第5ハウスと第7ハウスから読む恋愛や結婚など | 占い考察備忘録。心理占星術が好き。

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宿曜占星術・タロット・西洋占星術について考察した内容をまとめておきたいブログ。時おり心理学も絡めています。
今は四児の母(三人目双子)として家事育児に奮闘中。
老後は占い師として復活することを夢見ています。

こんにちは、まいな惺と申します☆
以前、金星と火星から見る恋愛傾向や好みの具体例といった記事を書かせていただいたので、今回はそれにハウスの読み方も付け加えてみようかと思います。

まず前提として、占星術で恋愛や結婚を見る際には、女性天体(月や金星)や男性天体(太陽や火星)にて個々の人生にどういったタイプの男女が登場しやすいか、また個々の恋愛に対する姿勢などを読んでいくのですが、、
それとは別に実際の恋愛や結婚の場面で本人がどういったシチュエーションに陥りやすい・酔いやすいかは、ハウスの状態も合わせて見ると興味深いです。
という訳で、今回はハウスに特化して書かせていただこうと思います!


基本的に恋愛は第5ハウスで見ると言われています。第5ハウスは、遊んだり表現したりといった自らを奮い立たせて楽しむいろいろなことを指しているのですが、無視はできません。
第7ハウスになって初めて他者とのかかわりが出てきます。と同時に、結婚を見るのも第7ハウスといわれています。

つまり第5ハウスは思い込みの対人関係(恋愛感情が自分の中で盛り上がることも含む)、
第7ハウスは実際の対人関係(結婚となると自分の中だけでは済まない)となってきますね。


…とりあえず、


自分のホロスコープから具体例を。


★まず第5ハウスを見てみます。
天体は入っていませんが、カスプ(ハウスの始まり)が魚座。
魚座というと、なんだか同情的で水っぽい感じがうかがえます。
(余談ですが、魚座の支配星である海王星が第2ハウスに入っているのは経済面に恋愛を持ち込もうとしているのか…実際うまくいかない恋愛を研究して気づいたら占い師になっていました^^;)

このカスプ魚座の同情的なベースに、ホロスコープ上の金星と火星の読み方も加えると、
周りからあまり理解されない変わった男性(水瓶座から魚座に移行しようとしてる火星…)を、私だけは共感して守ってあげる(蟹座金星)と、勝手に自分に酔っている状態が好き。

今思い返すと、私はこういうパターンの片思いを繰り返すのが趣味みたいなものでしたが、ようは他者関係なく自分の脳内で作り出した状況に酔っているだけなのです。
実際この火星が示すようなタイプの男性達は揃ってマイペースだったり偏屈だったりするので、こちらから近づいた場合、本当に相手から共感してほしいとか守ってほしいとか求められたことは一度もなく、むしろ鬱陶しがられて距離を置かれますねww
逆にそういった類の男性から唯一の理解者や母性の象徴のように慕われることも幾度となくありましたが、最初はその状況に酔っていてもふとした瞬間に冷めてしまう、もしくは受け止めきれず、金星―土星天王星のリストラ発動…。

加えて私の場合、実際の対人関係を示す第7ハウスが対等な状態(むしろ自分が甘やかされる側?)だもので、第5ハウスの恋愛パターンは脳内で完結しがちなのです。


ちなみに第5ハウスに天体が入ってくると、その天体の意味合いでドラマを作り出す傾向が強まるように思います。
冥王星なんかが入っていると、自ら無意識のうちに激しい恋愛ドラマに飛び込んだりもしますね。また金星が入っていると華やかで楽しそうですが、自らそういった世界観を作り出し楽しむのが上手なのでしょう。
第5ハウスの天体は、自ら何かを表現する必要がある方、また芸術家の方にとっては財産だと思います。


★次に、第7ハウスを見てみます。
こちらは太陽と木星が入っておりまして、さらにカスプは牡牛座。
第7ハウスに太陽となると、自我が他者によって影響されてしまいます…さらに双子座0度なのでコロコロ変わる。まず相手がいて自分がわかるといったところでしょうか。
また木星が入っているから結婚には期待していたのですが、木星だから玉の輿とかそういった単純なことではないみたいです(笑)

自分を含め見てきた限り、第7ハウスに木星を持っている人は“よくこの状態で受け入れてもらえてるな~”みたいな寛大なパートナーを持つ人が多いです。それを感謝し伸び伸びと生きられれば良いのですが、そこは木星、行き過ぎると甘やかされてしまうことも。
周囲の人から正面切って攻撃をうけることも少なく、私の場合はさらにカスプの牡牛座のおっとり加減も手伝って、バカなことをしてもあまり批判されたことがなく打たれ弱いです…良いんだか悪いんだか。

先ほど述べた玉の輿とか天才とかとのご縁は、例えば海王星とかそういうイメージ。
また金星が入っていると対人関係を楽しむことができ、火星が入っていると攻撃を受けやすいため逆にクレーム対応に強くなったりと、他者と関わることによって生じるさまざまな様相も描かれております。


ただ今述べてきたよう、第7ハウスはどういったタイプの相手と結婚をするか、他者とどういった対人関係を築きやすいかといった表面的な部分にとどまります。
実際の結婚生活や深い対人関係がどういったものになっていくかは第8ハウス…ということですが、私はまだそこまで研究できる段階に至っていないので、ここまでに留めておきます。


★関連記事★

「恋愛と結婚は別?」金星と火星、太陽と月より
↑恋愛と結婚に関する今のところの集大成?前編

「恋愛→結婚について」金星と火星、太陽と月より
↑恋愛と結婚に関する今のところの集大成?後編

金星と火星から見る恋愛傾向や好みのタイプ
↑ちょっとマニアックですが具体的な読み方例です。


まいな惺(まいなさとる)
大学院で学んだ心理学の理論をもとに、占星術やタロットを研究してます。メール鑑定や個人鑑定、イベント出店も受け付けております☆
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