● 不登校のお子さんにとってオンラインゲームが、名セラピストや名カウンセラーだったとしたら
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
お子さんが登校しぶりをしたり、不登校になると、
まずは、不登校カウンセリングに連れて行こうとか、
勉強が遅れないように、フリースクールに行かせなくちゃと思ったりしませんか?
私もUMIを受講するまでは、そのように思っていました。
それは親の不安の解消には役立つかもしれませんが、
子どもの立場からはどのように受け止められているのでしょうか?
息子に、登校しぶりをしていたり不登校初期に行った
不登校カウンセリングについて、どう思っていたのか
先ほど聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
カウンセリングに行くと、ご褒美に課金カードを買ってくれたから、
それに釣られて言っていたけど、
特にそのカウンセリングを受けて、気持ちが楽になったとかはないな…
わが家の場合は、息子が小学生だったこともあって、相談したいという感じではなかったのかなと思います。
やはり、親の心配や不安が楽になるためのカウンセリングだったようですね。
では、お子さんの心のケアはどうしたらいいのでしょうか?
私達大人も、自分と同じ境遇だったり、同じような経験をしている人だと、
安心して自分の悩みを打ち明けることができたり、
共感してもらえたり、自分だけじゃないんだ…と思えると、
安心できると思うのですが、
不登校の子ども達も、同じなのですね。
1年以上前に、わが家の息子が不登校を振り返って、
卒業文集に書いた作文をもとに
当時の状況を後からヒアリングしました。
そこからヒントが見つかりましたので、一部載せますね。
こんな風にオンラインゲームの中で、ホッとできる場を見つけていたのですね。
当時の息子がやっていたゲームはモンハンクロスで、
集会所のテーブルにメンバー4人で座ったままで、
狩りにも行かず、ずっとチャットをしていたそうです。
この頃は、何も考える気力がなかった。
と息子は振り返っていました。
これを別の視点から見ると、当時の息子が
不登校や自分の将来についてあれこれ考えていたら、
心が耐えられない、心が壊れてしまうということだったと思います。
ゲームに集中することで、現実を直視しないで済む
現実逃避することで、最悪の事態を回避できる
そんな感じだと思います。
ですが、ゲームに対して、ゲーム依存などネガティブなイメージが親御さんにあると、
やめさせようと必死になってしまいます。
すると、お子さんがゲームを取り上げられ、
現実を直視せざるを得ない状況になる恐怖から、
反抗したり、手を挙げることにことになりがちです。
今となっては、ゲームも息子の心を守るためには、必要なものだったと思います。
学校に行かずに、ゲームをやり続けているお子さんに、
イライラ、ザワザワし続けているなら、
それは親御さんにとって必要なメッセージが含まれています。
ゲームをやり続けるお子さんに対して、心配することが悪いことではなく、
そこから親御さん自身にとって、その時に必要なメッセージを受け取れることで、
柔軟に子育てができるようになって、
親御さんもお子さんもラクに自分らしく生きることができる秘訣なのかな…と思います。
結果的に、不登校問題でエネルギーを奪われることも解消するという感じですね。
4/27の長南華香さんの「不登校・ひきこもり、発達障害のわが子が教えてくれるメッセージとは」
に参加していただくと、ガチガチだった親御さんの心が緩んで、
今起こっている問題と感じることから、
メッセージを受け取りやすくなって、
お子さんに対して問題と感じることや、お子さんとの関係がラクになりますよ^^
年齢や不登校や発達障害などは関係なく、
皆さんにとって必要なヒントが得られると思いますので、
是非いらしてくださいね^^
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応援ありがとうございました^^
長南華香さんから聞く、不登校などの問題行動を通じて、わが子が教えてくれるメッセージとは
4/27(土) 11時~15時(予定)
神奈川県 海老名市 カフェ くろすぽいんと
6/29(土) 11時~15時(予定)
大阪市 オックスフォードクラブ
遠方で会場に来れない方にもお話を聞いていただけるように、
zoom参加もできるようにしました。