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まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

新聞を読みたいけれど時間が無い。新聞は高いから購読していない。政治から経済、映画や音楽、株式投資、お得なマネー情報、本のレビューまで1つのテーマを1分くらいで紹介。新聞や本の代わりとしていかかでしょうか?

どうも、編集長まめタンクです。

 

先日、公開した「ガイアの夜明けで特集された「ライザップ」傘下、「ワンダーコーポレーション」のヤバさについて」という記事が公式ハッシュタグランキングの(トレーディングカード部門)部門で60位にランクインしました。今の所、遠い親戚からも連絡はありませんが、良い事なのでしょう。

 

 

・ガイアの夜明けで特集された「ライザップ」傘下、「ワンダーコーポレーション」のヤバさについて

 

一応、証拠も載せておきますよ!

 

 

というわけで前回に引き続きライザップ傘下「ワンダーコーポレーション」のヤバさについての続編です。

 

要約すれば、ヤバさというよりワンダーコーポレーションとは何ぞや?というお話です。

 

ウィキペディア大先生によると以下のような会社です。

 

株式会社ワンダーコーポレーションは、関東地方を中心に日本で展開している、書籍やゲームソフト・CD・DVD等の販売及び買い取りを行う専門店の経営を主な業務とする企業である。

 

ウィキペディアのワンダーコーポレーションより引用。

最新のIRの決算説明資料(2019年3月決算)によると、売り上げ全体約700億円の構成は以下のようになるようです。

 

 

・WonderGOO CDやDVD、書籍を中心とした店舗を展開。CCCとの提携により店内にはTSUTAYAも併設。

売り上げ約300億円 営業利益約15億円

・WonderREX リユースを中心とした中古ショップ。

売り上げ約85億円 営業利益約5億

・新星堂 言わずと知れたCDやDVDを扱うショップ。

売り上げ約120億円 営業利益約4億円

・TSUTAYA事業 おそらくフランチャイズ展開だと思われる。

売り上げ約150億円 営業利益約1億円

(※営業利益は本部経費配賦前の数値 との事です。)

 

ガイアの夜明けでは、トレーディングカードが起死回生の策と言われていましたが、致命的なのは150億円の売り上げがありながら、殆ど利益に貢献していないTSUTAYA事業である事は明確です、中古のトレカを天文額的に売らないといけません。

 

そして、一番驚きなのは、事業そのものではなくライザップがこの会社を買収した時期です。

 

以下、ウィキペディアからの引用です。

 

2018年3月29日には株式公開買付け及び第三者割当増資により、RIZAPグループが議決権所有割合ベースで75.05%の株式を取得し、同社の子会社となった。

 

ウィキペディアのワンダーコーポレーションより引用。

 

2018年に、この斜陽産業であるDVDレンタルや書籍を販売する会社を買収する。その数年前から普通にhuluで名探偵コナンを見てましたし、ネットフリックスもサービスを開始していました。これは事件というか何と言うか、何か再生できる策があったからなのかは疑問というか謎です。

 

ちなみに、TSUTAYAのフラグシップ店(当時、CCCの本社があった)恵比寿ガーデンプレイス店が閉店したのが、2018年2月28日です。これも結構、衝撃的なニュースとして取り上げられましたが、その1ヶ月にライザップはワンダーを買収しています。ちなみに、アメリカのビデオレンタルの大手ブロックバスターが連邦破産法11条(通称、チャプターイレブン)を発動し、倒産したのは2010年です。

 

あのTSUTAYAの増田社長が本社の下の店舗を閉店するくらいです。

 

正直、これは謎というかミステリーだとしか思えません。

編集長まめタンクの想像の及ばない何か(例えば、土地の価格が急騰するとか)があったのかもしれません。

 

もし、ライザップがワンダーを再建する事に成功すれば、それはTSUTAYAの増田社長を超える偉業です。

ライザップの今後は相当明るいと思っていいでしょう。

 

今後、どうなるかわかりませんが、ライザップの今後がダイエット事業よりも売り上げの多いワンダーにかかっている事は確かなようです。

 

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賃貸と持ち家はどちらがお得なのか?人生の永遠のテーマです。

雑誌やネットでは税込みのトータルで両者に大きな違いはないというデータもあるそうですが、価値観は人それぞれです。

 

賃貸の話は少し置いておいて、住宅を購入する際には多額の資金が必要ですが、最近は築古の中古マンションを買って自分好みにリノベーションする事が人気を集めています。駅から近くて安い、自由にリフォームできるという三拍子そろった物件です。カンブリア宮殿でも、リノベ専門の業者が特集されて市民権を獲得しつつあります。しかし、そんなお得な中古マンションですが、雑誌などでは語られない裏話があります。今回は、そんなお話です。

 

 

・中古マンションの真実①リフォーム編

 

中古マンションを買う方の大半が少なからずのリフォームをすると思います。

そんな時に意外と知られていない事実があります。基本的には好みに変更できますが、窓と玄関ドアはリフォームできません。

 

共用部分という扱いなので、もし変更したい場合は組合の許可が必要です。

マンションで窓<例えば、エコガラス>に変更したい場合、窓の上にさらに窓を上乗せして二重窓にする必要があります。

 

・中古マンションの真実②最速な光回線は諦めよう

 

これも地味な話ですが、マンションの場合は個人で光回線を引く事が出来ません。あらかじめ、マンション内に設置してある<物凄く古い場合は無い事も>光回線を共用する事になります。auひかりとかNURO光と言った爆速の回線もありますが、そもそもマンション内に回線が無ければ引けません。戸建ての場合は電柱から直接ですが、auひかりなどはフレッツ光とは違う独自の回線で展開しているので、古いマンションで最速の回線を引けない場合があります。

 

・中古マンションの真実③積立金不足で修繕できない可能性も

 

築数十年のマンションになると色々な人が住んでいます。

仮に築30年のマンションなら30代に新築で買った人は60代です。人によっては実家に帰ったり老人ホームに入居して連絡が取れない可能性もあります。マンションの管理は基本的に管理費から賄います。エントランスの清掃、エレベーターの修理。そして、一番大切なのが大規模修繕に対する積立金です。これが積立られていないと、修繕は不可能です。耐震工事や壁面の修繕などが行われないと、安全性はおろか資産価値も低下していきます。

 

・中古マンションの真実④中古の中古は売却が困難。

 

相当な好立地で、高額なビンテージマンションならいざ知らず、築30年のマンションは売却は難しいです。仮に築30年のマンションを20年ローンで買った場合、売る際には築50年です。そんなマンションをあなたは買いたいと思いますか?

 

 

・中古マンションの真実⑤配管問題

 

日本のマンションの多くは内配管です。

対してヨーロッパなどのマンションでは外配管が採用されている場合が多いそうです。

 

これの何が問題かと言うと、内配管の場合は水道や下水がマンションのコンクリートの中のあるので交換が容易ではないという事です。

水道が漏れた、下水が流れない。これだけで大工事です。そもそもが数十年の使用を想定していない背景があります。

 

部屋のトイレは最新のウォシュレットでも、流れる配管は何十年も前のものだったりします。

 

ヨーロッパなどの外配管の場合クレーンで配管を外して、新しい配管を取り付けるだけ非常に交換が容易です。

これは欧米のマンションが100年単位の使用を想定している背景などがあるのだと思います。

 

・中古マンションの真実⑥建て替えは不可能

 

古くなったマンションの場合、建て替えという選択肢があります。ですが、日本ではマンションの建て替えは実質的に不可能だと考えておきましょう。日本の法律では、マンションを建て替えるためには住民の5分の4の同意が必要です。比率によると、70%以上ですね。日本では建て替えに成功したマンションは殆どありません。話によると数十という話もあります。その殆どが容積率の関係。<5階建てのマンションを10階建てに建て替えて新しく売れた分を原資にする>例えば、10戸のマンションを建て替える際に1億円の費用が掛かったら1戸あたり1000万円の負担です。ローンにさらにその額が上乗せされるわけです。かつ、最低でも2年くらいは賃貸生活です。

 

30代、40代ならいざ知らず70代、80代の人がその案に賛成するのかは疑問です。

 

つまり日本の法律では、建て替えは実質的に不可能という事です。

 

よくあるお得や部屋が綺麗にリフォームできます。という背景には、こんな裏話がある事はお忘れなく。

リノベーションはお得・・それはあくまでセールストークかもしれません。

 

 

 

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先週のテレビ東京系「ガイアの夜明け」で、「ライザップの逆襲」という特集が放送されていました。

皆さん、ご存じの(ぶっぶっ)の効果音のCMや確実に痩せるが有名なフィットネス事業を中心とする会社です。

 

 

 

 

一方、株式の世界では黒字から一転、100億円を超える赤字を計上し、株価が大暴落。株式の世界で結果にコミットできなかった事が話題になりました。その理由の大部分が多角化による企業の買収による負ののれんだと言われています。(簡単に言うと、買収先の企業の価値を利益に上乗せしていたのだけれど、買収した企業の業績が悪化した結果、損失を計上せざるおえなくなったという事です)元カルビーの松本晃さんが(これはヤバイのでは?)といった苦言も呈していたそうですが・・。

 

特集では、何故ライザップは業績が悪くなったのか決算説明会の映像なども流しつつ紹介されていました。

その中で個人的にヤバイと思ったのが傘下である「ワンダーコーポレーション」についてです。

 

そもそも、業績悪化の主要因として挙げられたのが、このワンダーコーポレーションでした。

ライザップの売り上げの約3分の1以上を占め、主にTSUTAYAのフランチャイズや書籍、ゲームを売る会社です。

 

(TSUTAYAのフランチャイズと書籍販売という時点で将来性は相当ヤバイのですが・・)

 

放送ではワンダーコーポレーションの再建について、ライザップの担当者が店舗の店長などと再建に向け奮闘する様子が映し出されます。

会議では、どうすればいいのか?議論が継続され、ライザップ側の担当者がこう言います。

 

「責任は取るからドンとやってくれ」

 

そして場面は展開し、ワンダーコーポレーションの店舗のトレーディングカードコーナーへ。

 

そこで映像が入り、今世間ではトレカが大人気。その市場規模は1000億円近いという紹介。カード愛好家の人のインタビューが入り(そうですね、月に10万円くらいは使いますかね)というコメントが入ります。場面は展開し、数日が経ったある日、ワンダーコーポレーションの店舗に長蛇の列が出来ている映像が流れ、起死回生の策、大規模なカード大会の模様が紹介されます。店長も人が集まりホッと一息でした。最後に、その会場でカードが次々に売れていく様子が流れ(ワンダもこれで再建できますね)という雰囲気になります。その後、江口洋介さんのセリフと共に、お馴染みのエンディングへ・・。

 

めでたしめでたし・・。

    

     ・

     ・

     ・

 

んな、わけないだろう!!

 

売り上げ700億円近い企業が「遊戯王」や「ポケモン」の中古のトレカ売っただけで、再建できる訳がないですよ。今や、至る所でカードは売ってますし、小さなカードショップでさえ毎週末には大会が開催される。近所のブックオフですらカード売ってますからね。

 

根本は、読書離れとネットフリックスに代表されるネット配信、スマホゲームの普及ですよ。

企画の天才であるTSUTAYAの増田社長でさえ、TSUTAYAの店舗を次々に閉店している時代です。

 

もはや時代の流れには逆らえない。

例えば、ワンダが代官山の蔦屋書店のような店舗を出すならいざしらずです。

 

もし本当に、ワンダーコーポレーションがトレカを主軸にもって来るなら本当にヤバイです。

一般の視聴者は騙せても、編集長まめタンクは騙されませんよ!

 

今後の展開は、ワンダのIRに注目していきましょう。

 

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【毎週、日曜日にお送りしている読書コーナーです。毎回、これは!と思う本を紹介していきます。】

今回、紹介するのは日本の未来を語るデービッド・アトキンソンさんの「日本人の勝算」という本です。

 

 

 

 

日本は人口減少社会で、将来的に老人が増えて国が成り立たなくなる。一部の過激なタイトルでは「日本破綻」といった本。日経新聞などでも、日本には1000兆円の借金があって1人辺りいくらあるんだよ・・的な意見もあるようですが、では何故に日本の国家は衰退して元気が無いのか。感情論を抜きにして解説しているのが本書です。本書の凄さは、その参考文献の多さです1冊の本を書き上げるのに100本以上の論文やデータに辺り、各章ごとに参考文献が紹介されている。適当に持論を羅列するのではなく、ちゃんと客観的に分析しているのです。

 

まず、本書の内容を紹介する前に、過去の著書でアトキンソンさんが言っている、日本は何故、世界第二位の経済大国になる事が出来たのか?という事について説明します。

 

つまりは・・

 

人口の多さこそが日本が経済大国になれた理由の大部分。

 

という事です。

 

えっ、日本は技術大国だから世界有数の国になれたんじゃなの?と思っている方は多いと思いますが、実は違うと説明しています。

例えば、中国が世界第二位の経済大国になれた理由を説明する際に、14億人の人口がいるからだと日本人ですら説明します。それと同じ事が、高度成長期の日本でも起きていたわけです。(以下、割愛)

 

ここからが、本書のお話です。

 

では、高度成長期が終わりバブルが崩壊してからの20年(もはや30年)日本が衰退しデフレが慢性化した理由を、本書では人口減少が招いていると説明します。しかし、ただ単に人口の減少全てがデフレのゲ原因ではない。人口が減ると当然のように消費自体が減りますね。その一方で製品や商品を販売する企業自体は減らなかったと仮定します。そこで会社の経営者はこう考えます。

 

「生産を効率化させて、もっと安くすれば売り上げも増えるはずだ」と・・。

 

他の会社も同じように生産を効率化したり、従業員の給料を削減したりします。人口が減って需要は伸びないわけですから、安くすればどんどんじり貧になっていきます。2000年代初めのマクドナルドのハンバーガー戦略です。よく経済学の基本で習う「デフレスパイラル」というやつです。アトキンソンさんは、人口減少や高齢化。それに加えて、日本の経済が成長しない理由、そして日本が復活すための重要点としてこう説明します。

 

「日本の経済が悪いのは、1人辺りの生産性が低いその上、最低賃金も低水準だから。」

 

つまり、生産人口が減っている中で生産性が伸びないし、給料も上がらないのだから、衰退するのは当たり前だよね?という当然の話です。

 

日本の最低賃金は、2017年のデータで6.5ドル。世界ランキングでマルタ共和国とスペインの間です。韓国よりも下で、技術大国のドイツの10.56ドルとは雲泥の差です。1人辺りの生産性では世界で29位。9位のアメリカ、4位のシンガポールとの差は歴然。1人辺りの生産性ではシンガポールの半分という衝撃的なデータです。

 

要約して説明すると、人口が減っているのに国内で熾烈な値下げ競争をした結果、疲弊し最低賃金も上がらず経済に状況は思わしくないというのが日本の現状です。アトキンソンさんが言うように、生産性を上げ会社を効率化する事で経済は持ち直すという説には一理あります。

 

世界的に知られているビッグマック指数(世界で同じものが販売されているので、比較対象に使われる)で、日本のマクドナルドのビッグマック指数は3.59とアメリカの5.28、スイスの6.81と比べて低い。この数値は最低賃金と相関性が非常に高いそうで、世界第三位の経済大国なのに、ビッグマックの値段は新興国並みという事になります。

 

日本ではよく解雇規制が強いから会社の新陳代謝が悪いと言われますが、世界的に見て日本の解雇規制はそれほど厳しくはない、というのは驚きでした。

 

今の日本に必要なのは、生産性を上げて1人辺りの稼ぐ力をつける事です。

日本人が好きな技術革新は実は生産性向上とそれほど相関性が無いとも書いてあります。

 

生産性を上げるために重要なのは・・・

 

1.アントレプレナリズム

2.労働者1人当たりの物的資本増強

3.社員教育によるスキルアップ。

4.技術革新

5.競争

 

4の技術革新に関しては、相関関係は0.56(1に近いほど相関性あり)と日本人が思うほど重要ではないようです。

 

まぁ要約すると、人口が減る中で生産性も低いのだから経済が悪いのは当たり前でしょ?という事です。

最近のコンビニの例もそうですが、若い人材が890円くらいの時給で何のスキルも活かせずにただレジ打ちをしているのだから、今後の日本ンってどうなの?と聞かれた時に、暗いと答えるのは当然ですよね。

 

気になる方、詳細はお近くの本屋さんやAmazonでご覧ください。めっちゃ良い本でしたよ!!

 

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2020年の東京オリンピックを来年に控え、そろそろ我が家も新型のテレビを買おうかしら?というご家庭も多いかもしれません。

アナログ放送からデジタル放送に完全移行したのが2011年。その前後にテレビを購入した方は既に8年近く同じテレビを利用している計算になります。大手家電量販店に行くと、4KテレビやBSで去年から開始された4K放送の映像を見て驚愕するかもしれません。

 

 

最近では、高額テレビを中心に採用が始まった有機ELテレビなんて言うすごいテレビもあります。

各局、どのテレビがいいのか分からない。そんな方に向けての記事が今回のテーマです。

 

結論から言いますと、

 

「テレビは長く使うものだからこそ、高いものが正義」

 

という事です。

 

その昔、白黒テレビが普及し始めた頃は、テレビの画質なんて関係ありませんでした。とにかく見れればいい、そして安くて壊れないテレビが求められていた時代です。対して、今は各社によってテレビの画質は大きく変わります。それはプロだからわかる差ではなく、誰が見ても明らかな差です。だからこそ、どのテレビを買うかは重要な要素です。では何故、各社によってテレビの画質が違うのか?それは、もはやテレビはソフトで動いているからです。えっ?と思うかもしれませんが、基本的に今のテレビはパネルの性能に差はありません。(現在市販されている有機ELテレビのパネルは全てLG製です。)じゃあどうして差が生まれるのかというと、映像を画像を処理するチップ(パソコンでいうCPU)の差で映像のクオリティが変わって来る分けです。ソニーの最新のテレビに採用されている「X1 Ultimate(エックスワン アルティメット)」LGのテレビに採用されている「α9」と言った具合に、演算処理の差。例えば、ソニーの最新のテレビに採用されているチップは、葡萄の房にある実一つ一つを解析してより綺麗に処理しています。

 

このように、もはやテレビはアナログではなくデジタルなのです。

 

安いテレビになればなるほど、低コストの画像チップが採用されているので、画質は悪くなります。

 

あと、殆どの方がテレビ=地デジと答えると思いますが、高いテレビを購入しても劇的に地デジが綺麗になるわけではありません。

何故かと言えば、そもそもの画質です。地デジ=綺麗というイメージがあると思われていますが、実は地デジはフルHDですらありません。あまり伝わらないと思いますが、簡単に言えばテレビの本来の解像度よりも低い画質で放送されているという事です。

 

4K=地デジが綺麗というイメージがあると思いますが、これは4Kテレビが横1440×縦1080の画質を横4000×縦2000に頑張って変換してくれているからです。

 

この変換の事を業界では、アップコンバートといいます。

 

地デジのアップコンバートに定評があるのがレグザですね。通説では、地デジを綺麗に見たかったらレグザを買うべきだと言われています。高額な有機ELのテレビを買って地デジが汚くなったという意見は度々聞かれるものです。

 

これもつまりチップの差です。レグザではAIを活用して何度もテレビの映像を処理しているので地デジも比較的、綺麗に移ります。

 

ただ、どれだけ良いテレビを買っても、TSUTAYAでDVD(地デジの半分にも満たない画質)をレンタルして来ても綺麗には映りません。

最低でも、ブルーレイです。

 

じゃあ4Kテレビに意味は無いのか?と言うと、そうでもありません。

 

4Kテレビで4Kの映像を見たらマジヤバイっす。

最近はネットフリックスで4Kの配信がスタートしてますし、BSでも4Kの放送がスタートしております。

 

・有機ELテレビってすごいの?

 

これはマジですごいですよ。つまり、映像の方式がまったく違うわけです。専門的なので割愛しますが、黒というか全体の色合いが液晶とは段違いです。いままで液晶テレビで見てきた映像はなんだったんだろう?と思うくらい凄いです。

 

特に、映画では圧倒的な画質です。

 

その分、お値段も高いのですが最近では液晶との価格差が数万円まで小さくなっているので、おすすめです。

 

個人的には、ソニーの有機ELがおすすめなのですが、特に「HDRリマスター」というソニー独自の技術がすごいです。つまり、映像をより色鮮やかに変換してくれる機能ですね。LIVE映像なんて、HDRでは?思わせるほどです。

 

映画やLIVE映像を頻繁に見る方にとっては、マジで買って良かったと思えるはずです。

 

・安い4Kテレビは買うべきではない。

 

冒頭で言ったように、今のテレビは殆どがデジタルです。パネルも共通ですから、画像チップが映像の質を左右します。

音質に関しては別売りのサウンドバーやスピーカーを買えばいいですが、チップはどうにもなりません。

 

今、中華系のテレビメーカーが数万円で4Kテレビを販売してますが、個人的にはおすすめできません。チップも粗悪ですし、誰が見ても画質が悪いです。自宅にハイセンスの4Kテレビもありますが、まぁ画質が悪い。テレビは最低でも数年間は使うものですし、テレビが楽しみという方にとっては、無理をしてでも高額なテレビを買った方が幸せです。

 

別に新製品を買うべきと言っているわけではなく、型落ちでもソニーや東芝のテレビの方がいいです。

 

お米理論と同じです。高いお米と安いお米は別次元であるように、高いテレビと安いテレビは別次元です。

ある程度、価格帯が同じであれば、後は好みです。地デジをよく見るとか、映画が好きとかですね。

 

10年落ちのテレビからの買い替えであれば、有機ELテレビは本当に衝撃的です。

 

今年のモデルから、各社のテレビには4Kチューナーが内蔵されている場合が多いです。

どうせ4K放送なんて見ないしという方は型落ちでもいいですが、NHKの衛星で放送されるであろう東京オリンピックを4Kで見たいという方は、年末か来年まで待つと4Kチューナー搭載のテレビも安くなると思います。

 

画質の良いテレビを買うと、マジで人生変わりますよ。

 

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