中高年のひきこもり5080問題と聞いて不安になった時にできること | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 中高年のひきこもり5080問題と聞いて不安になった時にできること

 

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

 

 

このところ、中高年のひきこもりと言われる人達に関連した事件が続いていますね。

 

 

事件で犠牲になられた方の、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

私のところでも、

 

不登校のわが子が中高年になるまでひきこもっていたら心配だ…

 

 

わが子を信頼できないわけではないけど、5080問題と聞くと、とても不安になる…

 

というお話をお聞きします。

 

 

 

川崎の連続殺傷事件、元エリート官僚の父親による刺殺事件も、

 

報道で知る限りですが、

 

事件の背景に、親子関係が悪いことと、

 

親が子どもに対して強い不安を抱えているということが、共通して言えます。

 

 

川崎の事件の場合は、容疑者は伯父と伯母と暮らしていたそうですが、

 

事件を起こすまで、顔を合わせることもほとんどなかったそうです。

 

 

お風呂やトイレもルールを決めて、顔を合わせないようにしていたといいます。

 

 

そんな中、伯母がひきこもりを心配する内容の手紙を、

 

容疑者の部屋の前に置いたそうです。

 

 

>>詳しくはこちら

 

 

 

元エリート官僚の事件も、事件の犠牲となった長男の家庭内暴力が日常的にあり、

 

長男のSNSには、大切にしていたプラモデルを、勉強しないという理由で

 

母親に壊されたという不満などを書いていたそうです。

 

 

そんな中、一人暮らしをしていた長男が、実家に戻り、

 

長男の言動に強い不安を感じた父親が、凶行に及んでしまいます。

 

 

>>詳しくはこちら

 

 

 

 

40代・50代ひきこもり家庭支援組織「市民の会 エスポワール京都」を主宰する

 

山田孝明氏は、以下のように言われています。

 

 

~~~~~~~~~

 

8050問題では、これまでの経験から言って、もはや手遅れの場合が少なくありません。

 

50歳になるまでひきこもった人は、もう症状が固まってしまって、会話をすることさえも難しいのです。

 

80代の親は自分を苦しめる子に対して恨みを抱いているし、

 

子の方は自分がこうなったのは親のせいと思っています。

 

だから親子は一緒に暮らしていても口も利かないで疎遠になっているのです。

 

~~~~~~~~~

 

 

親子が分かり合えないことから起こる、

 

このような悲劇にならないためには、どうしたらいいのでしょうか?

 


20年以上にわたり引きこもり問題を取材している

 

ジャーナリストの池上正樹さんが4つの「NG対応」があると言われていますので、

 

記事の一部を紹介させてもらいますね。

 

 

>>全文はこちらから

 

 

~~~~~~~~~

 

<家族がしてはいけない4つのNG対応>池上氏によると…

(1)引きこもりという自覚のない人に「引きこもり」と言う


(2)自覚のある人に引きこもっていることを悪く言う


(3)「働け」と言う


(4)成果を求める
→価値観の強要はしてはいけない。

 

 

 = 中略 =

 

 

それでは、家族はどうするべきなのか?

 

当事者が変わるのではなく、まず家族が変われ、というのが池上さんの考え方です。

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

働かない、学校に行って勉強していない = 成果や結果を出していないことはダメ

 

という価値観が強く親側にあると、

 

働いていない、学校に行ってないという子どもを不安に感じて、

 

問題視したり、悪く言ってしまう、

 

成果や結果を出すこと=良いこと、当たり前のこと

 

として、子どもに押し付けてしまう

 

ということになってしまいがちです。

 

 

親御さんが、NG対応をしないように、頭(顕在意識)ではしていても、

 

無意識レベル(潜在意識)で、子どもに対して不安に思っていたり、否定する思いがあると、

 

普段の些細な言動から伝わってしまいます。

 

 

そして、不登校やひきこもりになる人は、自分を否定されることに敏感な人が多いので、

 

そのような親の意識をキャッチしてしまいます。

 

 

こちらのブログは不登校・ひきこもりについて、書いていて、

 

小・中・高校生の不登校について主に書かれていますが、

 

カウンセリングや講座を受けられる方のお子さんは、

 

大学生や大人の方もいらっしゃいます。

 

 

40代、50代のひきこもりは、子どもの不登校とひきこもりとは、

 

一見別問題のように見えますが、根本的には同じ問題で、

 

子どもが大人になっても、お互いがマイナスの意識でコントロールし合っていて、

 

それぞれが自分の人生を歩いていない状態です。

 

 

 

わが子が、不登校やひきこもりになるのは、何のためにやっているか?

 

というと、親や世間の価値観に流されるのではなく、

 

自分の価値観を取り戻すために、

 

親や世間の価値観とは反する、一見問題とも取れる行動をしているのですね。

 

 

なので、親御さんや家族としてできることは、

 

子どもが自分の価値観で人生を選択できるように、

 

親御さんのこれまでの価値観を子どもに押し付けないように、

 

自分の価値観や制限、思い込みを緩めることなのですね。

 

 

 

わが子が大人になるまで、ひきこもり問題を長引かせたくない

 

大人のひきこもりでも、UMIは効果があるのか気になる

 

という方、

 

 

6/16(日)20時~、17(月)20時~UMI、不登校・ひきこもりZoomで無料質問会

 

 

 

 

で無料で質問できる絶好のチャンスなので、

 

ぜひ質問してみてくださいね^^

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

 

 

不登校にならなくても、就活で挫折してひきこもってしまった時には…

 

 

 

就活をあきらめてお家生活だった息子が働いています

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村

 

応援ありがとうございました^^

 

 

 

長南華香さんから聞く、不登校・発達障害のわが子が教えてくれるメッセージとは

 

6/29(土) 11時~15時(予定)

大阪市 オックスフォードクラブ

 

遠方で会場に来れない方にもお話を聞いていただけるように、

zoom参加もできるようにしました。

 

 

 

【UMI10期マスターコース 募集中!】

 

★UMIマスターコース10期、基礎講座日程決定しました!

 

【大阪】 7/6(土)

國本ひろみ 山本八栄子 サラサまみ 安藤しずき

 

【東京】7/7(日)

かせゆき 野田祐佳里 倉橋あづさ

 

全会場ともに、10:30~16:30の開催です。

 

【ZOOMでの自宅受講】

7月6日(土)10:30~16:30 大阪会場からのライブzoom
7月7日(日)午前
7月8日(月)午前
7月9日(火)午後
7月10日(水)夜間
7月11日(木)午前


全日程とも、午前は9:30~13:00、午後は13:00~16:30、夜間は20:00~23:30です。

 

7/6(月)は、大阪の基礎講座の会場からLIVE配信で受講できます!

 

※Zoom基礎講座の時間が合わない方は個別対応します。

 

 

■カウンセリングメニューのご案内■