アメリカ人と一緒に「アカデミー授賞式」が見たい!

ということで、近所の映画館でやっていた

「オスカーイベント」に参加してきました。


いやー面白かった。


単純にオスカー中継のテレビをスクリーンで見るだけかと思ってたら、

いきなりレッドカーペットで写真撮影、に始まって

「受賞者予想」はもちろん「オスカービンゴ」や

CMの間には「こんなスターも昔は・・・」みたいな独自映像や

「ベストドレッサー賞大会」もあったりして。


これで英語がわかれば言うことナシなのだけど・・・

ま、わからなくても十分楽しいです。


今回一番のサプライズはこのスリー・アミーゴス。


コッポラ、ルーカス、スピルバーグのすごい3ショット! 

オスカーと無縁のGジャンズ、ルーカスもなんとタキシードで登場。

まあ、この3人が監督賞のプレゼンターってことで

スコセッシが獲るのは丸わかりだったわけですが・・・


巨匠たちの競演はこちら


http://www.youtube.com/watch?v=w2W1ODi5Muk


そして・・・


無冠の巨匠スコセッシが大ハシャギのスピーチ。

本当にほしかったんだなぁ、と。

なんか、非常にかわいかったです。

「けっ、なんでい。オスカーなんて」とは思ってなかったんですねぇ。

まるで女子高生のような御大のはしゃぎぶりに



受賞を逃したデカプーとマークも嬉しそう・・・微笑ましいな。

もちろん、もう1人の御大ジャック・ニコルソンも舞台袖で祝福。

ええシーンやったなー。


そして今回一番かわいかったのはこの2人。



「リトル・ミス・サンシャイン」で見事なダンス(!)を披露して

助演女優賞にノミネートされたアビゲイルちゃんと、

ウィル・スミスのクローンかと思うほど瓜二つな彼の息子

ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(長いな・・・)くん。


アビゲイルちゃんの見事な幼児体型は健在で

「あれは役作りではなかったんだ・・・」と。

しかし、こういう場に慣れていない感じの素朴なスミスくんを

お姉さんの余裕でカバーする姿にはすでに大物の貫禄。


司会のエレン・デジュネレスは冠番組をもつ人気のコメディエンヌ。

スコセッシに「私が書いた脚本をみて」と売り込み、

「なぜ僕にくれなかったんだ」と焼きもちを焼くイーストウッドには

「一緒に写真を撮りたいの!」とせがみ、

なんとそのすぐ側に座っていたスピルバーグに「撮ってー!」



なんていうパフォーマンスも。

なんというか、嫌味のないキャラクターでいいです、この人。

結構美人です。↓のYouTube画像で顔がわかります。


ジャック・ブラックたちのパフォーマンスも面白かったし、

ビヨンセたちのパフォーマンスはさすがの迫力で圧倒されたけど・・・


個人的に一番好きだったパフォーマンスはコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=LZx2bBGOevI


うちの会場は大ウケでした。

みんな「スネーク・フライト」が大好きだったらしい・・・


私のオスカー予想は全24部門中半分の12部門が正解。

・・・まあまあかな。

1番当ててた人は18部門でした。


こういうイベントをリアクションのデカいアメリカ人と見ていると

楽しさ倍増・・・6時から11時半の長丁場もまったく飽きない。

でも、もっと英語勉強してわかるようにしないとなー。


意味はないけれど・・・

最後になんとなく笑える2ショット。


似てないけど、似ている・・・

















アメリカのバレンタインデーには

こういうものを贈ったり、贈られたりしています。



私は手作りクッキーなどをいただきました。

うれしいです。

けど・・・食べられないと思います。

人でなしと言われても、それだけは譲れません・・・


赤いんですよ・・・クリームが

日本の紅白まんじゅうとか、かまぼこの赤とかじゃないですよ。

真っ赤な口紅あるじゃないですか、あれくらい赤いんですよ。


おいしくないんですよ・・・クリームが。

私が幼いころに食べたバタークリームよりさらにマズいんですよ。

もう年なので、あまりマズいものは食べたくないんですよ。


ああ・・・どうすればいいんだろう。


昔「血のバレンタイン」って映画があったけど、

あれよかこっちのクッキーとかケーキのほうがずっと怖いな。



はっきり言って外国の音楽に疎いワタクシ。

しかし、そんなワタクシでも大いに楽しめたグラミー賞。


なにしろパフォーマンスの迫力がすごくて・・・

なんでしょうね、あの声量というか肺活量というか腹式呼吸というか。

スバラシイです。圧倒的。


特に・・・

クリスティー・アギレラ・・・カッコ良すぎ。

「かっこいいぃぃ~」としか言えなかった。



シャキーラはアラブ風のステージングで魅惑的なベリーダンス。


今回学んだ一番のコト、それは・・・

日本にいたときは

“ブリの初カレ”

“キャメディの前カレ”
的なイメージしかなかったジャスティン・ティンバーレイク

(ワタクシ、映画にしか興味がないもので・・・)

「ABC振興会」で見ていたとおり、

本当にスゴ~く人気のあるシンガーであるというコトをやっと理解しました。

もひとつ、ジャスティンくんって、

頭が大きくて体が細い“サザエさん体型”だな・・・と気付いてしまった。


面白かったのは、

ジャスティンくんの新たな彼女か? と言われている

この人、スカーレット・ヨハンソン(アメ風だとジョハンソン)がまさに

ジャスティンくんもノミネートされていた Album of the year を発表。

スカーレットがジャスティンくんの名前を読み上げた瞬間、

会場に「ふふふ~ん」的などよめきがあがったコト。

自慢のおムネが素敵にさらけだされたお衣裳でございました。

などなど、いろいろあったけど・・・


今年はなんと言っても ディクシー・チックス!!!

テキサスで結成されたカントリー・グループ。

真ん中にいるリードボーカルのナタリーが2003年に

「テキサスからブッシュが出たことを恥ずかしく思う」と発言したことから

嵐のような抗議にさらされ、「子どもを殺す」とまで脅迫された彼女たち。

そんな苦しい時を乗り越えて・・・

Record of the year など5部門を制覇。

ホント、良かったねぇ・・・としみじみしてしまった。


★おまけ★

ジャスティンの目線が・・・


「ね、ね、さっき見てたでしょ?」

髪は女の命!



採取地:クーロン(インド)


アメリカ人の娯楽といえば「パーティ」

男性の楽しみといえば「フットボール観戦」


その2つが合体した「Super Bowl Party」なるものに行ってきました。

スーパーボウルはNFLの王者決定戦・・・

常日頃そんなにフットボールファンでなくともこの日だけは・・・

とばかりにあちこちで人々がそこかしこに集ってフットボール観戦。

アメリカ人の血が騒ぐスーパーサンデーだ!!!


どのくらいみんな熱狂してるかというと・・・


 

こんなケーキがスーパーの売り場に並ぶくらい。

ちなみに下のケーキ、青いところはもちろんクリーム。

こんな青いケーキ、食べたいですか・・・?

フットボールなんて100%興味はないけれど、

それに熱狂するアメリカ人が見たくての参加。


メンバーは計18人(うち子ども5人、赤ちゃん1人)。

大人11人のうち男女の割合は6:5


一番はしゃいでたのは7歳の男の子。

最初は彼が応援しているシカゴ・ベアーズがリードしていたので大ハシャギ。

そりゃものすごいハイテンションだったのに、負けが濃厚になった後半は死んだマグロのような目になっていた・・・


ちなみに大人の男性陣はしごく普通でした。


これ、何が楽しいって途中に流れるCMが楽しい。

普段見ているCMより格段にクオリティが高いというか、

面白いCMがガンガン流れるので

「早くCMにならないかな~」って感じ。

アメリカ人も結構それが楽しみの1つらしい。


ハーフタイムには元プリンスのステージがあって、

「彼は今も人気なの?」と聞くと、

「イヤ、なぜ彼がこの大舞台で今歌っているのか僕も疑問だ」という答え。

なぜなのだろう・・・

昔より美しくなっていたような気がする元プリンス。

なぜなのだろう・・・


実はプレイボール前にいろいろやっていたんだけど、

シルクドソレイユのステージ以外見逃してしまった・・・

硫黄島の星条旗掲揚が再現

(タイムリーというかなんというか)されたらしく・・・残念。


なぜ見逃したかというと・・・

裏庭にあったトランポリンに夢中になってたから。


いやー何年ぶりだろうか。トランポリン。

実に楽しかった。

いや、スーパーボウルより全然楽しかったです。ハイ。



裏庭がこんなんって、スゴイ家だ、実際。
下のほうには池が広がっていて眺めも最高でした!





まったく話せないので悪口を書いても説得力がないですが・・・

それを承知で言わせていただけば、


私は英語が嫌いです。


なぜか。


響きが美しくない。

なんと言うか、四字熟語で言うと「軽佻浮薄」そのものだと。


現在、教会の英語クラス(タダ)で聖書を勉強しているわけですが。

一応日本で旧約聖書は日本語で読んでいるし、

もともと宗教に興味があったので、ある程度の話は知っているのだけど、

まったくわからないのが名前の読み。


イエス・キリストが英語だと「ジーザス・クライスト」なのは

まあ、知っていたけれど・・・


今週のクラスではイエスがヨハネに洗礼を受ける辺りを勉強したのだけど


ヨハネって英語だと「ジョン」なの。

信じられない!!!


ヨハネ(もしくはヨカナーン)と言えば、

あのサロメが首を切ってまでも口づけしたかったという

エキゾチックな男前(あくまでも私の妄想だけど)なのに


それが「ジョン」・・・


ああ、「我はジョンに洗礼されたり」とは言いたくねー。

ジョンという響きだったら、サロメの目にもとまらなかったんじゃないか。


なんて色気のない響き・・・


ルカは「ルーク」

ダース・ベイダーの息子さんですか?


マタイは「マシュー」

藤井隆になっちゃったよ・・・


ペトロは「ピーター」

♪夜と朝の間に・・・

ちなみに、これはロシアでは「ピョートル」。

ピーター雷帝・・・威厳がない!


ダビデは「デヴィッド」

・・・デヴィッドの星、ってなんか重厚感ゼロ。

ベッカムのファーストネームが「ダビデ」だと頭良さそうに感じるかも!


パブロは「ポール」

・・・なぜそんなことに? 


ミカエルは「マイケル

マイケル・ジャクソンの名前は大天使と同じ~♪


ゴリアテがゴライアス、

テモテがティモシーあたりはまだ許容範囲なんだけど・・・


昔、エカテリーナ女帝が英語だと「キャサリン」になると知ったときも

かなりの驚愕だったけど・・・

全体的に響きが軽薄になっている、と思うのは私だけ?


だから、嫌いなんです。


響きがなんか・・・魅力的でない。

(ああ、なんて文系的かつ頭の悪そうな理由)


んー。でも、英語が話せないと何も始まらないし。

だいたい、英語が話せない人間がこんなこと言ってても

それこそ「負け犬の遠吠え」・・・

堂々と悪口を言うためにはまずがんばらなくては・・・!


ちなみに、

マイケル・ジョーダンはフランスではミッシェル・ヨルダン

弱そうだ・・・


「アメリカらしい料理が食べたい」とリクエストしたとき

連れて行っていただいたのは“Tex-Mex”のレストランだった。

これはテキサスとメキシコをミックスした言い方。

平たく言えば“テキサス風メキシコ料理”ってことです。


うーん。BBQ的なところに行くのかと思いきや・・・

メキシコ的なものがすでに「アメリカン」風味になっているのか、

と感じ入った次第。


で、土曜日。


教会主催のインターナショナルスチューデント向けの

「Discovery America」というプログラムに参加してきた。

(もちろんタダです!)


これは、

いろんな国の人にアメリカの文化を学ぶ機会を!

ということでやっているのだけど、その1回目(全4回)が

Tex-Mex Tortilla Design Training Session」!

1回目から純アメリカではなくTex-Mex!

ここでまた「へぇ~」ってな感じ。


具体的に何をしたかというと、

意外と簡単! トルティーヤの作り方」を皆で実習した。


トルティーヤというのは、タコスなんかをくるむアレです。

日本のはドライのものが多い(スーパーなんかに売っているやつ)けど

こっちでは100%ソフトなもの。

そのトルティーヤのとうもろこしバージョンと小麦粉バージョン、

両方作ってきました!


とうもろこしは「コーントルティーヤの粉」にお湯を入れて

団子状に丸くこねてトルティーヤメーカーで薄く延ばすだけ

トルティーヤメーカーさえあれば実に簡単!


一方、小麦粉バージョンはショートニングとお湯を入れて

団子状に丸くこねる、までの道のりは同じ。

そこからは餃子の皮を作るがごとく、のし棒で丸くしていくのだが・・・

これが結構難しい。


この作業、一番上手かったのがネパールから来たDくん。

曰く「ロティの作り方と一緒だから」。

なるほどー。インドでよく食べたロティと似てますな。


そして、この小麦粉バージョンは

焼いたときに上手下手がわかるらしい。

生地の中に空気が入ってプックリ膨れるのが上級者の証で

それができれば「義母に愛される」ようになるらしい。


両面こんがり焼いたところにトロけるチーズをたっぷりかけて

Quesadilla」の出来上がり!



「Quesadilla」は

Queso(スペイン語のチーズ)とTrutilla(トルティーヤ)を足した言葉。

焼きたてはムイビエーン(旨い)!

サルサソースやサワークリームをつけると一層美味。

うーん。これでタコス作ったらおいしいだろうなぁ。


次回のプログラムは「Party Games」。

うーん。こっちは純米風・・・



今年も映画賞シーズンがやってきた!

先日ゴールデングローブ(GG)賞が発表され、オスカーもノミネートが発表された。


ノミネートの詳細はこちらへ。


http://www.oscar.com/nominees/?pn=list


GGでは、レオくんは2つの映画で主演にノミネートされたが、

やはり落選。どちらか1つでないと票が割れるものね。

「ディパーテッド」での彼はとてもがんばっていたので残念。

オスカーは「BLOOD DIAMOND」1つに絞ってノミネート。

これは未見だけど、予告はかなり面白そうだったなー。

オスカー初受賞なるか? レオくん。

(私としては「ギルバート・グレイプ」での助演であげてほしかった・・・)


「ディパーテッド」では監督マーティン・スコセッシもノミネートされた。

こちらはGGは受賞したのだが・・・

スコセッシは実はオスカーをまだ受賞したことがない。

語り継がれる名作「タクシードライバー」でも

「レイジング・ブル」でも「グッドフェローズ」でも受賞してない!


今度こそとれるだろうか・・・

ただ、正直言って上に挙げた3作より

「ディパーテッド」が優れているかと言えばそうではない。

でも、もうそろそろあげてもいいと思うんですが。

7度目の正直で・・・

そういうあげ方であれば、とれる可能性は大!


強敵は「硫黄島からの手紙」のイーストウッドと

(でも、もう2回もとってるからいいよね。一昨年もそうだし・・・)

「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャニトゥか。


ああ、ただしそういうことがあったら、

主演男優賞はピーター・オトゥールということもあるな。

なにせ「アラビアのロレンス」以来幾度もノミネートされているのに

意外にもまだ未受賞ということだし・・・もう年だし・・・

レオ、無理かな・・・


しかし、個人的に主演男優賞をとっていただきたいのは

「THE LAST KING OF SCOTLAND」のフォレスト・ウィティカー

理由はただ1つ。この人、好きなんだよなー。


(ちなみに、レオ&スコセッシ組は「アビエイター」でも

主演&監督にノミネートされて2人仲良く落選した仲間)





しかし、今回の一番の注目は助演女優賞にノミネートされた



菊地凛子さん!!!

日本人としてはぜひ獲っていただきたい!


うちのテレビでオスカー授賞式は見れるのだろうか・・・

見れなかったらショック!


寒い・・・


「寒い日なんて1年に3日くらいだよ!」


そう言ったオースティン在住4年の人の言葉を信じていたのに。

信じていたのに・・・


11月の終わりから寒くなってきて、

12月の中ごろに「もうだいぶ寒い日が続いています」と

恨みがましく言った私に彼はこう言った。


「1月になったら春みたいなもんだよ」


ウソつきー!!!


寒いよ!

先週は「冬の嵐」がやってきて、なんと学校までお休み。

といっても・・・最低気温-2度。最高が1度くらい。

なんで休みになるかというと・・・


フリージングレイン が町を襲うから。


フリージングレインというのは

地上の温度が低いのに、上空の気温が暖かいときに起きるもので、

雨が地上の何かに触れた途端に凍りつく現象だ。


その結果・・・



つらら見たの久しぶり・・・

子どものころはよくなめてたなー。

あんなに汚いものなめててもお腹こわさないんだから、

人間って意外と丈夫・・・

氷でコーティングされた葉っぱたち。

でも、今も元気に生きているので、植物もやっぱり丈夫。



芝生にキラキラ光る氷・・・かなーり美しい。

これを踏むとガリガリいい音がして、それも楽しい。

まあ、家の周りくらいだと「ちょっと楽しい」ような気分ではあるのだが、

道路となるとそうはいかない。


当然、道路はツルツル。

それはもう雪のツルツルよりもっとすごいワケで。

当たり一帯がスケートリンクみたいになっているワケで。


テレビでは「この嵐を甘く見るな!」なーんて出てたし、

基本的に「外出するな」というスタンス。なので、学校も休み。

会社も休みのところが多かった模様。


そして1週間後・・・つまり今日だが、

まだ寒い。十分寒い。


1月になっても冬真っ盛りです。


しかし、この寒さは確かに異例のことのようで、

なんだかカリフォルニアも寒いらしい。
で、寒いはずのニューヨークなんかは暖かいらしいけど。


まさしく異常気象。


あああ。いつになったら暖かくなるのやら。