こんにちは
 

まほろです

 

私のblogにご訪問くださり

ありがとうございます

 

築95年の夫の実家をリフォームして
 

行ったり来たりのニ拠点生活をしています
 

 

 

実家のリフォームにまつわるアレコレや
 

日々の暮らしで思うことを綴っています




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庭で収穫できるもの

 

 

 

実家の庭には

栗、柿、みかん、キウイ、いちじく

金柑、ゆず、ブドウの木があります。

 

 

季節がくれば庭の彩りになり

収穫も楽しめます。

 

 

コンクリートブロックで囲った小さな畑には、

種から育てているネギ、大根、水菜、春菊など。

 

 

欲しい時に取りに行ける畑は

いつでも新鮮な状態で食べられる

究極の貯蔵庫だと思います。

 

 

特にネギは、使う分だけ根を残して切れば

春にネギ坊主がでるまで食べられる。

 

夏を越してもう一度植え替えれば

同じ苗で何年でも食べ続けられる。

 

とても便利でエコな野菜なんです。

 

 

 





 

 


目標はいつも何かある庭

 

 

 

 

庭の果樹の世話に熱心なのは夫の方ですが

野菜には興味がなさそうで

 

いつの間にか、

私が野菜担当になっていました。

 


家庭菜園は見よう見まねで始めたのですが


 

私はなぜか畑スペースに何もないと

落ち着かないのです。

 

 

素人のほったらかし農法なので

 

売っているものには味も大きさも

到底およびません。

 

 

しかも二拠点生活なので、

水やりもせずに育つもの限定です。

 

 

春はイチゴや春菊、にんじん。

夏はトマトやピーマン、玉ねぎ。

冬はネギや大根、菜っぱ系。

 

 

成長を見るのも楽しいものです。

 

 

実家に行くと、まず夫と二人で庭に出て

 

食べごろの何かを見つけると

やったー!と喜ぶ。

 

 

あまり労力もかけずに育つので

 

取れたらラッキー!の気分です。

 

 





 

 

何かある庭にこだわる訳

 

 

 

二拠点生活を始めると決めた時、すぐに

庭に野菜を植えたいと思いました。

 

 

三年前の2月、

リフォーム工事中に実家を見に行きがてら

 

夫と二人で庭に堆肥を入れて、

土づくりから始めました。

 


 

経験もないのに、

なぜ野菜を作りたかったのか。

 

 

 

それは、

庭に食べ物があると安心だから。

 

 

 

なぜ?

なぜ、そこにこだわるの?

 

 

自分でも不思議でしたが

 

 

その心を深掘りしていくと

 

 

 

29年前の体験に行き着きました。

 



 

結婚直前だった私は、神戸の実家で

阪神淡路大震災を経験しました。

 

 

幸い実家は外壁にヒビが入った程度で

済んだのですが

 


その後、水道とガスが止まった中での

暮らしが始まりました。

 

 

不自由ながら工夫して生活して

2週間ほど経って少し落ち着くと、


今度は無性に

普段の食事が食べたくなってきました。

 


例えば野菜たっぷりの鍋や

ボウルいっぱいのでサラダとか。


被災地では栄養バランスが偏りがちです。

 

 

でも流通は復旧しておらず

生鮮品がいつでも手に入るわけではない。

 

 

そんな折、横浜の知人が

被災した私たちに

宅急便を送ってくれました。

 

 

箱を開けた時に目に飛び込んできた

真っ白の太い大根。

 


野菜が手に入りにくいと聞いて

お見舞いの品と一緒に大きな大根を

入れてくれていたのです。

 

 

ワーっと歓声が上がったのは

一緒に入っていたゴディバのチョコレートではなく

大根の方でした。

 


みずみずしい大根の白い肌が

光って見えました。



 

そんな経験が、心の奥の方に

ずっとあったんですよね。

 

 

 

あの時、庭に何か植えていたら

どんなに助かったか。




以来、庭に野菜を植えておけば

何かあっても安心だと

思うようになったのです。


 



 

 


 

あの地震から今日でもう29年です。

 


この間、幾つもの災害がありました。



防災や備蓄と言っても、

完璧に備える事は不可能だと思います。



でも、安心を増やすという考え方なら

庭の存在はありがたいものです。




 

 

今年の元旦に起きた

能登半島地震で被災された方々が

1日も早く日常に戻れますように

心から願っています。

 

 

 


 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました