題はリブログ記事にも書きましたが、あまりの緊張ですっかり記憶から抜け落ちていて、ただ、あらかじめ用意していた想定問答に似たような問題があったので「ラッキー」と思って回答したことと、ちょっと答えが短くて(2文程度)、言い終わってから「あ、1文言い忘れた」と気づいた事は記憶していたので4点か3点。

 

 

Q3 政府は若者に地方へ住んでもらうように働きかけできているか

A3 従業員たちは住みたい場所に住む権利があります。

   たいていの人には都会の方が魅力的に映るので都会に住みたがっても仕方がないと思います。

 

どうやら「政府」と「企業」を聞き間違えたようです。

本番で「え?変な質問」と思ったのに聞き返さなかったのが失敗です。そしてそれを差し引いても答えがずれています。

聞き返せばよかった。

合計点から推測するにどれかは1点なので、これが1点に決定。

 

Q4 大学では実社会への準備ができると思うか

A4 すみません。今までそういうことを考えたことがありませんでした。

   私は年を取っているので最近の大学の事情がよくわかりません。

   でも敢えて言うならYesです。

   最近の大学は海外での経験を積ませることに力を入れている気がします。

 

これは一度聞き返してそれでもイマイチわからなくて「大学では国際化に力を入れていると思うか」という質問と想定して適当に答えました。

これは「for working world」が「実社会」だとわからなかったのが敗因です。多分頭の中で「working in the world」とでも無理に変換してしまったのでしょう。

海外での経験も実社会に出る上では大切だと言えなくもないのと、質問がよく聞き取れなかったのである程度幅を持たせるようなふんわりとした(ぼやけた、とも言う)回答をしておいたのですが、合計で11点しか取れていないということはこれも1点か、Q2が3点だった場合にこれが2点か。

 

 

 

Q2の記憶がなくて考察しきれないのですが、私の試験内容から想像できるのは

 

Yes/Noプラス3文以上。且つ内容がとんちんかんでない場合・・・5点

Yes/Noプラス 2文程度でも内容がOKなら・・・4点か3点

質問を正しく理解しているのか回答からくみ取れないがなんか答えている・・・2点か1点

質問を正しく理解していないか無言・・・1点

 

こんなところです。

あとは文法とか語彙のミスの有無で多少変わってくるという感じ?

0点は存在しないので、無言でも1点。どうしても1点は回避したくて頑張ったつもりですが、2点を取るにはやはり質問はきちんと理解していないと無理ですね。必死になんか喋ってどうにかなるということではない。

頑張ったのに無言と同点かぁ~ガックリ。

自信がなかったら2回までは聞き返した方がいいです。

 

 

アティチュード(3点/3点満点中)

 

笑顔

面接官の目を見て話す

 

この2点だけ気をつけました。

 

 

 

 

今週末のB日程は予定通り行われるみたいですね。

受験される皆様が実力を発揮できますように。

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