子どもの声なき声 “不登校” 44万人の衝撃を観て感じたこと | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 子どもの声なき声 “不登校” 44万人の衝撃を観て感じたこと

 

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

 

 

5/30にNHK総合で、

 

シリーズ 子どもの“声なき声”  第2回  “不登校” 44万人の衝撃

 

という番組がやっていました。

 

 

私が気づいたのは、今朝だったので、録画が消えないうちに

 

すぐに観ました。

 

 

見逃してしまったけど観たいという方は、こちらからどうぞ^^

 

 

 

全国の中学生で、不登校と定義されている状態の子ども達は、約11万人、

 

別室登校や、遅刻、早退など、学校に適応しづらい状態の子ども達は、約33万人、

 

そのような隠れ不登校と言われる状態の子ども達を含めると、

 

合計44万人、8人に1人の子どもが、

 

学校に行くことに抵抗感や葛藤を抱えている状態

 

と考えると、不登校は限られた人の悩みではなくなってきていると感じます。

 

 

番組内では、広島県での新しい取り組みの

 

保健室や相談室登校とは違い、教室に戻ることを目的としない学校内フリースクール

 

での先生と生徒の関わりや、

 

広島県の教育委員会メンバーが、オランダにイエナプランを実施している学校を視察に行き、

 

日本でこのようなやり方をどのように取り入れるかを議論している動画を見ながら、

 

スタジオで専門家を含めた出演者が議論していました。

 

 

※イエナプランとは、ドイツで生まれ、オランダで普及しているオルナタティブ教育です。

 

全員が同じ決められたカリキュラムをこなすのではなく、

 

自分で考え、選択することを重視しています。

 

>>詳しくはこちら

 

 

別のスタジオでは、不登校経験のあるタレントや不登校新聞の記者の方などが、

 

LINEで不登校経験者の子ども達と意見を交換していました。

 

 

 

 

取材した広島県の中学校では、掃除中に私語をつつしみ、

 

清掃のみに神経を集中させ、心を込めて清掃する洗心無言清掃が行われていました。

 

 

掃除終了後に先生から、私語があったことを注意されている場面があり、

 

それを見た後の不登校経験者のLINEでは、

 

学校の辛い思い出がよみがえってきて、苦しくなった

 

というコメントもありました。

 

 

その後も不登校経験者のLINEでは、

 

みんなと同じことを強制されることの意味が分からない

 

軍隊みたいでイヤだ

 

みんなと同じようにしないと、白い目で見られることが辛い

 

というようなコメントが目につきました。

 

 

私が感じたのは、洗心無言清掃のような取り組みが悪いのではなく、

 

それを強制されて、NOと言えない環境や雰囲気

 

自分で選択できないこと

 

全員共通のルール化していることが、

 

学校教育になじめない子どもを作ってしまい、その数が増え続け、

 

明治から150年間続いてきた学校教育の限界に来ているのかなと思います。

 

 

私達が昭和の時代に子どもだった頃は、イヤなことも我慢するのが当たり前でしたが、

 

自由な個性と調和がテーマになっている、今の子ども達には

 

ただ我慢することを押し付けるだけでは、

 

この問題の解決は難しいように思います。

 

 

そして不登校になるような、新しい時代のエネルギーに敏感な子ども達にとって、

 

みんなと同じようにできないと、しないと、落ちこぼれ、変り者として見られがちな学校は、

 

自分を否定しがちな要素が多く、辛い経験をしがちな場所になっています。

 

 

そこで、注目されてきたイエナプランですが、

 

視察してきたメンバーの中でも、

 

授業中にバランスボールに乗りながら、ガムを噛んでいるような状態や、

 

自分の好きな音楽をかけながら絵を描いている状態でも、

 

授業を受けていると言えるのか?

 

という意見に、

 

今までの教育が合っている子もいるし、合わない子もいるから、選択肢が多い方がいい。

 

という議論をしているのが、とても印象的でした。

 

 

それを見ていた不登校経験者のLINEでは、

 

真剣に考えてくれている大人たちが居て、うれしい

 

とコメントがありました。

 

 

学校というシステムが時代に合わせて変化することも必要ですが、

 

規律重視だったり、みんなで一緒に同じことをやることが良いとされている価値観から、

 

学校関係者の多くの方が変わるには、時間がかかるのかな…

 

という印象を受けました。

 

 

今、目の前に不登校のわが子が苦しんでいる、困っている

 

という状態の親御さんが今できることは、

 

不登校の子ども達を追い詰めがちな

 

みんなと同じようにできないと、落ちこぼれ、変り者と思われてしまう

 

という焦りや不安から解放されることなのかなともいます。

 

 

言葉で言うのは簡単ですが、この課題はかなり難易度が高いように思います。

 

 

なぜなら、過去の私も含めて、親御さんは

 

みんなと同じようにできないと、落ちこぼれ、変り者と思われてしまう

 

という不安を感じながら、

 

人並み以上にできないことで、傷つきながら

 

そうならないようにと、必死に頑張ってきたからなのですね。

 

 

不登校の親御さんは、必死に頑張って、その不安や心の傷を

 

感じないようにしていた方が多く、

 

自分の中にある、この不安や心の傷の存在に気づいていない方が、

 

とても多くいらっしゃいます。

 

 

そして、新しい時代の敏感な子ども達が、不登校になることで、

 

親御さんにその不安や心の傷の存在に気づかせ、

 

そろそろ、その不安や心の傷を解放しようと、メッセージを送っています。

 

 

 

とは言っても、

 

自分にはそのような不安や心の傷は思い当たらないけど、

 

子どもが不安感が強かったり、傷つきやすい理由が分からない

 

 

子どもに対して不安になるけど、どうしたらいいのか分からない

 

という方、

 

6/16(日)20時~、17(月)20時~UMI、不登校・ひきこもりZoomで無料質問会

 

 

で無料で質問できる絶好のチャンスなので、

 

ぜひ質問してみてくださいね^^

 

 

解決の糸口が見えてくると思いますよ^^

 

 

 

 

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6/29(土) 11時~15時(予定)

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遠方で会場に来れない方にもお話を聞いていただけるように、

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【大阪】 7/6(土)

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【東京】7/7(日)

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全会場ともに、10:30~16:30の開催です。

 

【ZOOMでの自宅受講】

7月6日(土)10:30~16:30 大阪会場からのライブzoom
7月7日(日)午前
7月8日(月)午前
7月9日(火)午後
7月10日(水)夜間
7月11日(木)午前


全日程とも、午前は9:30~13:00、午後は13:00~16:30、夜間は20:00~23:30です。

 

7/6(月)は、大阪の基礎講座の会場からLIVE配信で受講できます!

 

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