Webコンサルタントの松崎です。

 

先日、当社のブログで「Webマーケティングを内製化!集客の自走力を高める」という記事を公開したのですが、今日はもう少し身近な視点から、このテーマについてお話ししたいと思います。

 

Web集客って難しそうだから専門家に任せるしかない...と思っていませんか?

確かに専門知識は必要ですが、実は自分たちでもできるようになる方法があるんです。

それが「Web集客の内製化」です。

 

 

簡単に言うと、外部の会社に任せていたWebマーケティングを、自社の中で行えるようにすることです。

当社では、10ヶ月間かけて、お客様が自分たちの力でWeb集客ができるようになるためのWebコンサルティングを行っています。

なぜ自社でWeb集客をするべきなのか?

「専門家に任せた方が効果的なんじゃないの?」と思うかもしれません。

確かに専門知識は必要ですが、外部に丸投げすることには、実はいくつもの問題があります。

外部依存のデメリット

まず、毎月のように外部の会社に支払い続けなければならない費用がかかります。

月に5万円としても、1年で60万円。5年続けると300万円にもなりますよね。

 

また、何か新しいアイデアを思いついても、外部の会社とのやり取りに時間がかかります。

「自社サービスに関連する話題が今SNSで盛り上がっているから記事にしたい!」と思っても、打ち合わせの日程調整から始まり、実際に公開されるまでに1週間以上かかることも珍しくありません。

 

そして一番もったいないのが、集客のノウハウが全て外部に蓄積されていくことです。

どんな記事が読まれているのか、どんなキーワードが効果的なのか、そういった貴重な情報が自社に残らないのです。

自分たちでWeb集客するメリット

自社でWeb集客ができるようになると、以下のようなメリットが考えられます。

  1. 販促費用が節約できる
  2. 思いついたらすぐに行動できる
  3. 自社の強みをフル活用できる
  4. 集客のノウハウが社内に貯まる
  5. 社員のスキルアップになる
  6. 統一感のあるメッセージを発信できる
  7. お客様のことをもっと深く理解できる
  8. 他社との差別化ができる

このように、Web集客を自社で行えるようになると、コスト面だけでなく、スピードや質の面でも大きなメリットがあります。

特に中小企業にとっては、限られた予算で最大の効果を出す必要があるために、こうしたメリットは見逃せませんよね。自社の強みを活かし、蓄積されたノウハウを基に、お客様のニーズに合わせた情報発信ができるようになれば、それだけで大きな競争力になります。

どうすれば自分たちでWeb集客できるようになるのか

「それは理想だけど、うちには専門知識を持ったスタッフがいないし...」と思われるかもしれません。

でも大丈夫です!

少しずつ学んでいけば、必ず自分たちでできるようになります。

 

当社が提供する10ヶ月間のプログラムでは、こんな風に段階的に進めていきます

第一段階:基礎を固める(1〜3ヶ月目)

まずは今のホームページの状態を詳しく調べます。

どんな問題があるのか、どこを改善すべきかを明らかにします。

そして、ホームページの基本的な部分を整えていきます。

  • ページの表示速度を速くする
  • スマホで見やすくする
  • 検索エンジンに正しく認識してもらえるように調整する
  • 読みやすい文章に整える

この段階で、ホームページの基本的な土台をしっかり作っておくことが大切です。

第二段階:コンテンツを充実させる(4〜6ヶ月目)

次に、お客様が本当に知りたい情報を提供するコンテンツを各ページで増やしていきます。

  • アクセス解析ツールを使って、どんなページが読まれているかを調べる
  • よく検索されているキーワードを見つける
  • お客様の疑問や悩みに答える記事を作る
  • 商品やサービスの価値をわかりやすく伝えるページを作る

コンテンツは量より質が大切です。

お客様の立場になって、「これは役に立つ!」と思ってもらえる情報をボリュームたっぷりで詳しく丁寧に提供します。

第三段階:広告でさらに集客力アップ(7〜9ヶ月目)

基礎がしっかりしたら、広告も活用してより多くの方にアプローチします。

  • Google広告の基本的な設定と運用方法を学ぶ
  • 効果の高いキーワードを見つける
  • 広告文を工夫して、クリック率を高める
  • 広告費用を無駄なく使うコツを掴む

広告は使い方次第で大きな効果を発揮します。

でも間違った使い方をすると、予算を無駄に消費してしまうことがあります。

正しい知識を身につけて、効果的に活用する必要があります。

第四段階:自走力を確立する(10ヶ月目)

最後は、これまで学んだことを整理して、自分たちのやり方で、自分たちだけで進められる体制を作ります。

  • 日々の作業の流れを確立する
  • 定期的にチェックすべきポイントをリスト化する
  • 問題が起きた時の対処法を確認する
  • 中長期的な計画を立てる

この段階で、もう外部の会社に頼らなくても、自分たちの力でWeb集客ができるようになっています。

中小企業でも無理なく始められる方法

「うちは人手が足りないから無理」と思う方も多いかもしれません。

確かに大企業のように専門チームを作るのは難しいでしょう。でも、工夫次第で少ない人数でも上手に進めていくことができます。

担当者を決める

まずは1人でも構いません。

兼任でも大丈夫です。

Web集客の担当者を決めて、その人が中心になって学んでいきます。すべての作業を1人でやる必要はなく、全体の管理と調整を行う広報担当者ということです。

時間の使い方を工夫する

毎日少しずつ時間を使って、計画的に進めていきます。

 

例えば、

  • 月曜日:アクセス解析データをチェックする
  • 水曜日:新しい記事を書く
  • 金曜日:SNSの投稿を準備する

このように決めておけば、無理なく続けられます。

できることから始める

いきなりすべてを完璧にする必要はありません。

できることから、取り組んでいきます。

  • まずは月に1記事、ブログを書くことから始める
  • 次に、人気のあった記事に似たテーマで記事を増やす
  • 徐々にSNSでの情報発信も始める

小さな成功体験を積み重ねながら、少しずつ範囲を広げていけば良いです。

 

自走力を維持するためのポイント

Web集客のスキルを身につけた後も、継続的に成果を上げていくためには、いくつかのポイントがあります。

  1. 定期的に振り返る時間を取る
  2. 変化に敏感になる
  3. 社内で知識を共有する
  4. 長い目で見る
  5. 挑戦する姿勢を大切にする

1. 定期的に振り返る時間を取る

「計画→実行→評価→改善」というサイクルを定期的に回すことが大切です。

月に一度は「今月の成果はどうだったか」「どんな改善ができるか」を考える時間を作って状況を確認するようにしましょう。

2. 変化に敏感になる

Web業界は変化が早いです。

検索エンジンのルールが変わったり、新しいSNSが流行ったりします。

業界ニュースをチェックする習慣をつけて、変化に対応しましょう。

3. 社内で知識を共有する

担当者が一人だけだと、その人がいなくなった時に困ります。

定期的に社内で情報共有を行い、複数の人が基本的なことを理解している状態を目指します。

4. 長い目で見る

Web集客は即効性のあるものと、時間をかけて効果が出るものがあります。

短期的な成果だけを求めず、長期的な視点で取り組むことが大切です。

5. 挑戦する姿勢を大切にする

新しいアイデアを試すことを恐れないでください。すべてがうまくいくわけではありませんが、小さく試して、効果があれば拡大していく。この繰り返しが成長につながります。

自走できるようになった後もサポートOK!

10ヶ月のプログラムを終えて自走できるようになった後も、必要に応じてサポートさせていただきます。

 

web集客の取り組みでメールや電話でいつでも相談できる「相談顧問契約」や、新しいプロジェクトが始まる時などの時にスポットでサポートを受ける「スポットコンサルティング」などのオプションもあります。

 

完全に一人で頑張る必要はなく、必要な時に専門家の力を借りながら、最適なバランスで進めていくことができるので安心です。

## まとめ:本当は自社でできるWeb集客

Web集客を外部に任せっきりにするのではなく、自分たちでできるようになる。

これは単にコスト削減というだけでなく、会社の大切な資産を作ることと同じです。

 

集客のノウハウが社内に蓄積され、迅速に対応できる体制が整うことで、長期的には大きな競争力になります。

特に中小企業にとって、限られた予算で最大の効果を上げるために、Web集客の自走力を高めることは非常に重要な戦略だと考えます。

 

「Web集客を毎月の出費ではなく、自社の強みに変える」

 

それが私たちがお届けしたい価値です。

当社ブログのWebマーケティングを内製化!集客の自走力を高めるでも、Webマーケティングの内製化についてご説明しています。

集客を内製化したい、自分たちでも集客できるようになりたいとお考えでしたら、お気軽にご相談ください。

 

初回相談は無料です。