一見、俳優? とも思えるこのハンサムさんはバラク・フセイン・オバマ氏。
現在、上院議員の中で唯一のアフリカ系アメリカ人。
そして、弱冠45歳にして2008年大統領選に出馬を表明した
未来の合衆国大統領候補である。
その彼が2月23日にオースティンにやってきたのだ。
話題のイケメン候補を一目見ようと集会に行ってまいりました。
ミーハー根性丸出しです・・・
1万人以上が来る、と言われていただけに、
まず会場にたどり着くのが大変だった・・・
テキサス大学→会場への無料シャトルバスが出てはいたものの・・・長蛇の列。
市バスに切り替えるが、これもバス停は大勢の人が並んでいて
しかも来るバス、来るバス、満員御礼・・・乗れない!!!
こうなると、逆に「何が何でも行かなくては」という気持ちが沸き起こり
意地になって見に行きました。
当日は小雨混じりで、さらに会場にはなぜか牛糞の臭いが立ちこめ、
(普段そこは牛がいるのだろうか・・・それは結局いまだに不明)
かなりの悪状況にも関わらず、観衆はかなり熱狂的で
その人気は確かにホンモノ。
父はケニア人、母はアメリカ人(白人)、
ハワイで生まれ、その後両親は離婚、
その後インドネシア人と再婚した母とともに年少時代をジャカルタで過ごし、
コロンビア大学→ハーバード・ロー・スクールというインターナショナルな経歴を持つ。
・医療保険制度(悪名高きアメリカ医療の見直し)
・学校制度(すべての子どもたちが学校に通えるような)
・環境問題(地球温暖化)
など、しごく真っ当に現アメリカが抱える問題点の是正を謳い
「イラク戦争の失敗にブレアも気付いたのにブッシュだけが気付かない」
と冗談交じりにさらりと演説にはさみこむ。
ひと言で言って、さわやか。
その集会場を見る限り、
若い世代からの支持は圧倒的なんじゃないだろうか。
確かに、希望を託したくなる人物なのだろうなーと。
なんたって“政界のタイガー・ウッズ”ですもの。
わかりやすくカッコイイから、政治に無関心な人の心もつかめそう。
今回はヒラリーには及ばないであろう、という見方が依然強く、
まだ1年以上先のことだからどう転ぶかわからないけど・・・
余程何かマズいことをやらない限り、次期、もしくはその先くらいの
大統領になることは間違いないのではないだろうか。
こういう集会は初めてだったけど、新鮮で面白い。
こうなったら、ブッシュのにも行ってみたいなー、などとも思ってしまった・・・