お子さんの家庭内暴力が収まるのに必要なのは○○です | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● お子さんの家庭内暴力が収まるのに必要なのは○○です

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

お子さんが登校しぶりや不登校、ひきこもりになると、

 

情緒不安定になることが多いかと思います。

 

 

情緒不安定になると、イライラをまき散らしたり、暴言を吐いたり、

 

物に八つ当たりするということも多くなりますよね。

 

 

カウンセリングや講座を受講されたお母さん方から、

 

ゲームでイライラして、ゲーム機のコントローラーを投げつけたり、

 

壁やドア、机などを殴っている、

 

そんな音を聞いていると、ザワザワして、不安でたまらない

 

というお話を聞きます。

 

 

不登校新聞を読んでいると、

 

「息子の家庭内暴力を止めたい」まず親がすべきことは

 

という記事を見つけました。

 

 

通信制高校に入学したけど、思うように登校できない日々が続いていて、

 

そんななか、数カ月前から息子が家のなかで暴れるようになった親御さんの質問に、

 

精神科医の高岡健先生が回答されています。

 

 

とても参考になる部分がありましたので、

 

一部紹介させていただきますね。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

物への暴力から人への暴力へ飛躍するまでには、通常かなりの年月を要します。

 

つまり、物への暴力にとどまっている期間は、それなりに長いですから、その期間のうちに、周囲の大人はしっかりと考えを練り直すことができるのです。

 

考えを練り直すとは、暴力対策のノウハウを学習することではありません。
 

暴力を消そう(「ご近所さんの眼」に配慮して暴力をやめさせよう)とするのではなく、「何が不満」なのかを、大人が想像することです。

 

ほとんどの場合、子どもが「不満」に思っているのは、自分自身の現状についてです。

 

たとえば、通信制高校になら行けるだろうと思っていたのに、そうではなかった自分についてです。

 

しかし、通信制高校になら行けるだろうという考えは、はたして自発的な考えだったのでしょうか。自発的に見えても、周囲の大人たちの考えに合わせていただけではないのでしょうか。

 

そこをまず大人たちが考え直すのが、考えの練り直しにほかなりません。

 

 = 中略 =

 

子どもも、大人の気持ちを先まわりして取りいれ、自分の行動を世間体に合わせようとしている場合が、少なくありません。

 

そういう自省だけが、子どもの自分自身に対する不満を緩和し、暴力を緩和させるのです。

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

不登校やひきこもりになるお子さんは、敏感なお子さんが多いので、

 

親や世間の価値観や期待を感じ取りやすく、

 

その期待に応えられない自分に、不満や失望感を感じて、

 

やり場のない怒りを、物に当たるということで発散させているのですね。

 

 

ですが、親御さんがお子さんの荒れている様子を見て、強い不安を感じると、

 

このようなやり場のないお子さんの気持ちを理解したり、

 

共感するのは難しくなります。

 

 

 

私も息子の不登校初期の頃、車でカウンセリングに一緒に行った後に、

 

息子にプラモデルを見に行きたいと言われたことがありました。

 

 

駐車場の問題もあって車で行くのは難しいので、電車で行くと言うと、

 

行きたいけど面倒だということで、結局は車で帰ることになりました。

 

 

帰りの車の中で、後部座席に座った息子は、前の座席のシートを

 

延々と蹴り続けていました。

 

 

私もしばらくは我慢していましたが、

 

車が壊れるからやめてほしいと言うと、息子はさらに強く蹴り続けたのですね。

 

 

私の言ったことは正論で、息子のやり場のない気持ちは分かってもらえなかったと感じて、

 

さらにやり場のない気持ちを感じていたのですね。

 

 

 

わが子に共感しようと思っても、親御さん自身がイライラ、ザワザワしている場合は、

 

まず親御さん自身のイライラ、ザワザワしている気持ちの下に隠れている

 

本当の思いに気づいて共感してあげないと、

 

お子さんの気持ちに共感したり、私達のどんな価値観や期待に沿えずに苦しんでいるかに

 

気づくことが難しいです。

 

 

 

どこから手をつけていいか分からない方には、

 

カウンセリングでお話を伺いながらお手伝いさせていただいています。

 

 

 

 

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