きょうから春です
冬と春を分ける節分も終わり、きょうは立春。
少しずつ寒さが和らぎ、梅の季節の到来です。
春というと花粉の季節で、やや気が重いのですが、寒いよりは絶対いい。何せ寒さには滅法弱いので…
大学院では3日間連続集中講義が始まりました。
「社労士の法と実務」というテーマで18:30~2コマ、3日間です。
きのうは、全社連の幹部の方にお越しいただき、SR経営労務センター、司法改革制度、年金問題への取り組みなどにつき講義をいただきました。通常中々聞くことが出来ない話ばかりで、開業間もない私にとって実に興味深い時間でした。
何事もひとりで成すには限界がある。組織を動かすのはヒトで、互いの人間関係の在り方如何によって組織は右に行ったり左に行ったりする。組織は感情のある人間同士の集合体だからまあ当たり前ではありますが、なんとなくそんなことを考えさせられた日でありました。
2008年平均の有効求人倍率
有効求人倍率が発表されました。
「厚生労働省によると、求職者1人にいくつの働き口があるかを示す08年12月の有効求人倍率(季節調整値)は0.72倍で、2008年平均の有効求人倍率も前年比0.16ポイント減の0.88倍で、05年以来3年ぶりに1倍を割り込んだ」
やはり1倍を割り込みました。バブル崩壊後の平成不況で特に若年労働者の労働環境は大きく変わっていきました。多くの企業の対応策は、新卒採用の抑制と成果主義の導入でした。特に、「超就職氷河期」と呼ばれた98年、99年は有効求人倍率が0.5あたりまで低下し、多くの若者が卒業しても職がなく、やむを得ずアルバイト、派遣等の不安定な労働者となりました。03年ころから景気が持ち直したものの、正規雇用は増えず、非正規雇用者が3人に1人となりました。そして、08年秋以降、100年に一度ともいわれる急激な金融収縮が起こったのです。
平成不況から今日に至り、企業ではこの間に何が起こったか。それは、採用抑制の結果、新入社員と管理職の中間層がそのまますっぽりと抜け落ち、新人の面倒を見る役割の層がいなくなってしまった。まさに、平成不況の負の遺産は企業内で人が育たない環境を作り出してしまったことです。人材が育たない一方、成果主義の下、短期的な成果ばかりを求める会社。メンタルヘルスなる用語が多くの現場で言われるようになったのは95年以降です。
今、企業に求められることは、部下の育成ができる人材を育てることです。こんな時代だからこそ、「人材教育への投資」を積極的に行うべきだと思います。
助成金
平成20年度第2補正予算が無事に成立しました。これにより厚生労働省の第2次補正予算(案:生活対策関係予算 7,399億円および新たな雇用対策関係予算 1,587億円)も案のとおり成立しました。
雇用分野の助成金制度については概要を確認し、うまく活用したいものです。
助成金の受給の前提となるポイントは、以下の通りです。助成金の中身にもよりますが、これらの項目にチェックがつかない場合は、各種助成金の支給の前提を満たさない可能性がありますのでご注意を。
①法定帳簿等の整備
労働者名簿、出勤簿(タイムカード)、賃金台帳、労働条件通知書
②労働保険料の納付実績
労働保険料申告書、労働保険料納付済証
③税金の納付実績
所得税徴収高計算書、法人税納付済証、法人住民税納付済証
④就業規則、賃金台帳等の作成
就業規則(10人以上の会社の場合)、賃金規程、65歳雇用義務化の対応
⑤雇用保険の正しい手続き
法定要件を満たした従業員を漏れなく加入させている
⑥社会保険の正しい手続き
法定要件を満たした従業員を漏れなく加入させている
⑦直近6ヶ月に会社都合で解雇した従業員の存在