◆バラの冬剪定の時期とやり方(木立性) | ママの薔薇のブログ

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(今朝の、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント)




こんにちは~♪



最近いろいろ忙しくて、

ブログに書くのが遅くなってしまいましたが、


今月も、チェルシーガーデンの

バラのお手入れ講座に参加してきました♪



講師は、いつも楽しいお話をしてくださる、

有島薫先生です。

















(冬のチェルシーガーデン、ビルの屋上とはとても思えませんね)





今回の講座の内容は、私がとっても興味のある、


バラの冬剪定』 についてでした。



1月13日に行われた講座だったのですが、


ブログに書かないうちに、

何日も経ってしまったので、

講座の内容を、忘れかけています!


間違えて書いていたら、すみませ~ん。


















(チェルシーガーデンにて、ERシャリハ・アスマ)





先生がおっしゃるには、


剪定は創造です。
来春、バラを、自分が、どういう形に咲かせたいか、

で剪定するのだそうです。


ふわっと、咲かせたいのか?

きちっとコンパクトに咲かせたいのか?


形もドーム型にするとか、スリムに仕立てるとか、

それぞれの好みで剪定して良いそうです。



バラは、剪定しなくても、

春になれば花は咲きます。


それでは、なぜ剪定をするか?というと、

形良く咲かせたい!


少しでも多く咲かせたい!からだそうです。


(咲かせたくない方も、中には、いるのかな?)


冬剪定は、夏剪定と違って、

初心者とか、ベテランとか関係なく、

誰が剪定しても、春になれば咲きます。

なので、思い切って、恐れずに、

剪定して良いそう!



でも、鉢植えは(庭植えも)、

かなり、低い位置で剪定した方が良い。


そうしておかないと、秋までには、

見上げる程の高さになってしまいます。


バラは、目線の位置か、

それより低い位置で咲かせるのが良いそうです。


なので、春,一番花が咲いたあと、

花殻を切る時も、

咲いた枝の、元から2芽くらいの位置で切る。


長く残すと、秋には、

凄く背が高くなってしまうから。


「バラの背が、高くなっちゃったんですけど~」、

と言って来る方は、


冬剪定の時と、花後剪定の時、

長く枝を残し過ぎている。















(今朝の、セプタード・アイル)




今回の講座では、種類別のバラの剪定方法を、

スライドを見せて頂きながら、



「大き目にふわっと咲かせる剪定」と、

 

「コンパクトに咲かせる剪定」を、


先生が説明してくださいました♪

(内容は、東京近郊の気候の場合です)


剪定の時期は、


つるバラは、12~1月中に切るけれど、

木立性のバラは、2月5日前後、15日頃までに。


1月に切ってしまうと、ちょうど、芽が出た頃、

寒の戻りがあると、

ブラインド(花芽にならない)しやすいからだそうです。



まず、枯れ枝や、弱小枝をカットしてから


 剪定は、どの枝を切るのか?



剪定する枝の太さは、


○ HT(ハイブリッド・ティー)など、大輪が咲くバラは、

  鉛筆の太さのところで切る。


 (それより細い枝では、良い花は咲かない)


 

○  中輪のバラは、割りばしくらいの太さのところ?


 

○  フロリパンダのように、小輪でたくさん咲く品種は、

  竹串2本分くらいの太さで?だったかしら?


 

 竹串1本くらいの細い枝でも、花が咲く品種もあるので、

 前年に、どのくらいの太さの枝まで咲いたか、

様子を覚えておくと良いそうです。



● ブラッシュカスケードのように、

 細かい細い枝にたくさん咲くような種類は、


 剪定バサミではなく、大きな庭バサミで、

 玉つげを剪定カットするように、ザクザク剪定して、

 最後に剪定バサミで、形を整える。




 外芽とか内芽とか考えなくて良くて、

 株全体の形のバランスや、、鉢の高さとのバランスで、

 剪定していってかまわない。

 (先生の経験上)



 秋や、最近購入した大苗も、

  やはり、低めに(10~12cm)の高さで切る。



低い位置でスタートさせると、

腰の据わった良い鉢植えに育つが、


そのままだと、腰高になってしまい、

すごく上の方(目の高さより上とか)で咲いてしまう。



要は、鉢の高さの2倍の高さに育てるのが美しい。

鉢の高さが、30cmならば、

90cm位の高さになるように。


バランス良く育てるには、

冬剪定で、高さを低くするのが大事ということ!




地植えも同じだそうです。


(バラ園などでは、もう少し、高い位置で、

 剪定するそうですが)




講座では、スライドを見ながらの説明でしたので、

解かりやすかったけれど、


ブログに書くと、字ばかりで、解かり難いですね汗


私が、間違って聞いていたかもしれないし~汗




有島先生のブログには、



「花好きの人を増やすためなら、リンクフリー」、

と書いてあります♪


(少々ずうずうしいとは思いますが)

とってもわかりやすい、剪定後の写真が載っているので、

先生のブログを参考にしてみてね。


有島先生のブログ

「剪定は創造だ!」は、

こちらから click→「fragurance World」














(冬の、ERウイリアム・モーリス)



他に、気をつける事は、


● 鋏は切れる鋏を使う。

  切り口がギザギザになったりすると、

 そこから、枯れ込む事が有るので。


 切り口は、斜めではなく、まっすぐに切る。


 カットした後の切り口には、トップジンなどの、

  癒合殺菌剤を塗っておく

































我が家の場合も、上の写真のように、


ERプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントや、

その他のバラも、

まだ咲いているものや蕾があります。



 まだ咲いている花や、

 蕾が付いているバラはどうするのか?



 まだ楽しみたい場合は?


 咲いている枝だけ残して剪定、

 咲き終わったら、

 あとから剪定しても良いそうです


 蕾の場合は、

 ガクが、開いていると、

 これから咲く可能性があるけれど、

 

 ガクが、蕾をしっかり覆っていると、

 もう咲かない場合が多い。




 (蒸れないように、小さな穴をいくつか開けた、

 ビニール袋を、被せておくと、

 咲く場合もあるそうです)
















↑上の写真の、庭の、ケントの蕾、

先週、緑のガクが、ビヨーンと、開いているなぁ?

と思っていたら・・・?














↑昨夜の、雨にも負けず、

 今朝はここまで開いていましたよ




 葉っぱはどうしたらいいのか?


以前、習った時は、たしか、


バラを休眠させる為に、

剪定の時期の前、

1月末までに、葉を全部取り、


1月末~2月初めに剪定、と習ったと思ったけど、


つい最近、習った時は、

たいへんなので、葉はむしらなくて良い!


剪定の時に、

カットしたところより下の枝に、

付いている葉を、その時取れば良い。

と、習いました。


何年か前、1月に葉を全部むしった株と、

むしらないでおいて、剪定した株とを、

10鉢以上づつ比較したら、


春の花付きはどちらも同じだったそうです。


なので、、たくさんあるバラの、葉を、

全部むしるのは、たいへんなので、

むしらなくても良いそうです。


たいへんだけれども、やりたい人は、

やればいいし、やらなくてもいいし、

どちらでも良いそうですが、


先生は、もう、やっていないそうです。



葉をむしる時、枝にしっかりついていて、

むしると、枝の皮まで取れてしまう場合は、

鋏で切ること。

枝を傷めないように。




● 肥料の事


根を目覚めさせる為に、2月半ばに、

活力剤を与える(リキダス、バイオゴールドバイタル、他いろいろ)。



次に、発根、根を丈夫にするため、

カリ分の多い、肥料の、{微粉ハイポネックス}を、

月に2回くらい。10日~15日に一回です。



その後、肥料をやり始めるが、

少し掘って、埋めて、土を被せる。



バラ用のタブレット型の置き肥えは、

8~10号鉢で、4つくらい、

周りに、指でぐっと押し込んで、埋めるように。





  げんこつ剪定について


げんこつ剪定をする時期について、

質問した方がいたのですが、


時期は、今すぐ、すぐやってください!

(バラの休眠期?)


普通の冬剪定(木立性)の時期が2月なら、

げんこつ剪定(超強剪定)は、一か月早く、

一月中旬にやる。

たくさんあった、枝が枯れたりして、

1本杉になってしまった株などの、仕立手直しが、

げんこつ剪定で出来るそうです。



株の元のところには、

潜在的にたくさんの芽があります。


ぎりぎりの所で、思い切って、全部カットすると、

春にそこから、何本も枝が出てくるので、



出てきた枝の中から、作りたい形になるように、

良い枝を何本か残して、

いらない枝は、カットする。




 剪定では、枝は極端には少なくしないで!


  枝が3本あったとして、

  そこに、2個ずつ花が咲く種類なら、

  春には、 6個、花が咲きますが、

 

  枝が2本だけだと、4個しか咲かない。



 枝の数=花の数、だそうです!



● 剪定後に薬剤散布を


黒点病や、うどんこ病や、

カイガラムシ・ハダニなども、


落ちた葉の付け根や、


接ぎ口のめくれている皮の下で越冬するので、

めくれそうな皮は取ってしまう。


そして、冬の間に、

(全体に)一度薬剤散布しておく。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


だらだらと、

講座でお聞きしたことを書いていると、

やっぱり、長くなってしまいますね。


つるバラについてや、オベリスクのバラの話、

その他の事は、

また今度、書けたら?書きますね。



今日も、読んでくださってありがとうございました♪