深夜0時から延々映画を観続けて
お尻もヤバい感じになってきた午前8時・・・
いよいよ
「GRINDHOUSE」 参上!!!
その前の休憩のときに、なんと12歳くらいの少年が
アメリカ映画オタクに混じって朝ごはんを食べているのを発見。
いいのか・・・少年。そんな年からこんな映画観てて・・・
しかも・・・結構美少年です。
さすがアメリカ・・・やるな。
まずは「なんちゃって予告編」から。
ロドリゲス監督作品でおなじみのピカイチ凶悪顔俳優
ダニー・トレホ主演「MACHETE」!
ほか、
「サンクスギビングベイビーね」なんてノー天気にエッチしていた
カップル惨殺ほかイタい映像満載の「THANKSGIVING」
クリスマスもバレンタインもハロウィンも殺人鬼が暴れまわるなら、
感謝祭もネ! ということなんでしょうねぇ。
ニコラス・ケイジが怪演をみせる狼女もの
「Werewolf Women of the SS」
ホラーにありがちな「これをやっちゃいけないよ!」を延々みせる
「DON'T」
などなど、みんな予告だけなのにやる気モード全開。
・・・そして、「MACHETE」は、なんと本編を作る計画もあるのだとか。
ダニー主役・・・絶対観たいな。
ほかのも作ってください、是非。
観客の期待が一気に高まる中、いよいよ本編開始!
まずはグログロゾンビ映画
「Planet Terror」
いきなりローズ・マッゴーワンちゃんのストリップから。
生意気そうなんだけど儚そうな佇まいがいい!
しかし、この美しいおみ足がその後・・・
「コブラ」の女性版、脚版?
ガトリングガンで群がるゾンビをなぎたおす!!!
メチャメチャ強いでーす。
さて、ストーリーは至ってシンプル。
米軍基地での事故でバラまかれたウイルス(?)で
ゾンビ誕生・・・
ゾンビ映画のお約束通り、かまれたりすると
ネズミ算式にゾンビがどんどん増えていく、と。
その後はゲームよろしくゾンビをどんどん撃ち殺すだけ!
そして、ゾンビに立ち向かうのはこちらの面々。
真ん中にいるのはマイケル・ビーン・・・老けたな。
「ターミネーター」のちょっぴり頼りないナイト役で
プチブレイクしたときの美貌は何処へ?
しかし、今回もいい役です。
左隣のポリスは、ゾンビ映画といえばこの人、トム・サビーニ。
今回も期待通りの活躍です。
右隣は地味な主役ロドリゲスくん。
両刀使いならぬ両ナイフ使いでゾンビをもろともしない活躍。
拳銃の代わりに注射を打つわよ!
の美人女医もサバイバルに参戦。
この人がファーギーのレズビアンのお相手です。
(映画の中での話ですよ、あくまで)
全編ゾンビ映画のお約束にあふれ、
エクスプロテーション映画っぽい作りがたまりません。
英語がわからなくても無問題で楽しめる1作。
グロいのが嫌いな人は観るのは止めましょう。
たぶん、観たいとも思わないとは思いますが。
次は「PLANET TERROR」にも出ていた
タランティーノ監督作
「DEATH PLOOF」
冒頭数分、私たちがいた映画館がバーンとスクリーンに大写しになり
会場大喜び!
そう、この映画のロケは結構この辺で行われていたのだ。
ちなみに「PLANET TERROR」もテキサスが舞台。
プチ情報として、ロドリゲス監督はテキサス大学出身です。
もう1つ、映画の中で女の子の1人が着ているTシャツは
映画館チェーンALAMOのオリジナルTシャツです。20ドルです。
いつもいい役、スネーク・プリスキン(「ニューヨーク1997」)こと
カート・ラッセルが
NO REASON(敢えて言えば、ムカつくし、面白いから?)で
ギャルたちを車で殺しまくる!
このお嬢さん方も彼のターゲットに・・・というストーリー。
本作は登場人物が延々早口でわんわん話しているので、
英語がよくわからない私にはイマイチ会話の面白さが・・・
わかれば面白いんだろうけど・・・残念でございます。
しかし、とにかくラストが最高! イエ~イ!
「The End」の文字が出た瞬間、観客全員も一緒にイエ~イ!
ここ最近では出色のラストです。
このラストだけでかなりの大満足。
2作ともとにかく何でもアリ、B級テイストに溢れててかなりgood。
マッゴーワンちゃんや注射女医マーレー・シェルトンちゃんたちは
2作品ともに出演しています。
日本では別々に公開ということになるらしいけど、
インチキ予告とともに公開してほしいものです。