岡村まきすけのファンク☆酒場 -25ページ目

GeorgeClinton&PARLIAMENT/FUNKADELIC2013 pt.3

さぁ、3日目いよいよ東京最終日です☆
(今回、後半に写真ガッツリなので重かったらごめんなさい!)
本日は両方のステージを観ます☆
そして、この日は四国より平井"guru"卓さんと共に楽しみます☆

さて、1st。
昨日バーでしゃべってたら、ビルボードのスタッフさんに
「ここで飲むのやめてもらえますか?」
みたいな注意を受けていたので、流石にショー前には会えませんでしたw
あ、入場前にロビーまで出てきた、大活躍のキーボード、

dany
Danny Bedrosianには会えました☆

セットリストは、前日の1stとほぼ変わらずと言ったところ☆

そして、いよいよ東京ラストステージを迎えるその前に、

Paul_1
男前ボーカルのPaul Hillと

Lige
ベースのLige、再びJeromeと話すチャンスが☆

そして、Paulの口から
「Georgeには会ったか?」
と聞かれたので
「No~!」
と答えると、
「え、嘘?会わしたるから、後でおいでや!」
と夢のような一言が☆
正直な所、Michaelと同じくこのPaulも割と気ままにステージを降りては
何か食べたりしてたんで、あまり心象は良くなかったんですが、
現金なもので、この瞬間から僕の中で
"メッチャええやつ"
に昇格しましたw
まぁ、この時点ではまだ半信半疑でしたけどねw

そしてショーは
“Cosmic Slop”
からスタート☆
やっぱり、これから始まるといやが応にも盛り上がります☆
そして、
“Red Hot Mama”
に雪崩れ込み☆
Rickyが主導ながら、大盛り上がり☆
ここで初期FUNKAパートとして
“I Got A Thing, You Got A Thing, Everybody's Got A Thing”
や、
“Get Off Your Ass And Jam”
を挟み込み☆
いや~、いい☆o☆

するとここで意表をついたベースラインが☆
なんと
“Mr.Wiggle”
ですよ、奥さん☆
ライブでやるの初めて聞いたんちゃうかなぁ☆
派手さはありませんが、ベースソロ的な見せ場のなかった
Ligeのええ見せ場でした☆
Benny Cowanのトランペットソロも最高☆

そこからは、
“Flashlight”
“(Not Just)Knee Deep”
“Crazy”
と来ます☆
Mary、大熱演ながらも声がヤバくて心配…。
なんて思ってる間もなく、演ってくれました
“Mothership Connection”
☆o☆
“Everything Is On The One”
のフレーズを挟み込みながら、
正にMothershipが降りてくるのを感じましたよ☆o☆
その余韻を残したまんま
“Tear Roof Off The Sucker(Give Up The Funk)”
“Night Of Thumpasorus People”
と、畳み掛けます☆
ずっと影マイクオンリーだったClipもステージにw

大円団を迎えメンバーがステージを去りゆく中、
Michaelがまだギターを抱えて、おもむろに弾き出しました☆
Clipもふらりとドラムへ…。
’最後やし、Georgeの指示で弾かしてもらわれへんのやったら、
居らん様になってからやらせてもらいまっさ’
と言わんばかりの、掟破りの
“Maggot Brain”
短いながらも、大盛り上がりでした☆

すっかり満足した僕達は、これまでの反省を活かし、
素早く精算してからバックステージへ☆
すると、Paulが素早く僕達を見つけ、
「おっしゃ、来たか!入り!」
と、奥へ☆
更にはマネージャーに
「こいつら優先な。」
とまで言ってくれてます☆
やっぱりええヤツや~w
そんなわけで苦節20年、Georgeへの接見確定☆
禁断の奥楽屋へ☆

もうね、ここからは正直うろ覚えw
Georgeも流石に3日間激務で疲れてへんやろか?
今回販売していたMeet&Greet($200!!)のゲストちゃうし大丈夫か?
はたまた、スターグラスをしていたので
"お前らBootsyのファンちゃうんか?"と思われてへんか?
色々心配しつつもサインを頂戴し、

George
写真も☆o☆


昨日、一度バックステージには入っているし、流石に連日観にきているので

Michael
Michelはもちろん


Kim
Kimや

サーノーズ

Carlos=Sir Noseと
めっちゃフレンドリーに接してくれて嬉しかったです☆


Mary
Mary☆

Ricky
Ricky☆

前回の来日で話せなかった

Clip_Stieve
Clipと、Steve Boydとも☆

あぁ、ようやくオレもここまで来れたか☆o☆


と、感無量で半泣きでしたよ☆

しかし

更にとんでもないことになるとは、この時はまだ知る由もないのでしたw


GeorgeClinton&PARLIAMENT/FUNKADELIC2013 pt.2

さて、2日目☆
今日は1st☆

この回は、フジテレビNEXTさんで生中継が有りましたので、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

通常、中継が入りそうな回は避けるか映らないところに座るんですが、
チケットを予約したあとに中継が決まったのと、折角の本隊という事で、
確信犯で映り込みw
実際、フラッシュライト(赤いLEDで光るスターグラス)を光らせ、
アホみたいにニコニコしてガッツリ写り込んでいましたよw

そして、ショーの始まる前にはやっぱりいましたバーで飲んでるMichaelと、jerone_1

キーボードのJerome Rodgersを発見し、話すことができました☆

jerone_2

さて、TVあるし、さぞ商売上手にヒット曲やるんやろうな~
という僕の予測を上回り、1曲目は何と昨日に続き初期FUNKAの曲☆
“I Wanna Know If It's Good To You”
めっちゃ嬉しいけど、これ大丈夫?w
案の定、始まってすぐは客席やや戸惑いモードでしたが、
すぐに魔術的なグルーヴにはまり込みます☆
そこに同じく初期の
“Me And My Folks,You And Your Folks”
に移って「Yeah! Yeah! Yeah!」の大合唱☆
お好きな方にはたまりません☆o☆
ガッツリ、ディープなんをやった後は、
“Flashlight”
“(Not Just)Knee Deep”
“Crazy”
“Give Up The Funk(Teer Roof Off The Sucker)”
“Night Of Thumpasorus People”
と、畳み掛けでした☆
ほぼ挟み込みの構成も変わらず、ただ、ラストは
“Up For The Downstroke”
の挟み込みも追加されパワーアップ☆
"終わると見せかけて…終わらな~い!"
も延々とやってましたw
が、昨日は時間オーバーして演ってくれてたとはいえ曲数も少ないし、
まだ時間もあるのでアンコールが鳴り止みません。
僕も物足りなかったんですが、Garettに渡したいポストカードがあり、
ステージ上の彼を呼び止めた所、サイン書こうか?と言われ、
それならもらえるうちにと書いてもらいました。
もちろん、もう一枚用意していたのは彼にプレゼントしましたけど、
その模様までしっかり生中継されており、今から思えば
他のタイミングなんぼでもあったので流石に申し訳無かったですwgarrett_1


ちなみにアンコールはやらず仕舞い。
あとから聞いたらGeorgeは、そのままインタビューに答えてたんですね。

ところで、本日のMichaelですが、やはりウロウロと楽しそうにはしてますが
相変わらずお客さんのビールもらったりしながらあまり見せ場が有りませんorz
でも、
“(Not Just)Knee Deep”
のソロは素晴らしく、Georgeにも褒められてました☆

そしてこのステージ終了後、本隊では初の楽屋へ☆
Georgeには会えずでしたが、ご飯タイムにも関わらず、
結構なメンバーがサインに応じてくれました☆

サイン_1
上がLige、下の左がDanny、そしてKim☆
ジャケットにもらったのはこの3名でした☆
他は別途載せます☆o☆
Kimは、乾きにくいからと丁寧にフーフーしてくれましたよ☆

もっと色んなメンバーと話したかったんですが、
私、一緒に来ていたkenitsyさん達を精算もせず置き去りにしていたので
タイムアップw
kenitsyさんすいませんでした^_^;

何とか2ndも潜り込みたかったんですが、
断念し、そのまま大森のIn The Grooveへw
終電近くまでご機嫌に呑んでました☆ 

さぁ、次回はいよいよ東京最終日☆


GeorgeClinton&PARLIAMENT/FUNKADELIC2013 pt.1

いや~、終わりました春のP-FUNK祭☆o
色々と凄まじいのでじっくりレポートします☆

今回、事前予報はあまり芳しくありませんでした。
何より相次ぐメンバーの()脱退や死により、
名物メンバーの不在感が強かったからです。
コレ、結構重要で、上手いのは当たり前、その上で強烈な個性が
ぶつかり合ったり合わなかったりするのがP-FUNKの醍醐味☆
そして、多くの人が諦めの域にいて、御大George Clintonには


とりあえず、居ってくれさえすればいい


という感覚が強かったのではないでしょうか。
特に東京JAZZと前回のビルボードのライブでは
兎に角健康が気遣われたので、
今回が最後の来日やろなぁという声もちらほら
実際、僕もそう思っていました。72歳てねぇw

さて初日、前述のような事があるとはいえ内心メッチャ盛り上がっていた僕は
夕方から浮つくことこの上なく、半ばぼーっとしたまま
1stステージが終わった頃のビルボードに到着☆
道中、ウディファンクと、セルジオムトウさん御一行と入れ違い、
「良かったよ~☆」
と、満足げな感想を聞き更にテンションが上がります☆

で、客席では恒例の挨拶タイム☆
みんなのワクワク感が共有できて大好きな時間です☆
客席に前回仲良くなったMichael "Kidd Funkadelic"Hamptonの姿を見つけ、マイケル_1
前回の写真を渡しつつ色々話す☆ 
ギター自慢な話も聞け、期待は膨らみます☆

そして、パラパラとメンバーがステージに上がり一曲目は
“Cosmic Slop”
前回はGary Shiderが亡くなった後の為封印されていた名曲☆
演奏もタイトです☆
おぉ~☆ええやん!!
以前は、この曲の途中でGeorge登場☆が定番だった為、
ふとそのイメージがよぎり、感傷に浸りかけたその時、楽屋側に歓声が!
そうそうそんな感じになってGeorgeが登場した!!!
こんなノリツッコミの余裕もなく、実際は反射的に
「えっ?もう?!」
と、思わず口に出してしまいましたよw
大丈夫かいなと内心思いつつも、1曲めが大盛り上がりで終わると、
聞き覚えのあるギターのフレーズ
「うそ~っ?!」と「うぉ~っ!」
が混じった雄叫びをあげてしまいました☆
何と、初期FUNKADELICの名曲
“I Got A Thing, You Got A Thing, Everybody's Got A Thing”
しかも、かなり熱い演奏でGeorgeも飛ばしまくってます☆
この2曲だけでも来た甲斐ありw

そこからはお約束の
“Flashlight”
最近の定番の構成で
“The Electric Spanking Of War Babies”
挟み込みからの孫娘Sativaを呼び込んで
“Something Stank”“Hard As Steel”
で、元に戻って大円団☆
もちろん、この曲ではSir Noseも大活躍☆o

ここでトーンダウンすることなく、
“(Not Just)Knee Deep”
へ☆
今回、ホーンで来ているGreg Thomasは、
僕が初めて観た2000年の4時間ライブでもこの曲で
素晴らしいスキットを披露してくれましたが、今回もバッチリでした☆
そして、亡くなったBelita Woodsに替わり、Kendra Foster
“Sentimental Journey”
を挟み込み、
“Disco To Go”
の一節で締めといういうこれも定番のパターン☆
もちろん、合間にはローラースケートの美女・Kim Manning
の高音パート、Sir Noseが客席の女性を上げてのダンス、
そして今回リードギターのRicky Rouseと、
古参Michaelのツインギターソロも有り、
これまた大盛り上がり☆

そして、ここで
Garrett Shiderがおもむろにギターを外すと、
これも前回封印されてた
“One Nation Under A Groove”
へ!
CosmicはベースのLige Curyがリード取りましたが、
この曲はGarrettがリード☆
これも、お父さんと歌っていた2000年の来日を彷彿とさせます☆
しかし、男前やし親父さんに似てきたな~とか改めて思いますw

その後は、Georgeにビッグサプライズと呼び込まれたMary Griffin
“Crazy”
を熱唱☆
唯一の他人の曲やし、いきなり呼び込まれましたが、セクシーさもあってか 
結構温かく迎え入れられるw
しかし、凄まじくソウルフルに歌うのでまぁしっかり持って行きましたね☆
残念ながらこの一曲のみの出番でしたが素晴らしかったです☆

続くは、
“Tear Roof Off The Sucker(Give Up The Funk)”
ド頭に
“Uncle Jam”
の一節を挟み込み、意表をついてからの鉄板ネタ☆
そこからノンストップで
“Night Of Thumpasorus People”
Kendra
“Bounce To This”
を挟み込みながら飛び跳ねて大円団☆
そして、これで最後かと思いきやここからの
“Atomic Dog”
でとどめの一撃☆o
何より僕は、ここからの
“Hardcore Jollies”
が大好きなので、もう大満足でした☆

結局、
Georgeは途中でステージ上の椅子に座ることこそあれ、
ずっと出ずっぱり☆
メンバーを仕切り倒してましたw

しかし、気がかりは初めに話せたMichael…
リードギターはRicky任せで、責任感バリバリで頑張ってた
前回の面影はまるでなし。
ショー中に僕のビール飲んでたしw

ショー終わりに、FREEFUNKの面々と、
「もっとガンガン演ってよ~!」
と話してみると、
「ボス(George)に言ってくれよ~!俺もやりたいけど、俺決められへんもんorz
と、泣き付かれましたw
まぁ、その辺は相変わらず色々あるねんなぁと。
でも、Georgeは頑張ったらそれなりにやらせるはずなので、
1stの話も聞いてると、悪循環でMichaelがやる気を無くしてるんかなと、
複雑な気分になりましたよ

ともあれ、ここ最近では最高のライブに明日への期待を膨らませて帰りました☆


ステージ
始まる前に☆
奥2つはMichaelのギター☆センターの光るストリングスが今回自慢の7弦☆
一番手前はGarrettのギター☆