昨夜、ジムでバイクを漕ぎながらテレビを眺めていると、サル痘についていろいろと報道されていました。
はい?サル痘?
恥ずかしながら、ニュースを目にするまで全く存じ上げませんでした😅
調べてみると、先日こんな記事が出ていたんですね。
WHO、欧米で拡大するサル痘で「緊急事態」宣言…日本では感染報告なし
2022年7月24日 (日)読売新聞
【ベルリン=中西賢司】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は23日、欧米を中心に拡大する天然痘に似た感染症の「サル痘」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
緊急事態の宣言は、WHOによる最高度の警戒呼びかけで、2020年1月の新型コロナウイルス以来となる。
サル痘は今年に入り、英国やスペインなど75か国・地域で1万6000人以上が感染し、アフリカでは5人が死亡した。
21日に開かれた専門家による緊急委員会での議論を踏まえ、テドロス氏が「感染が急速に世界に広がっている」として判断した。
日本ではサル痘の感染報告はない。
アフリカの風土病だったサル痘は、リスやネズミなどの「げっ歯類」やサルなどがウイルスを保有し、かまれるなどすると人に感染する。人から人へは、肌の接触などで感染する可能性がある。
発熱などの後、発疹が顔から手足に広がり、治癒までに約3週間かかる。
天然痘に比べて致死率は低い。
天然痘ワクチンには、サル痘の発症予防効果が約85%あるとされる。
サルよりリスやネズミなどのげっ歯類からの感染が多いため、サル痘という病名そのものを見直すとかなんとか。
そして、WHOから緊急事態宣言が出てすぐに日本でも感染が確認されました。
国内初の「サル痘」感染、東京都の30代男性…6月下旬に欧州に渡航
7/25(月) 読売新聞オンライン
厚生労働省は25日、天然痘に似た感染症「サル痘」の感染者が東京都内で確認されたと発表した。感染者が国内で確認されるのは初めて。
同省によると、感染者は都内に住む30歳代の男性。発熱、頭痛、発疹、倦怠(けんたい)感の症状があり、都内の病院に入院しているが、状態は安定しているという。
男性は6月下旬に欧州に渡航し、7月中旬に帰国した。同15日から倦怠感があり、25日に都内の医療機関を受診。東京都健康安全研究センターの検査で感染が判明した。欧州滞在中、のちにサル痘と診断された人と接触歴があったという。保健所が男性の帰国後の行動歴などを聞き取り、濃厚接触者の有無を調査している。
世界保健機関(WHO)などによると、サル痘の人から人への感染は、患者の発疹や体液などに接触することで起きる。
潜伏期間は7~14日程度とされ、発熱や頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が1~5日続いた後、発疹が出る。治癒するまでは、発症から2~4週間かかる。
多くは自然に回復するが、子どもなどは重症化する可能性があるとされている。国内で備蓄のある天然痘のワクチンが、サル痘の発症や重症化予防に有効とされる。治療は対症療法が基本だが、欧州で承認された治療薬もある。
医療体制が不十分なアフリカでの致死率は3~6%程度という報告もあるが、アフリカ以外での死者は報告されていない。
サル痘は、これまで主にアフリカの一部で感染が広まっていたが、今年に入り、英国やスペインなど75か国・地域で1万6000人以上に急増している。WHOは23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
新型コロナも終息が見えない中で、新たな感染症の広がり…
感染症を気にせずに生活できる日が早く来ると良いですね