I'm on my way home.
数日前に副詞の罠についてお話しました。
今、ロサンゼルス空港のラウンジで1時間遅れの搭乗を待っています。
そう、この
home
も使い方が難しい副詞ですね。原因のひとつは時としてこのhomeが名詞にもあるからです。というかむしろ日本人にとってはhome=家という名詞としての語感の方が圧倒的に強いからでしょう。
上の英文もhomeを名詞にすればこうなります。
I'm on my way to my home.
でもね、これだと「自分のうち」という狭い意味になってしまいます。
今の私の気分は、もっと抽象的な感覚で、「帰る」ってことですから、やはり
I'm going home.
と言いたいですね。それだけ英語の副詞というものが大事だってことでしょうか。
間違いが多いのはこの副詞と名詞で同じ顔をしたhomeの用法を間違ってしまうこと、つまり
I'm coming to home.
としてしまうことです
帰っておいでよ!
は
Come to home.
ではなく
Come home.
大袈裟かもしれませんが、日本人にとっての「てにをは」にあたる前置詞がなく、homeのように名詞の顔をした副詞を動詞に直結して使うのは勇気がいります。例えば
I want to stay home.
とかね。
というわけで(!?)、これから帰ります。
Finally I'm on my way home.

数日前に副詞の罠についてお話しました。
今、ロサンゼルス空港のラウンジで1時間遅れの搭乗を待っています。
そう、この
home
も使い方が難しい副詞ですね。原因のひとつは時としてこのhomeが名詞にもあるからです。というかむしろ日本人にとってはhome=家という名詞としての語感の方が圧倒的に強いからでしょう。
上の英文もhomeを名詞にすればこうなります。
I'm on my way to my home.
でもね、これだと「自分のうち」という狭い意味になってしまいます。
今の私の気分は、もっと抽象的な感覚で、「帰る」ってことですから、やはり
I'm going home.
と言いたいですね。それだけ英語の副詞というものが大事だってことでしょうか。
間違いが多いのはこの副詞と名詞で同じ顔をしたhomeの用法を間違ってしまうこと、つまり
I'm coming to home.
としてしまうことです
帰っておいでよ!
は
Come to home.
ではなく
Come home.
大袈裟かもしれませんが、日本人にとっての「てにをは」にあたる前置詞がなく、homeのように名詞の顔をした副詞を動詞に直結して使うのは勇気がいります。例えば
I want to stay home.
とかね。
というわけで(!?)、これから帰ります。
Finally I'm on my way home.

AD