バラの冬剪定の時期(木立性)&がんしゅ病予防(バラの家) | ママの薔薇のブログ

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手作りの小さな庭で咲く薔薇♪
DIYの事。
日常の出来事も♫

こんにちは♪

 

書くのが、遅くなってしまったけど、

 

[バラの家 実店舗]で行われた、

バラのセミナー「バラ塾」に、

参加してきました♪(*^o^*)

 

   バラ塾のホームページはこちら

      ↓ click↓    ↓

 http://baranoie.web.fc2.com/index.html

 

 

バラ塾の、今回のテーマは、

「バラの冬剪定、誘引、用土替え」

 

木村卓功さんのお話は、

「そうだったのか~!」と納得する、

目からうろこのお話ばかり、

 

みんなの質問にも、一つ一つ

丁寧に答えてくださって、

ほんとうに、素晴らしいセミナーでした!!

 

どんなお話だったのか、

気になるでしょう?

 

すごく充実した内容だったのですが、

ブログには、書けないお話?なども、

あったりで・・・(笑)

 

それは、書けないけど、

それ以外を、ちょっとだけ書きますね♪

 

 

 

 

●剪定の時期!

 

剪定・誘引の時期って、バラの本や、

先生によって、違うけど、

 

木村さんは、お正月休みか、

正月明けからが、お勧めだそうです。

 

1月初めから始めて、

2月前半までに剪定。

(遅いと、芽が出てきてしまうから)

 

木村さんは、剪定をして、

その後、用土替えをする。

 

有島先生と逆ですね。

これは、先生によって違います。

 

 

(いおり)

 

 

●バラの葉は、

 無理に取らないで良い

 

バラは、冬に落葉する植物と、

いうのが、大前提。

 

もう葉が落ちたバラ、

まだ葉があるバラ、

色々あるけれど、

 

葉は、無理にむしらないで、

バラに任せる。

 

バラは、りこうなので、

状況によって、葉が無い方が、コスパが良い、

と感じたら、葉は自分で落とします。

 

早い時期から、

一生懸命、葉をむしっている人もいるが、

年内は何もしなくて良い。

 

剪定する時に、

まだついていたら、取れば良い。

 

剪定の時、花がまだついていたら、

取って、花瓶で楽しむ。

 

(あかり)

 

 

とても大事な事!

 『剪定鋏の消毒』

 

剪定する前に、まず、

剪定鋏、のこぎりや、スコップなど、

バラの枝や、根に触る物すべてを、

「オスバンS」の希釈液で消毒する。

 

(アルコールだと、強いので、

薔薇の切り口が傷むことがある)

 

 

この消毒薬、すごくコスパが良いです♪

薄めて使うので、

一本買えば、なかなか無くならない。

 

 

大きな薬局なら売っているそうですが、

参考の為、下記に載せました↓

 

 

 

大きなビーカーや容器に、

「オスバンS」の、

2000倍~3000倍希釈液を作り、

刃先を漬けてから使います。

 

使い終わったら、またこれで消毒します。

 

「オスバンS」というのは、

病院等で使う、逆性石鹸です。

 

濃いと、バラが傷むので、

ごく、うすく希釈して使います。

 

2000倍希釈液の作り方は、

 

2リットルの水なら、

オスバンSを、スポイトで1cc(1ミリℓ)入れる感じ。

1リットル作るのなら、0.5~0.3cc(ミリℓ)

 

1000倍液の作り方なら、

住友化学園芸さんの、「農力」というサイト

に載っているので、

(オスバンSは、農薬じゃなくて、消毒剤だけど)

それを、応用すれば、2000倍も、3000倍も、

作れちゃうのかな?↓↓

 

https://www.i-nouryoku.com/agora/kisyaku/index.html

 

 

 

剪定バサミ等は、

そんなに長い間、

漬けておかなくても良い(一瞬でいいみたい)

 

まだ濡れた状態の

ハサミで、剪定しても、

2000倍くらいの液なら、

枝は、どうということは無いそうです。

 

スプレーボトルなどに、

作り置きしておいても便利です。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※根頭がんしゅ病についてのお話も

ちょっとだけ書くと、

 

癌腫の菌は、コブの中にはいないそうです。

菌は、枝や、根や、他の部分に居る。

 

根等に、傷がつくと、

癌腫の菌が、それを見つけて、

カルスを組み替えて、コブを作る。

コブが、癌腫の菌のエサになっている。

(癌腫は、エサを自分で作っている)

 

でも、菌は、コブの中にはいないけれど、

コブの周りには居るので、

ぽろっと取れたのは、

そのままにしないで、すぐ処分すること。

 

岐阜大学の研究で、

「癌腫抵抗性台木」のバラが、

バラの家から、

売り出されていますよね。

 

これの仕組み,

癌腫についての、お話もありましたが、

長くなるので、省きますねヽ(;´ω`)ノ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

●枝のどの位置から、

芽が出てくるのか?、というと、

 

葉のついていた線の直ぐ上に、

芽があって、そこから枝が出てくるので、

 

剪定の時は

葉のついていたところの上

5ミリ~1cmで切る

 

枝の太さが1cmなら、

芽の上、1cmで、

枝の太さと同じ長さを残して切る。

 

 

 

枝は、斜めに切るのではなく、

まっすぐ真横に切る。

その方が切り口の表面積が小さくなるので

枯れこみにくい。

 

 

●剪定は花の大きさで

切る枝の太さを変える。

 

花の大きさによって、

使うエネルギーが違うので、

 

ブルームーンなど、大輪品種は、

出来れば、枝の太さが

一センチ、8mmは必要。

 

大輪は、太い枝にしか咲かない。

 

花の大きさ→ 大⇒8mm以上

         中⇒5~6mm

         小⇒3mm

         の太さのところで切る。

 

ノイバラ、モッコウバラなど、

極小輪品種は、剪定の必要は無い。

軽く、枝先をはらうくらい。

 

 

◆ハイブリッドティー(HT)の剪定

 

 木立性で、大輪が咲くHT

 太い枝を、数少なく残す。

(エネルギーを集中させる)

 

 

枝別れしている、手前の太い所で剪定。

(8ミリ以上、えんぴつの太さで)

 

真ん中の枝は、8mm無いけど、

その辺は適当に(笑)

黄色く、老化している枝は元から切る。

枯れ枝や、細い枝も元からカット。

 

下から3芽位の位置、

高さの、4/1~3/1の高さ、

下から、約30センチの位置で切る。

 

(地植えはもう少し高めに)

 

でも、若いバラと、大人になったバラとで、

切り位置は変わってくる。

 

新苗で買って、2年目くらいの、

成長過程のバラは、

深い剪定は良くない。

 

まだ、育ってないので、枝は

細めです。

 

 

若いうちは、50cmの高さで。

木が育ってきたら、30cmの高さ。

 

弱い品種も、あまり強い剪定は

しない方が良いです。

 

 

◆フロリパンダ(中輪房咲き品種)

 の剪定

 

中輪房咲きのフロリパンダは、

5~6mmの枝の太さのところ

(割りばし一本の太さ)、

 

枝別れしているところの、上で切り、

枝をたくさん残す。

 

写真は、これだったかな?↓

 

 

中輪の品種なので、

 

細すぎる枝は、元から抜く。

黄色くなった、ダメな枝も元から抜く。

 

半分~3/1の高さで切る。

 

どこで切っていいかわからない時は、

枝の分かれ目の節のところで切る。

そこには、花芽が必ずある。

 

 

切りたい位置に、節も、芽も無かったら、

どこででも、切れば、どこかから芽が出てくる(笑)

 

もう少し、大事なお話もあったけど、

書ききれないし、

次は、シュラブのバラと、

つるバラの剪定・誘引ですが、

下記を見てね↓

 

    バラの冬剪定、シュラブ(半つるバラ)→★

   つるバラの、冬剪定と誘引の時期→★

 

✿今日は、ご訪問ありがとうございました♪

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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