諸見里しのぶ選手や女子ゴルフに関係のない楽々の時事批評のような話題なのでご興味のない方はどうぞ他のページにご移動下さい。
今日のテーマは
「民主主義の暴走・・・権力は会社に介入する」
東日本大震災以来、政治の停滞が随分指摘されています。統治能力に欠ける総理大臣が椅子にしがみ付いていたのが大きな災いでした。事態を把握して将来にわたる復興への道筋を示す時期が遅れています。既に報道でご存知のように津波で流され更地になった場所はの土地利用計画すら立てられない情況です。
広大な土地を再開発するのですから、「都市計画法」でどういう開発復興をするのかを決めないといけません。この都市計画法では実際に現地で運用すると2~3年の時間がかかります。この間に強制収用するのか、区画整理組合などを作って都市計画するのか・・・など利害関係者の調整にも時間がかかります。
他の漁業権の問題、港湾管理の問題、河川や道路の問題など様々な問題があるのですが・・・
どうも現民主党の政治は、「選挙に勝利した」という民主主義に基づいて選ばれたのですが、政権として機能しているとは思えません。
楽々が一番心配するのは、「九州電力のやらせメール」事件についてのことです。
第三者委員会の報告、九州電力の報告などがあり、所管の経済産業大臣が「社長交代」を促すような発言をしています。確かに電力事業は国の認可事業であり、大臣はその権力を握っているのです。
しかし、ここで考えないといけないのは認可事業ではあっても民間の事業者である「民間企業」の人事に対して権力が関わってくることです。会社ですから基本的に出資者である株主、資金の貸付をしている金融機関、債権保持者、社員、取引先などのステークスホルダーがいるわけです。基本的には会社の役員人事は株主総会で決定されるわけで、意思決定機関としては最高のものです。
この株主の意向を度外視して「経済産業大臣」が人事に介入するのは権力の暴走のように思えてしまいます。報告書の内容がどうかというのは、あると思いますが、だから「社長、会長はクビだ」というのは解せません。
どうも民主党政権は、国家主義、社会主義的な様相が強いのでしょうか?政権を担い、権力を手にすると「民主主義」が暴走しているように思えます。
民主主義とは「有権者」によって選ばれた代議員によって運営される政治ですが、だからといって全ての権力を行使できるのではないと思います。楽々がこんな心配をしているのはナチスの暴走と似ていると感じているからです。閉塞した社会情勢の中で、誰かを標的にしてアジテーンションを繰り返し、民衆を扇動していく・・・そんな怖さがあるのです。
どうもこの怖さの根源には「官僚の統治機構」という権力が働いているように思います。設計図なき増税(被害の見積もりも今後の計画まない中での増税)もそうですが、民主党の統治能力が低いことから官僚機構が暴走しているように思います。
代議士は選挙で変えられるけれど官僚機構は選挙で変えることはできません。怖い制度だと思います。
今日のテーマは
「民主主義の暴走・・・権力は会社に介入する」
東日本大震災以来、政治の停滞が随分指摘されています。統治能力に欠ける総理大臣が椅子にしがみ付いていたのが大きな災いでした。事態を把握して将来にわたる復興への道筋を示す時期が遅れています。既に報道でご存知のように津波で流され更地になった場所はの土地利用計画すら立てられない情況です。
広大な土地を再開発するのですから、「都市計画法」でどういう開発復興をするのかを決めないといけません。この都市計画法では実際に現地で運用すると2~3年の時間がかかります。この間に強制収用するのか、区画整理組合などを作って都市計画するのか・・・など利害関係者の調整にも時間がかかります。
他の漁業権の問題、港湾管理の問題、河川や道路の問題など様々な問題があるのですが・・・
どうも現民主党の政治は、「選挙に勝利した」という民主主義に基づいて選ばれたのですが、政権として機能しているとは思えません。
楽々が一番心配するのは、「九州電力のやらせメール」事件についてのことです。
第三者委員会の報告、九州電力の報告などがあり、所管の経済産業大臣が「社長交代」を促すような発言をしています。確かに電力事業は国の認可事業であり、大臣はその権力を握っているのです。
しかし、ここで考えないといけないのは認可事業ではあっても民間の事業者である「民間企業」の人事に対して権力が関わってくることです。会社ですから基本的に出資者である株主、資金の貸付をしている金融機関、債権保持者、社員、取引先などのステークスホルダーがいるわけです。基本的には会社の役員人事は株主総会で決定されるわけで、意思決定機関としては最高のものです。
この株主の意向を度外視して「経済産業大臣」が人事に介入するのは権力の暴走のように思えてしまいます。報告書の内容がどうかというのは、あると思いますが、だから「社長、会長はクビだ」というのは解せません。
どうも民主党政権は、国家主義、社会主義的な様相が強いのでしょうか?政権を担い、権力を手にすると「民主主義」が暴走しているように思えます。
民主主義とは「有権者」によって選ばれた代議員によって運営される政治ですが、だからといって全ての権力を行使できるのではないと思います。楽々がこんな心配をしているのはナチスの暴走と似ていると感じているからです。閉塞した社会情勢の中で、誰かを標的にしてアジテーンションを繰り返し、民衆を扇動していく・・・そんな怖さがあるのです。
どうもこの怖さの根源には「官僚の統治機構」という権力が働いているように思います。設計図なき増税(被害の見積もりも今後の計画まない中での増税)もそうですが、民主党の統治能力が低いことから官僚機構が暴走しているように思います。
代議士は選挙で変えられるけれど官僚機構は選挙で変えることはできません。怖い制度だと思います。