こどもちゃれんじ

 

 

 大事な時期なのは分かっているけど、どうすればいいのかわからない。

この時期を逃すと取り返しがつかなくなるって聞いたけど、一体なにが?

わからないから怖くなる。そのわからない、分かるに変えて、怖さを減らしちゃいましょう!

 

 

 

  やっておけばよかったこと1  「愛着」

 

なんと言っても愛着の形成です!
発達と同じくらい大切なんですよ。
この時期に形成され、生涯に渡って影響を与えます。
その愛着の形成は絶対にやっておきたいことの一つ!
 
そもそも愛着とは何か?
簡単に言うと、お母さん(特定の養育者)との心理的結びつきのことを言います。
同じ人に世話をしてもらって信頼関係を築き、安心感などが育まれていくんですね。
この安心感などが、心の土台になっていきます。
 
愛着が形成されると、好奇心や積極性、自己肯定感の基礎が育まれ、自立へと向かっていけるんです。 
安心感があるので、いろんなことに挑戦したり、安定した人間関係も築いたりしやすい。
そして、ストレスにも強くなる!
    
一方で愛着形成が上手くできていないと、不安感が強くなります。
そのため何かに挑戦することも消極的になり、自己肯定感も低くなりやすいんです。
 
心が健康であることは、幸せな人生を送る上で欠かせないことだと思います。
愛着は人生においてとても影響があり、大切なものなんですね。
 
 
そして愛着が最も形成される時期が、生後6ヵ月から1歳6ヵ月の間です。
この時期を逃すと、愛着の形成は難しくなるようです。
私はこのことを後から知り、痛く後悔しました。
 
 
では、この時期を逃してしまうと愛着形成できないの?
 
 
答えはNO 
ですが、逃してしまうと、この時期のようにスムーズな獲得は難しくなります。
まったくできないわけではないし、年齢が低いほど取り戻しやすいと言われていますが、
大変になります。
なので、この0歳の時期を逃さず、しっかりと愛着形成することをおすすめします!
 
 
愛着の形成の仕方は、また別の記事に書いていきますね。
 
 

 

  やっておけばよかった2 発達の予習

発達が分かっていたら、子育ての悩みがだいぶ減りますよ!
 
発達が分かっていれば、
 
赤ちゃんが今何をしているのかわかる!
どう対応してらいいかわかる!
発達がわかるから、赤ちゃんとの遊びがわかる!
何をしているのかわかるから、無駄な迷いや不安が減る!
 
と、いいことが沢山。
 
私の場合は、
首すわり→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ち→立つ→歩く
くらいの発達段階は知っていました。
が、それだけでは日々変化する赤ちゃんに、どう対応すればいいかわかりませんでした。
 
例えば、赤ちゃんが自分の手を、ジーッと見たり舐めたりしている「ハンドリガード」。
私はそのことを全く知らず、「また見てる。おもしろーい。」「拳、口に突っ込んでるなぁ。」
くらいにしか思っていませんでした。
 
が、これも大切な発達段階の一つ。
赤ちゃんにとっては、初めて目の前に現われた自分の体。
見て、動かして、舐めて、舐められてを体験。
この体験を通して、脳の中の4つの機能を統合しているんです。
 
それがわかっていれば、今は赤ちゃんにとって学習の時間だから見守っていよう。
と、自分の関りを迷ったり、これでいいのかと不安になったりせずに決められますよね。
 
他にも、
握ることはできても、自分の意志で離すことができない時期
指先でつまむ動きを獲得する時期(ティッシュを大量に出す)
投げる動作を獲得する時期(モノをやたらと放る)
 
などなど他にも沢山。
赤ちゃんはいたずらしている訳ではないんです。
 
できるようになったことを喜んでいたり、動きそのものの練習をしているんです。
それが分かれば、無駄に怒ることこともなくなりますよね。
あの頃の自分が知っていれば…。
 
怒る変わりに、その発達を思う存分満たすモノを作ったり、買ったりすればいいんです。
 
赤ちゃんは満足(獲得)するまでやると、その遊びに飽きてやらなくなります。
自分に今必要なことが、良く分かっているんですね。
 
ぜひ赤ちゃんの発達段階を知って、育児の参考にしてみてください。不安が減りますよ!
その時に、雑誌よりは発達段階を専門に扱っている方の本がお薦めです。
基本が書いてあるので応用が利きますし、専門の方が書かれているから安心です。
 
私のお薦めの本は、『発達が分かれば、子どもがみえる』です。

詳しく書いてありますが、とても読みやすい!

月齢別になっているので、必要なところだけ読むこともできますよ~。

 

それから、モンテッソーリ教育の敏感期についても、物凄く参考になります。

 

発達や敏感期については、また別の記事で書いていきますね。

 

 

 

  やっておけばよかったこと  まとめ

 

いかかでしたか?
0歳のうちにやっておけばよかったこと。
愛着形成は心の土台になりますので、しっかり育んでくださいね。
6ヵ月~1歳6ヵ月を過ぎると、形成するのが大変になるので、ご注意を!
 
発達段階を知っているのは、
冒険に出るのに地図があるのとないのくらいの違いがあります。
 
知らない土地に地図なしなんて、迷うのは目に見えてますよね。
地図があれば、全部は無理でも、ある程度は予測もできるし、心に余裕もできる。
 
育児に余裕は大切ですから、ぜひ発達の予習をしてみてください。
 
私はたくさん後悔しましたが(汗)、
みなさんはそんなことがないよう、楽しんで育児をしてくださいね!
 
【カラダノート】ママびより × バーバパパ