内定式と2011卒就活スタート
きょうは10月1日、多くの企業では内定式が行われます。通勤途上、着慣れないスーツに緊張した面持ちの内定者らしき大学生をチラホラ見かけました。最近では内定式を取りやめたり、10月1日以前にすませたりと必ずしもかつてほどの意味は薄れていると思われますが、きょうは企業と学生との正式な契約日。例え意味合いが薄れても形式的であっても、会社の重役と内定者全員が一同に会す内定式を済ませ、承諾書にサインして、学生にとっては、いよいよ社会人になるのだという実感がわいてくる区切りの日ではないでしょうか。
不況期にはポートフォリオ型採用が行われることは過去の歴史が証明していますが、昨今この採用方式がすすんでいると文化放送キャリアパートナーズの夏目氏は指摘します。「人材を4つに分類(コア、専門、一般、代替)し、今後も優秀なコア人材は新卒者を中心に確実に採用していくことが企業にとって重視される」とのことです。
2011年卒採用はポートフォリオ型採用がさらにすすみ、優秀な学生獲得に熾烈な競争が行われるとの指摘はその通りなんだろうと思うのです。
就活生、ガンバレ!!
求人広告件数とガテン休刊
全国求人情報協会の調べでは、求人広告件数が同年同月比マイナス37%ながら、2ヶ月連続でマイナス幅が縮小したとのこと。同協会の調査対象は、有料求人情報誌、フリーペーパー、新聞折込広告、求人サイトなど主要な求人広告件数が網羅されているため実態に近いものでしょう。
そんな中、リクルート発行の現業職専門求人誌ガテンが本日で休刊だそうです。私は、91年の創刊当時から広告集めに走り回っていた時期がありましたので休刊を迎えたことは寂しいですが、これも時代の流れなんでしょう。
3Kの象徴、ガテン系の仕事を世に紹介し、ある意味、「現場で汗を流す仕事はカッコイイ」という新しい価値を創った求人誌でした。特に、「現場の仕事=男の仕事」といった世の中にあって、女性に新しい働き方を紹介した功績は大きかったと思います。女性がショベルカーを運転したり、女性がニッカズボンをはいて鉄筋を運んだりする姿を編集記事で紹介し、男の仕事場に女性を進出させたという職域拡大にガテンは大きな貢献をしたと思います。
ガテンは休刊しても、額に汗して働くということが仕事の原点であることには変わりなく、それこそが労働の美徳であるという価値観は大切にしたいなぁと、ガテンの休刊記事を見て思った次第であります。