松戸市小学校の不適切指導の報道に思うこと | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 松戸市小学校の不適切指導の報道に思うこと

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

このところ、虐待やいじめなどについてTVで報道されることが多いように思います。

 

 

千葉県の松戸市の小学校でも、先生の不適切な指導をきっかけに、

 

3年近く不登校になっているという報道があり、ニュースだけでなく、

 

今朝の情報番組でも取り上げられていました。

 

 

NHKニュースより、大まかな状況は以下になります。

 

 

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千葉県松戸市は、市内の小学校で教諭が児童のけんかを止めないなどの不適切な指導があり、一方の児童が3年近くたった今も不登校になっていると発表しました。

松戸市によりますと、3年前の平成28年5月、市内の小学校の4年生のクラスで、男子児童に腕をたたかれ、やり返そうとした児童に対し担任の女性教諭が「やり返していいです」と発言し、けんかを止めなかったということです。


さらに、教室にかけつけた教頭が、最初に腕をたたいた男子児童に対し、「殴り合いをするならこの学校から出ていけ」とどなったということです。


男子児童は、その1週間後から学校を休み、3年近くたった今も不登校が続いているということです。

 

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情報番組では、この問題が明るみになったきっかけの、

 

ボイスレコーダーで録音した音声と、

 

不登校になってしまったお子さんのお母さんがインタビューに答えていました。

 

 

ボイスレコーダーのやり取りを聞いていると、

 

担任の先生と教頭先生が、不登校になったお子さんのことを

 

すぐに手を出すトラブルメーカーと認識しているので、

 

喧嘩両成敗ではなく、

 

ちょっかいを出してきたお子さんよりも、不登校になったお子さんを指導しようとして

 

精神的に追い詰める結果になっているのかな…

 

と感じました。

 

 

学校でのイジメやトラブル対応は、ちょっとしたミスでも、

 

不登校などの長期的なダメージに繋がりやすいと思います。

 

 

このようなケンカやイジメが続いていると、お子さんも精神的負担が大きくなっていて、

 

影響力の大きい大人である先生が味方になってくれない出来事があると、

 

不登校の決定打、引き金を引いてしまうことになります。

 

 

録音した音声を聞いていると、暴力を振るうことが悪いということを、

 

あの手、この手で先生方がお子さんに分からせようと、

 

相手のお子さんに、やり返すように促して、痛みを分かるように仕向けたり、

 

日本の国の法律や何かを持ち出して、独自の理論で納得させようとしていますよね。

 

 

このように暴力が悪いという正論を振りかざしても、

 

クラスのトラブルやイジメなどの問題が解消するかと言えば、

 

残念ながらしませんよね。

 

 

間違っている!と言われて、誰も味方がいない学校や社会に失望したお子さんが

 

学校に来れなくなってしまったという結果が物語っています。

 

 

 

 

こんな時にどうすればよかったのでしょうか?

 

 

子ども達は、暴力が良くないことが分かっていても、

 

攻撃してくる相手から自分を守るために、

 

やりきれない思いやストレスを発散するために、

 

手が出てしまうのですね。

 

 

なので、どんな困りごとがあって、このような状態になってしまっているのか、

 

双方の言い分や気持ちを良く聞くことが大切です。

 

 

その上で、お互いに納得できる解決策を見つけることができれば、なおいいかと思います。

 

 

お家での兄弟ケンカの対処方法も、ジャッジしないで、

 

それぞれの言い分を良く聞くと良いと言いますが、

 

よく似ていますよね。

 

 

大人の方に、善悪に関する思い込みが強かったり、

 

子ども達の言い分を聞く、精神的な余裕がないと、

 

大人の価値観を押し付けて、解決しようとするという方法を

 

取ってしまいがちです。

 

 

これでは、子どもがスッキリするどころか、さらに納得のいかない

 

やり場のないモヤモヤを抱えて苦しくなってしまいます。

 

 

これが「しつけ」と称してやってしまっている

 

本人は正しいと思い込んでいる

 

大人の子どもに対する虐待やイジメの根本かな…と思います。

 

 

波長の法則(宇宙の法則)から考えると、

 

お家のお父さん、お母さんが、善悪に対する思い込みをゆるめて、

 

子どもの言い分や気持ちを聞いてあげられるようになると、

 

このような先生に遭遇する率は減ってきます。

 

 

 

担任の先生や周囲の親御さんなどとトラブルになりやすいけど、

 

どうしたらいいか分からない方には、

 

カウンセリングでお話を伺いながらお手伝いさせていただいています。

 

 

 

 

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