● 不登校になって、猫背になったり、だるい、日光が眩しいと言っているお子さんの体内で起こっていること
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
お子さんが不登校やひきこもりになって、
不登校初期は精神的に不安定で、対応に苦慮することがも多いと思いますが、
親御さんがお子さんの不登校を受け入れると、
徐々に精神的に安定してきたり、前向きな発言が出てきたりします。
ですが、お子さんの様子を見ると、
不登校以前より、ダルそうにしていたり、面倒くさがりになっていたりして、
出かけるのが億劫になっていることも多いのではないでしょうか。
わが家の息子も、ダルい、面倒くさいが口癖になっていて、
小学校で再登校した時には、クラスメイトに何で早退するの?
と聞かれて、ついこの口癖で答えてしまい、
担任の先生からも、他の生徒さんとの兼ね合いで、
困った顔をされたこともありましたが、
ただの怠けぐせとも捉えられがちで、
親御さんでもなかなか理解するのは難しいのかな…
と思います。
私自身、大学受験の浪人中は、勉強だけでなく、様々なストレスがかかり、
その頃は、内臓を抱えているのもしんどくて、
かなりの猫背になっていました。
不登校やひきこもり、精神的に辛い状況のお子さんに会うと、
猫背だったりダルそうにしているのを見かけることが結構あります。
最近、身体と心と栄養の関係について、本などで色々調べているのですが、
エネルギーの生産工場である細胞内のミトコンドリアが
ストレスや栄養素不足などで、TCA回路が上手く回らず
エネルギーが作れないと、
筋肉のエネルギー不足で、身体を支えることができずに
猫背になってしまうと書かれていて、
とても納得しました。
息子もしばらく前まで猫背で、主人に姿勢を正すように言われていたこともあったのですが、
いくら頑張って姿勢を良くしようとしても、
エネルギー不足では、姿勢を維持することは難しいのですね。
不登校やひきこもりのお子さんが、太陽の光が眩しい
と言ってくることがあると思うのですが、
しばらく外に出ていなかったり、昼間起きていないから、
太陽の光に慣れていなくて、眩しいのかな…
くらいにしか思っていませんでしたが、
こちらも、眼の虹彩の平滑筋のエネルギー不足で、
光の刺激に対して、上手く調節できずに眩しくなってしまうとのことでした。
やはり、こちらも慢性的なストレスをきっかけに、栄養素不足になると、
自律神経が乱れたり、ミトコンドリアがエネルギーを作れなくなってきて、
このような症状が出てきてしまいます。
食事に気をつけたり、必要な栄養素をサプリで補充することも大切ですが、
ストレスの根本が解消されないと、なかなか改善は難しくなります。
お子さんが栄養素不足の心身の不調を訴えている場合、
同じ習慣、食生活をしている親御さんも同じような傾向があります。
まずは、親御さんから見直してみるといいかもしれませんね。
【関連記事】
不登校になって家で休んでも、なかなか気力が出ないのは副腎疲労かもしれません
起立性調節障害や昼夜逆転、過敏性腸症候群などの慢性の体調不良と長期化する不登校との関係とは②
不登校にありがちなHSPや神経過敏などの特徴が、食事で緩和されるとしたら…
お家生活をしているお子さんは、普段どんなものを食べていますか?
応援ありがとうございました^^