鉢植えバラの植え替え方・11月(使う資材とやり方) | ママの薔薇のブログ

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こんにちは♪

 

きのうは、良いお天気だったので、

鉢植えのバラの、

植え替え(用土替え)をしました(*^▽^*)

 

一年間、ずっと植えっぱなしのバラは、

 

できれば、どの鉢も、

この時期に、一度鉢から抜いてみて、

根っこの様子を見た方がいいですよ。

 

コガネムシの幼虫が居る

場合もあるしね。

 

根詰まりしているバラや、

白根が廻っている根鉢は、

 

新しい土を使って

植え替えや、鉢増しをします。

 

   重くて動かせない鉢が根詰まり

   している場合はどうするか?

   その場合の土替えの方法は下記をClick♪

     ↓click  ↓    ↓

https://ameblo.jp/mamanobara/entry-12331661033.html

 

 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

鉢バラの植え替え(土替え)は、

先生によってやり方は色々だけど、

 

有島薫先生に習ったやり方では、

 

11月も半ばになったので、

鉢から抜いた根(根鉢)を、

一回り小さくカットして、

 

新しい土を使って、

同じ鉢に植え替えても

大丈夫なんです!(*^▽^*)

 

植え替えは、真冬に凍えながら

やるより、人間も楽♫

バラは楽しみながらやりましょう!

ってね♪

 

先生のブログに、

秋に植え替えたバラの様子が

出ていましたよ♫

 

「11月に入ってから植え替えをしています」

   ↓click ↓    

 

 

 

 

まず、ピンクのバラ

「アンジェラ」からです。

 

アンジェラの春に咲いた様子も、

見てくださいね♪

アンジェラは鉢植えのと、地植えのと、

2本あるのです。

 

 

 

私の土替えのやり方は、

 

以前、有島薫先生の講座で習ったやり方を、

少しだけ自分流にしたり、

使う土を変えてみたり・・・、

 

でも、やり方の基本は、

有島流とほとんど一緒です。

 

 

以前にも、書いているのですが、

もう一度、

今日のブログに、書いておきますね。

 

前に見た方は、ごめんなさい(;´Д`)

 

 

●「鉢植えバラの植え替え方」

 

これは、11月に行われた、

有島先生の、

「季節のバラのお手入れ講座」の話です。

 

間違えて聞いて来ていたらごめんなさい。

 

 

●「鉢を大きくせず、新しい土に替えて、

元の鉢に植え替えるやり方」

 

鉢を、毎年、どんどん大きくしていくと、

手に負えなくなり、

たいへんになってくるので、

 

有島先生は、10号鉢以上にはしない、

と、いつもおっしゃっています。

 

 

 

暖かい時期に植え替える時は?

 

10月や、まだ暖かい時期の場合、

根を崩さずに、

一回り大きな鉢に、鉢増しするのはOK。

 

 

 

 

鉢植えバラの植え替えは、

毎年、秋や冬に、必ず

やらなければいけないのか?

 

というと、そんな事はなくて、

 

植え替えの基準は、

鉢から抜いてみて、

根が廻っていたら、植え替える。

 

(良い土を使っていれば、

の場合だけど)

 

まだ、余裕があるようなら、

もう一年とか、半年とか、

そのままで平気なんだそうです。

 

抜いてみた状態を見てやれば良い♪

 

鉢に戻す場合は、先生は、

肥料はやっていませんでした。

あとから、

追肥(3月・芽出し肥え)をするのかも。

 

 

●コガネ虫の幼虫が、

いる訳でも無いのに、

バラの白根が無くなっている場合は?

 

以前、有島先生からお聞きしたのは、

 

水の遣り過ぎや、鉢が大きすぎる、

水はけの悪い土を使っている、等

過湿になっている事が多い。

 

そんな場合は、

鉢を一回り小さくしても良いそうです。

 

土は、水はけの良い土を使い、

薔薇が弱っていたら、肥料はやらない!

 

人間が、具合が悪い時、

ご馳走は食べられないのと一緒。

 

 

 

 

●今回、カルチャールームに運び込まれ、

植え替えの実演で使ったバラは、

 

去年、

「大苗の植え付け方」の講座で使った、

オリビア・ローズ・オースチンでした。

 

テーブルに乗せると、

枝が1m位伸びているので、

植え替え作業の邪魔になりますね!

 

先生は、ひもでぐるっと巻いて縛りました。

 

1月~2月の剪定の時期まで、

枝は、なるべく

切らない方が良いそうです!

 

切ると、そこから芽が出てきてしまう。

バラに、余計なエネルギーを使わせないように。


どうしても、邪魔な時は、

ほんの少しだけは、

切っても良い、と、おっしゃっていました。

 

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■「植え替えで使った資材」

 

①培養土(良い土を使う)

(この時は、バイオゴールドの土)

 

バイオゴールドの土は、水ハケ、水持ちが

良いように、出来上がっている土なので、

初心者でも、安心。

 

粒がしっかりしているので、腐葉土を足して、

(有機分は、一番最初に無くなるので)

2年は使えるそうです。

 

でも、その古い土を使う場合は、

同じバラに使った方がいいそうですよ。

違うバラには、新しい土をね。

 

※追記

最近、住友化学園芸さんから、

有島先生監修の

バラの培養土が発売されています♪

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

土を自分で作れる人は、

自分でブレンドした土を

使えばいいんだと思います。

 

 

②ミリオン(ソフトシリカ)

「珪酸塩白土」から作られ、ミネラルがある。

根腐れ防止効果。

 

土に対して5%くらい

 

 

 

 

 

③ 元肥(有機)

 

元肥には、ゆっくり効く

有機肥料を。

8~10号鉢で100g 2つかみ程度。

 

講座では、バイオゴールドの元肥でした。

根に触れても、根痛みしないので、

土に混ぜ込んでしまってOK。

 

初心者でも、安心です。

 

 

 

マイローズの肥料も、

土に混ぜ込んでも大丈夫です♫

 

 

 

 

④マグアンプK(大粒)(化成肥料)

 

10g 片手一握り。

土に混ぜておくと、緩効性の成分は、

有機肥料の効果が無くなって来たころ、

あとから効いてくる。

 

バラの根が伸びてくると、根から根酸が出ます。

根酸に触れると、肥料効果が出てきます。

 

なので、鉢の上に撒いても効果は無い。

混ぜ込まないとダメ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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⑤ バイオポスト

フランスパスツール研究所で開発)

7~8号鉢、一鉢に、袋の6分の一くらい入れる。

 

 

 

 

「バイオポスト」は、ぶどうのつるの堆肥で、

土壌改良剤なのですが、

 

根に触れても、根痛みしません。

 

有用微生物(バクテリア)が、

めちゃたくさん入っているので、

有機の肥料とは、凄く相性が良いそうです。

 

 

有機の肥料って、

そのままでは、

植物は、吸ってくれないんですって!

 

バクテリアが介在し、

無機に転換するので、根が吸います。

 

無機にしてから、吸うので、
有機肥料は、どうしても、ちょっと経ってから、

効いてくるのだそうです。

 

 

その点、化学肥料は即効性がある。

けれど、根に直接触れると、肥料やけ

するので、気をつけて。

 

あっ!マグアンプKは大丈夫ですよ♪

 

 

⑥ハイフレッシュ

(珪酸塩白土、ミリオンを

粉砕して粉にしたもの)

根腐れ防止。ミネラルもあるのよね。

 

植え付けの時、これを、

バラの根に振り掛けてから、植え付けます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

じゃがいもの植え付けの時、

むかしは、草木灰を切り口に付けていたけれど、

最近はこれを使っている農家も多いらしい。

 

 

⑦活力剤

(肥料ではなく、バラを元気にするビタミン剤の様な物)

 

活着を良くするのと、

根痛みを防ぐ効果♪

 

 

活力剤には、

リキダスや、ヴィコント、メネデール、マイローズ、

バイオゴールドバイタル、など色々ありますよ。

 

根を抜いた後、乾かないよう、

活力剤入りの水をスプレーに入れて、

根に、シュ!シュ!しておくのも良い。

 

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土作りについて、

 

バラの植え替えで、土は大事なので、

もう少し詳しく書くと、

 

バラ用の土で、あまりにも安い

市販の土を使う場合、

 

細かくて、軽い

粉のような物ばかりの時は、

 

水はけが良くなるよう、粒々の、

赤玉土、小粒または、中粒を、

3割程、混ぜ込みます。

 

(趣味の園芸11月号にも、

先生が、書かれていますね)

 

 

●先生がご自分で作る土の、割合は?

 

本(テキスト)に、載っている内容も、

書いておきますね。

 

〈自分でブレンドする場合〉

赤玉土

(中粒4、小粒6、で混ぜたもの)65~70%

に、有機物(腐葉土や、堆肥など)30~35%

を混ぜた物を使います。

 

 

■植え替えの手順

 

簡単に、ちょっとだけ書くと、

 

○鉢バラは、植え替える前に、

水を切って、乾かし気味にしておくと

植え替えやすい。

 

〇昔の本には、根を水で洗う、

と書いてあったりするけれど、

有島先生は、

根は洗いませんよ!

 

 

〇バラを、鉢から抜く。

鉢の側面を、叩いたり押したりすると、

抜けます。

 

それでも抜かなかったら、

園芸用のこぎり、プラントハンター等で、

回りをザクザクと!

 

 

○抜いたバラの根鉢は、

底の方白根5cm位を鋏で切る。

 

 

(我が家での写真です)

 

 

肩の部分も、なで肩に取る。

上(肩)の部分には、雑草の種などがあるので。

 

 

根の周りも、一周2~3cm、

園芸バサミ、スコップ等でカット。

 

 

(私は、クマデ も駆使して)

 

 

〇根に、バイオポストと、

ハイフレッシュをふりかけます。

 

 

○鉢にバラを植える時は、

地上部(茎)が真っ直ぐになるように植える。

根は、斜めになってしまっても、

曲っていても、気にしないで大丈夫♪

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

白根を切ってしまって大丈夫か?

心配になりますが、

古い根は、そのままだと、

老化してきちゃうそうです。

 

植え替えの時、古い白根を切るから、

新しい根が出てくる。

 

 

◆一回り大きな鉢に植え替える場合は?

(鉢増しの場合)

根は切らなくて良いけれど、

 

根鉢がそのままだと、

新しい根が伸びてこないので、

ハサミの先などで、引掻いて、少し白根を出す。

 

よく、パンジーのポットを買ってきたまま、

ほぐさず、花壇に植えると、

 

春になっても、大きく根が張らず、

抜いてみると、そのまま、ズボっと抜ける事が

ありますよね。

バラもそれと、同じだと、おっしゃっていました。

 

 

先生は、鉢底石(軽石)は入れません。

 

最近の鉢バラは、

水はけ良い様にできているのが

多いので。

 

(使い回しの写真ですみません)

 

 

バラは、鉢の中の土だけで、

生きて行かなければいけません。

石を入れると、その分土が減ってしまうから。

 

鉢底穴が小さい場合だけ、

水はけの為、

ネットに入れた、鉢底石を入れます。

 

 

●鉢に、資材を混ぜて作った土を

底に、少しだけ入れて、

 

 

 

カットして、一回り小さくなった根鉢を、

鉢に戻し、周りにも土を入れます。

 

鉢底を、地面に軽く、トントンとやって、

土を落ち着かせます。

 

割れやすいテラコッタ鉢の場合は、

下に手袋などを敷いて、トントンする。

 

棒を使って、土を押したり、

手で、ムリに上から押したりしないように。

バラの根は息をしているので。

 

 

●バラの株を植える深さは、

接ぎ口ぎりぎりまで。

 

●土を鉢に入れる時、

いっぱいまでは入れず、

ウォータースペースを、少し多めに取っておくこと。

これ、大事!

 

ここに、水が溜まるので、

真夏の水やりがうまくいく。

 

後から、真夏の乾燥や、寒さを防ぐ為の、

堆肥など、マルチングを乗せやすくなる。

 

 

鉢バラの植え替え方って、

先生によって違いますよね!

今日書いたのは、

以前、有島先生に習った方法です。

 

✿今日も、読んでくださった方、

ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

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