昨日の夜、ベランダにテーブルを

だして蚊取り線香をつけてから

ぷう助と夕食を楽しみました。

 

ピザ、枝豆、アメリカンドッグ、

揚げ餃子など、ビールがすすみそうな

メニューでしたが、一緒に三ツ矢

サイダーで乾杯です。

 

「最高にいい夜だね」

 

「だね。はぁ~好きな人

 いないけど彼女ほしー」

 

「それ無理な話だよね…

 好きだから彼女になって

 ほしいのに」

 

「だな。お母さん、いちおう

 確認なんだけど、俺たち

 大丈夫だよな?

 この先、あの時みたいに人生が

 地の底に落ちても、っていうか

 あの時よりも、もっと深く

 マントルくらいまで人生が

 落ちても這い上がろうと

 してくれるよね?」

 

「…う~ん」

 

「たのむよ。おばさんなのは

 知ってるけど、多分、まだ

 すごくおばさんまではいって

 ないからがんばってよ。

 俺一人じゃまだ全てを守れない

 からね」

 

 

おばさんだけど、すごくおばさん

ではないってどういう意味…

って思いましたが、ぷう助の

いいたいことはなんとなく

わかります。

 

今、現状の私たちは幸せ

ですが、人生には大波が

来る時があって、この平穏が

続かないこともわかりきって

いるので、最近の平和ボケ

しているかのように弱く

なっている私をみて、ぷう助が

確認してみたくなったんだと

思います。

 

ぷう助のほうが先を

見て考えているんだなと

思いました。

 

一方の私は、その時がきたら

その時の自分にまかせるよ~と

しか思わなくなりましたが、

お互いに星をみながら

キンキンに冷えた最高においしい

三ツ矢サイダーが飲めるこの瞬間が

幸であることを感じて、久しぶりに

家族写真を撮りました。

 

 

今日は最新話の配信日になります。

初めて弁護士事務所へいき

離婚にむけての知識をつけて

いくお話になります。

 

184話まで無料になります。

 

 

最後の最後までお読み

頂きありがとうございます。

苦しい時間の方が長い

人生だと思う時は、自分を

労わってあげてもいい時

なんだと気づけますように。

 

 

 

昨日、一昨日のブログにコメントや

メッセージを頂きありがとうございます。

お返事を返せない時もあり

申し訳ないのですが、すべて

ありがたく読ませていただきます。

 

 

今日は肌寒かったのでシチューでも

作ろうと思い材料を用意していると、

部活から帰ってきたぷう助が

 

「あちーーー、キンキンに冷えた

 そうめんが食べた~い!!」

 

と、絶対に譲らないのでしかたなく

ぷう助は氷をたっぷり入れた

そうめんにして私はにゅうめんに

なりました。

 

この調子だと明日にでも「冷房つけたい」

といわれそうで怖いです。

 

せめて6月の中旬くらいまでは

エアコンを使わないで節約して

いたいです。

 

 

配信日の昨日はたくさんのハートマークを

連打して頂きありがとうございます。

私にとっての「無職ですが」は

はるか昔の出来事になりますが、

その過去と今を一緒に伴走して

いるような気持ちです。

 

148話まで無料になります。

 

 

 

最後の最後までお読み

頂きありがとうございます。

毎日が辛くて楽しい事を

思い出せなくなってしまった人が

夢の中でたくさん笑って

明日を乗り越えられますように。

 

 

 

春休みでぷう助がのんびりと優雅な

生活を楽しんでいるなか、私は

なにもかわらずバタバタとした

週明けです。

 

唐揚げが食べたいとぷう助に

いわれているのですが、

今日はその気力が無いので

冷凍しておいた餃子が夕食です。

 

ぷう助は毎日唐揚げ、とんかつ、

チキンかつ、メンチカツ…と

いうような感じで揚げ物を望んで

いるようです。

 

いつか、望み通り毎日揚げ物をしたら

どのくらいで飽きてくるのかやって

みたいような気もしています。

 

 

 

 

 

配信日の昨日は沢山の方に読んで

頂き、またハートマークも押して頂き

本当にありがとうございます。

漫画のぷう助がどんどん成長して自分の意思を

強く持っていく姿もみていただけたら

と思います。

 

 

130話までが無料になります。

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

今日は頑張れなかったと

思っている人がゆっくり

眠り幸せな夢を見て

素敵な明日を迎えられますように。

 

今日はお昼に初めてフルーツサンドを

作りました。

 

先週からぷう助にフルーツサンドを

作りたいといわれていたので

フルーツはいちご、みかん、ぶどうを

用意してみました。

 

セルフのようなフルーツサンド作りで、

自分が食べたいフルーツを

好きなように入れては作りすぐ

食べて、お互いに

「生クリームはたっぷりのほうがいい」

「いちごは小さめにカットして入れた

 ほうが他のフルーツとあうよ」

「ぶどうは入れすぎると微妙な

 感じ」

と、実験のようになりました。

 

感想を教え合いながら

おいしいフルーツサンドの

作り方を探しているうちに、

おなかもいっぱいになり

想像以上に楽しくておいしかった

フルーツサンド作りになりました。

 

 

 

本日は最新話の配信で、

隠していたお金のゆくえになります。

 

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

どんなことにも終わりが

きてしまうのなら、その時に

心からありがとう

といえるよう明日も

生きていけますように。

 

今日は北風がとても強く寒いので

夜は豚汁を作ることにしました。

 

切った大根ときのこを少しの時間だけ

北風にさらしておきながら、

日が暮れたところで暗い家の電気を

キッチンだけつけて水を入れた

鍋を火にかけました。

 

静かな時間。

北風がぶつかるようにベランダの柵を

通り抜ける音。

北風が網戸を吹き飛ばそうとしているか

のように揺らす音。

アナログの時計が1秒を刻む音。

 

鍋から湯気があがり、キッチンが温まって

きたところで長ねぎを切ってお米をといで、

冷蔵庫から味噌をだそうと思ったら

ドアの開く音がバッタッ―ン!と響き

 

「かあさんいるのーーー!?おかーさーん!

 ただいまー!今日さー!クラスで」

 

と、私の静かな時間が突然終わりました。

 

「電気つけてよー!暗いから

 まだ帰ってきてないのかと思ったじゃん!」

 

「キッチンだけつけていれば十分でしょ」

 

「これはさすがに暗いって~」

 

「お母さんはこれが好きなんだよね。

 ばあちゃんちの土間でね、窓からはいって

 くる夕陽で晩ご飯の支度をして、陽が落ちたら

 たまにチカチカする元気のない1本の

 蛍光灯をつけて続きをするの。強風で家の

 前にある大きなくすの木の葉っぱが

 ざわざわ音をたてて、どこからはいって

 きているのかわからない隙間風は幽霊

 みたいに怖い音をだすんだよ。薄暗いから

 余計に不気味なんだけど、でもお鍋のなかで

 じゃが芋やにんじんが勢いよくグツグツ

 煮られている湯気が温かくて怖さが

 ちょっとだけ消えるの。それで、味見をして

 おいしかったらパッと幽霊はただの風の音に

 もどってるんだよ」

 

ぷう助にこんな話をしてしまいました。

子供の頃、夕暮れ時に祖母の手伝いを

していた頃の思い出です。

 

ぷう助には、いつか私とすごしている今が

同じ思い出になるのかなと思いながら

一緒に豚汁をたべました。

 

 

 

毎日少しづつ103話までが無料に

なります。どうかストレスのないよう

お時間のあるときにお読み頂けると

嬉しいです。

 

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

笑っていられる日も

悲しい日にも限りが

あるのなら、すべてが

終わってしまう前に

悲しい日を消せるくらい

みんなの笑顔で心いっぱいに

なりますように。

 

 

 

「お母さん何で机に鈴虫置いて

 るんだよ!

 いるならいるって教えてよ」

 

「え、別に迷惑かけている

 わけじゃないから、いわなく

 てもいいと思って」

 

「そういう問題じゃないって。

 なんか最近やけに近くで虫の

 声がするなってずっと思って

 たんだよ」

 

「あははははは」

 

「おかしいと思ってたんだよ」

 

 

今日ぷう助にいきなり

いわれたのですが、

実は鈴虫の声が聴きたくて、

小さな飼育ケースに入って

いる鈴虫をパソコンの机に

置いて毎晩、鈴虫の音色を

聴きながらパソコンをして

いました。

 

ぷう助に隠しているわけでは

なかったのですが、ちょうど

パソコンの裏に隠れるような

感じで、覗かないと見えないので

気づかなかったようです。

 

私は知っているとばかり

思っていたので、意外な

反応で笑ってしまいました。

 

本当は松虫、コオロギ、

鈴虫の三重奏を聴き

たかったのですが鈴虫しか

売っていませんでした。

 

私はみんなが寝静まって

車も走らなくなった深夜に

聴く雨、風、雪、雷の音を

ききながらパソコンを

やるのが好きなんですが、

この季節は虫の鳴き声が

1番でぷう助にそんな話を

したら笑いながら

 

「虫の音をいいと感じるのは

 日本人とポリネシア人で、

 外国人にとってこれは

 ただの雑音なんだよ」

 

いきなり衝撃的な発言をして

遊びにいってしまいました。

 

その後、休憩中にぷう助が

いっていたことが気になり

調べてみたら、本当に

虫の音色を楽しむのは

日本人特有のものだという

ことが分かりました。

 

右脳と左脳どちらで

聴いているかの違いの

ようで、とても奥深い

研究結果が色々と書かれて

います。

 

秋の虫にかぎらず、日本人は

虫と季節をよくみているのでは

ないかと思いました。

 

童謡の「虫のこえ」にも、

秋の虫がたくさん

でてきます。

 

「赤とんぼ」「とんぼのめがね」

「ちょうちょ」「ほたるこい」

「こがねむし」は歌詞が好きで

ぷう助が小さい頃、よく寝かし

つけの時に歌っていましたが、

これは日本人だからかも…と、

面白いことをぷう助から教えて

もらった一日でした。

 

 

明日の日曜日、最新話の配信になります。

 

【お気に入りの紹介です】

言葉が心地よく流れていく絵本です。

どのページも

「ごろごろにゃーん」とねこたちが

のった飛行機がとんでいきます。

 

多くの色を使わず描かれている絵は、

こどもの頭のなかで、それぞれの

色を想像させてくれます。

ごろごろ にゃーん (こどものとも絵本) [ 長新太 ]

絵本作者の長新太さんは

「キャベツくん」

「こんにちは! へんてこライオン」

など、他にも私が子供の頃から

幼稚園で読み聞かせとして

つかわれている絵本を描いてる

作家さんです。

 

すでに亡くなっているので

すが、去年も教育テレビで

長新太さんの絵をみかけるほど

長く愛されています。

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

自分のいいところなんて

何ひとつないと思い、

自分自身をせめてばかりの

人の辛い時間が早く

過ぎ去りますように。

『過去から今』

 

 

ブログに自分の過去を
書いたところで、誰かを
助けるなんていう大きな
ことができるわけでは
ないけど
「ご自由にお取りください」
と書いてあるもののように、
必要と思った人が言葉を
自由にもち帰ってくれる
ブログになれたら、私も
ほんの少しは役に立てたと
思えて心の重さが減る。

そう思いながら今日まで
続いたブログは、気づくと
常に離婚体験ジャンルで
上位になっていて漫画化と
いう予想もしていない
すごいことも起きた。

自分が救われたくて
やったブログは、救われる
だけではなく励まされ
元気をもらい、大きな
困難が訪れても立ち向かえる
ほど力をもらい続けている。

過去から始まった記録が
現在に追いつき、最後は、
たくさんの人と出会った

最高の終りとなった。


         
         おわり。
 

☆ここまで読んでくださり
本当にありがとうございます。

過去から続いた投稿が
今日、現在に追いつき
終わりを迎えました。

明日からは書きそびれて
しまった事や、残したい事を
投稿します。

 

☆個人の特定につながらないよう

 表現をかえています。

 

 

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ピッコマにはモラハラ、DV、離婚に悩む

女性の漫画が多数あり、どの漫画も

リアルに感じます。

5話まで無料、25話まで

配信になります。

 

 

【絵本の紹介です】

一緒にくらしているバムと

ケロのおはなしです。

主婦のような立ち位置にいるバムと

いたずら大好きな可愛いケロちゃん。

何冊かシリーズがでていて

空の旅をしたり、お買い物に

いったり個性的なお友達も

登場しながら、時に主婦の苦労を

しているバムに共感してしまう

物語でもあります。

 

 

 

最後の最後までお読み

頂きありがとうございます。

どれだけ追い払っても

まとわりついてくる

困難にたして、明日は

今日よりも大切な

ものを守れますように。

『心の変化』

 

 

貞彦さんの元を離れて
10年以上の月日がたった。

あの頃とは気持ちも
かなり変わっていて、
貞彦さんへの感情は
強く感じなくなって

いる。

記憶に残る許せない
ことはあるけど、生々しい
感情ではなく、乾燥して
生命をもっていない
過去の産物のような
感覚。

美しい過去だったら
ドライフラワーのよう
だと思ったけど、そんな
わけもなく、ただの記憶
として残っている。

だけど、たまにニュースで
親子の心中をみてしまうと、

心が大きく反応してしまい
しばらく気持ちが沈む。

心中の理由はそれぞれ
だけど、自分と重なって
しまう。

ぷう助を産むと決めた時、
もし生きていけない困難が

起きたら、産んだ私の責任
だから同じ棺にはいろうと
決めていた。

その後、貞彦さんの
元を去る前にぷう助を
連れて、歩道橋から飛び降り
ようとした過去がある。

私とぷう助が生きて
いるのは、あの時たまたま
ぷう助が話しかけてくれた
ことで気持ちが揺らいだ
から。

 

歩道橋へ着く前に、遮断機が

下りた線路へ入ろうと

した時も偶然後ろに白バイ

がいて、線路へ入ったら止め
られると思い入らな
かっただけの事。

歩道橋の上でぷう助の
一言がなければ飛び降り

ていたし、もし数秒
早く白バイが走っていて
警報機がなる直前に
踏切を先に通過していたら、
私の後ろに白バイはいな
くて、遮断機をまたいで

いた。

たった数秒の違いと
一言のタイミングという
偶然で私とぷう助は
生きているのだから、
心中をした親子だって
死なずにすんだはずだと
思えて、胸が苦しくなる。

ただ、そんな事を考えられる

というのは、今の生活に

余裕ができているんだとも

思う。

自分に必死だったころは、
総理大臣が交代したこと

にすら半年も気づかなかった。

でも、どうしたら嫌な

重苦しい気持ちを解消

できるのか悩む。

母子支援のような
ボランティア活動は
時間も経済的にも
余力がないとできなくて、
そもそも自分が救われ
たいから誰かに何かを
しようという考えが、
図々しくて間違いなのか…。

 

そんな悩みをもったまま
半年が過ぎた頃、
ブログで過去のことを
書き残してみようかと
思いつく。

当時、離婚を経験した
人のブログに何度も
励まされていて、
緊張した眠れない調停の

前夜もずっとブログを
読んでいた。

誰かの役にたてるかも
しれないということが、
私自信の救いなのかも

しれないという答えが
かすかに見えてくる。

 

 

 

 

☆過去のお話になります。

 

☆個人の特定につながらないよう

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ピッコマで漫画を読み終えた下に表示される

『面白かった分、ハートを押してね!』

をたくさん押して頂きありがとう

ございます。

 

昨日、電子漫画を読んでいると

書いておきながら、漫画を応援

するハートは1回しか押せないと思って

いたのですが、1話ごとに10回

押せるということをついさっき

知りました。

 

お礼が遅くなってしまい

すみません。

何度も押して頂き本当に

ありがとうございます。

5話まで無料、25話まで

配信になります。

 

 

【絵本の紹介です】

一緒にくらしているバムと

ケロのおはなしです。

主婦のような立ち位置にいるバムと

いたずら大好きな可愛いケロちゃん。

何冊かシリーズがでていて

空の旅をしたり、お買い物に

いったり個性的なお友達も

登場しながら、時に主婦の苦労を

しているバムに共感してしまう

物語でもあります。

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

悩んで苦しくてどういう

道を選べばいいのかわから

ない人が、ほんの少しだけでも

前に進める明日になりますように。

 

『天が涙する空』

 

 

瑞月さんは、夫婦関係が
うまくいっていなかっ
た私からは眩しすぎるく
らい仲のいい夫婦。

今は、遠く離れた瑞月さんの
故郷にあるお墓で奥様と
一緒にいるという。

お墓までいくことは
できないから、メール
のやり取りをしてくれた
ビジネスパートナーの
人に、瑞月さんの宗派を
教えてもらい、家から
少しはなれた所にあるお寺
へ行くことにした。


数日後、いつも通りパートへ
いってすぐ社長から電話が
あって、違う仕事場のパート
さんがお休みしているという
ことで、ヘルプへ行く。

週に1回のペースで違う
仕事場や社長の用事で
いつもと違う業務をする

時は、やや短い半休の

ような空き時間が間に

できるから、その時に

お寺へ行こうと思い

電話が来る日を待って

いた。

気持ちのいい空の下、
自転車で違う職場へ行き
業務を終えて、電車に
乗ってお寺へ行こうと
思ったけど、澄んだ青空で
心地良かったから、
自転車で瑞月さんの事を
思いながらお寺へ向かう。

瑞月さんたちの会社が

ライバル会社に吸収

された理由は、取り

組んでいたものを
完成させなくては会社の
存続はないとわかって
いたけど、あと一歩で
自分の寿命が間に合わない
とわかり、ライバル会社に
吸収されることを望んだ
ということだった。

そうすれば、残された
ビジネスパートナーは1人で多額の
負債を抱えなくて済む。

入退院を繰り返しながらも
仕事漬けで、パートナーが
吸収合併後も役職につける

よう交渉しながら、
最後の最後まで仕事をして
いたという。

そんな瑞月さんの姿を
想像していると涙が
出てきてしまい、電車
だと周囲の目が気になるから
自転車で良かったと思い
目の下をハンカチで拭く。
 

そんなことを思っていたら

お寺を通り過ぎてしまった。

戻ったところで自転車を
止め石造りの門をくぐると、
植物の手入れが丁寧に
されているお寺で、
誰もいなかったから
長く手を合わせる。

瑞月さんが奥さんと
再会して幸せな夫婦の
続きをしているように
思えて、そんな気持ちを
後に、パートへ戻るため

門の方へ向かうと、ご住職が
お庭の手入れをしていて
明るく声をかけてくれた。

私はご住職に瑞月さんの

ことと告別式の日、天気

予報では晴れとなっていて

早朝も予報通り晴れていた

はずなのに朝、家を出ようと

する時からいきなり大雨になり、
瑞月さんを見送った後は
みんなびしょ濡れになって
いたという聞いた話をさせて

いただく。

ご住職はその大雨を
「天が惜しい人を亡くしたと
 泣いたのですね」
といい、その言葉が深く
心に響き、私はもう1度
涙がでてしまった。

 

瑞月さんとは、1度は切れた

関係だけど、瑞月さんが

つなぎ直してくれた縁。

ずっと忘れないでいたい。


 

 

☆過去のお話になります。

 

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【絵本の紹介です】

一緒にくらしているバムと

ケロのおはなしです。

主婦のような立ち位置にいるバムと

いたずら大好きな可愛いケロちゃん。

何冊かシリーズがでていて

空の旅をしたり、お買い物に

いったり個性的なお友達も

登場しながら、時に主婦の苦労を

しているバムに共感してしまう

物語でもあります。

 

 

らくちゃんのピーナッツの

洋服は脱ぐことができて、

脱いだ姿もまた可愛いです。

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

今日耐えた分は、明日の

後悔を減らして笑顔に

なれる未来へ前進して

いますように。

 

※刺激の強い言葉があります。
 精神的に辛い人、落ち込んで

 いる人は無理をなさらないよう

 今は、読まないという選択も

 あります。


『生きてほしい』

瑞月さんが私に貞彦さんの
ことを知らせてくれた時、
実は進行性の病気がわかり
治療しながら仕事をして
いたという。

でも、今の医学では
瑞月さんの病気が完治する
治療法や新薬はなく、
徐々に進行していく
なかで、なんとか
仕事で取り組んでいる
ものを完成させたいと
力を振り絞っていた。

けれど、あと少しという
ところで症状も重くなり、
皆に迷惑をかけないよう
にというのが自殺の理由。

遺書には、病気の症状を
身体に強く感じはじめた
時から自殺を決めていて、
寝たきりになり自分の

力で死ぬこともできなく

なってしまう前、死ぬ力が

残っているうちに逝く

ことを許してほしいと

書いてあったという。

遺書の最後に
「私の自殺を知った人に
 伝えて欲しい」という
遺言があり、私も受け取る。


『自殺という生きている
 人に罪悪感を残して
 しまう行為をすることを
 申し訳なく思います。

 でも、私は誰も助けて
 くれなくて死を選んだのでは
 ありません。

 数ヶ月後にくる死を自分で
 選択して少し早めたという
 ふうに受け取ってほしいと
 無理なお願いをさせてください。

 妻が亡くなってから、
 好きな仕事をして、
 自分のいきたいときに
 今度は妻の元へいく、
 好きな事だけをした
 最高な人生です。
 ありがとうございます。
 お世話になりました。」

この遺言を読み、
自殺という結果では
あるけど、瑞月さんが
選んだ最後を受け入れ
ようと思った。

病気が進行したり、
老衰でも病院では
延命をどうするか問われる。

だけど瑞月さんはその
一歩手前で、もう1つの
選択をしたというふうに
受け取りたい。

『自殺をしないで欲しい』
という思いにかわりはない。

でも私は長い間、この言葉が
苦手で使うことを避けている。

結婚生活がどうしようもなく
苦しかった頃、死にたい
わけではないけど、生きる
ことが苦しすぎて死しか
道がないような時に
「自殺しないで」
という言葉は、励まし

だと解っていても

すべての道が閉ざされる

ようで耳を塞いでいた。

そんな思いがあり、

死にたくなるほど苦しんで

いる人に、自殺しないで

という言葉は言いづらくて

使えなかったけど、
本心は死なないで欲しいと

思っている。

矛盾した2つの思いが
あって『生きてほしい』
という言葉にかえていた。

瑞月さんにも生きて
ほしかったけど、奥さんと
突然お別れをしてしまった
から、会える日が待ち
遠しくて、数ヶ月だけ
早く大好きな奥さんの
元へ走っていって
しまったのだと思いたい。


続く

 

☆過去のお話になります。

 

☆個人の特定につながらないよう

 表現をかえています。

 

 

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「え?これ俺ーーー!?

 マジで可愛いじゃん!

 こんな可愛かったの!?」

ぷう助が表紙を見た第一声です。

昔は可愛かったんです。

 

5話まで無料、20話まで

配信になります。

 

 

【絵本の紹介です】

一緒にくらしているバムと

ケロのおはなしです。

主婦のような立ち位置にいるバムと

いたずら大好きな可愛いケロちゃん。

何冊かシリーズがでていて

空の旅をしたり、お買い物に

いったり個性的なお友達も

登場しながら、時に主婦の苦労を

しているバムに共感してしまう

物語でもあります。

 

 

 

ケロちゃん、ピーナッツのらくちゃん、

ぬいぐるみセットの中にいる3本耳の

おじぎちゃんが我が家にあります。

 

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

三連休、家族とすごす事が

辛い人に、わずかな時間でも

一息つける休息がありますように。